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二通りに使える登山用カメラバッグ「パーゴワークス フォーカス L」を買いました

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先月「いい感じの山用カメラバッグを見つけたけど買うのを我慢している」という記事を書いたのですが、結局ひと月と経たずに買ってしまいました…。PaagoWorks(パーゴワークス)というアウトドアブランドから出ているトレッキング用のカメラバッグ「フォーカスL(CB01 BK)」というモデルです。

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まだ山登りには使ってないのですが、ショルダーストラップを付けたショルダーカメラバッグとしては先日の軽井沢旅行では使っておりました。山行使用でのレポはまた改めてする予定ですが、まずは製品について見ていきましょう。

追記:パーゴワークス フォーカスがリニューアルしたので、再度購入しレビューを行っています。(2017.7)

パーゴワークス/フォーカス Lの外観・仕様

ショルダーストラップを装着した、カメラバッグ状態。カメラが入ってない状態ではこのように薄っぺらくなります。これはショルダーバッグとして使用する際も邪魔にならずに便利でした。
奥さんにはカラーリングがエヴァ初号機とか言われてしまった…。
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内側には前後2枚の大きな板状の保護材が入ってます。表にベロンと出すとこのように。ちなみにこの保護材は取り外すこともできます(若干、収納サイズが広がるかも?)。右手前の半円状のパーツは、バッグの底になる保護材です。
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保護材を内側に戻して上からのぞき込むとこんな感じ。先ほどの半円パーツが底に見えます。
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裏側にはメッシュのポケット。蛍光イエローの布はレインカバーです。表面の素材感(PVCコーティングナイロン)を見る限り、小雨程度ならレインカバーなしでも行けそうです(油断は禁物ですが)。

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続いて本体の収納スペースを見ていきましょう。上部には大きめのポケット。2つ折の財布ぐらいなら入ります。ファスナーもゴムでコートされていて、防水性は高そう(でもレインカバーが別にあるので、完全な防水ではないのでしょう)。
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正面のポケットは両脇にファスナーが付いていて大きく開きます。更に小さな仕切ポケットが2つ。交換電池やSDカードなど小物を入れておくのに良さそうです。
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両サイドにはメッシュのポケット。行動食の包み紙や、鼻をかんだティッシュでも入れときましょうかね…(笑)
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一眼カメラを入れてみる(OLYMPUS OM-D E-M1+HLD-7)

E-M1にバッテリーグリップ(HLD-7)を付けた状態ですっぽり入ります。さすがにこのサイズとなると出し入れはスムーズとは言えませんが、グリップを付けていなければ余裕です。また、APS-Cの中型一眼レフ位までなら問題なく入るかと思います(公式サイトによるとニコンD7000、キヤノン60Dクラスにも対応としているようです)。
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E-M1を入れて前蓋を閉めた状態。厚みはそこそこになります。レンズはM.ZD12-40mm PROを付けた状態で前蓋のベルトの余裕はこの程度。もう少し大きなレンズでも(FTの標準レンズなども)行けそうですね。
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バッテリーグリップがあるので結構厚みが出ています。この状態で上のポケットに2つ折の財布も入りました。
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登山用の30Lバックパックに装着してみた

それではいよいよ、フォーカスLを登山用のザック(バックパック)に装着していきましょう。
まずは、フォーカス付属のショルダーストラップを取り外します。左右の接続パーツがオスメス形状で別になってます(これ、左右一緒じゃダメなのかしら…?)。

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付属のレインカバーとザックへの取付ベルト(×2個)。やはり接続パーツの形状が別です。
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この接続パーツをザックのショルダーベルトの長さ調整パーツに装着します。パーツのオスメスがあるので、左右で取り付けるパーツを間違えないように。
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そしてバッグ本体をザックに「パッチン」と装着。
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ということでザックを背負ってみました。今までに比べてカメラの位置が1段階低くなりました。胸元というよりはお腹の前あたり。
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こんな感じで収まっている状態からカメラを取り出します。
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胸あたりの高さから取り出していたときに比べてスムーズな気がします。圧迫感も少ないですね。
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バッグの裏側にはザックのウエストベルトを通す穴が空いています。ベルトを通すことで、ぶら下げてるだけの状態よりもバッグが安定します。
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あとは、実際に山登りに使ったときの使用感ですね。歩きやすさや視界への影響、特に下りの際の足下や腰回りへの干渉なども確認してご報告できればと思います。

* *

追記:その後、フォーカスLは廃盤となってしまいましたが、後継モデルの「スイングL」に別売りのインナーバッグを組み合わせることで、フォーカス同様のトップローダーカメラバッグとして使用可能です。また、限定生産モデルとして本体生地に丈夫なX-PACを使用したイエローの「SWING XP(スイングXP)」が発売されています。

追記:ディスコンになっていたフォーカスが新モデルで復活

「フォーカス」がリニューアルされて復活しました(型番は「CB03」)。初代のフォーカスLよりも一回り大きくなり、より大きなサイズのカメラにも対応したようです(メーカーの説明によると70D+標準ズームが目安とのこと)。

新型のフォーカス(CB03)を購入しました。旧フォーカスLを踏襲しつつも、本体の防水性が高められるなど、旧フォーカスLからは色々と改良されているトレッキング用カメラバッグです。(2017.7)
登山にベストなカメラバッグ「パーゴワークス フォーカス」を徹底レビュー! 新旧フォーカスの比較も - I AM A DOG
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他にもあるパーゴワークスのパスファインダー

ちなみに、「フォーカス」Lにも採用されている取付ベルト(アタッチメント)を介してザックにぶら下げる仕様は、同メーカーの「パスファインダー」というシリーズがベースになっているようです。ザック取付のアタッチメントも別売で買えるようなので、複数のザックで使い回す際には、購入しておこうと思います。

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ちょっとした小物を胸元から取り出すには非常に便利そうですね。

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