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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

パーゴワークス BUDDY 33 2022年モデルの改良点を見て、買い替えを諦めることになった話

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冬山の日帰りから夏山のテント泊まで愛用している、PaaGo WORKS(パーゴワークス)のバックパックBUDDY 33(バディ33)。


私のBUDDY 33は2018年に登場した初代のモデル。そこまで山行数が多い訳ではありませんが、やはり4年使っているとメッシュポケットに穴が空いたり全体的にくたびれてきています。

まだまだ使えるけど全体的にくたびれ感……

ちなみに初代モデルはその後のモデルとは少し仕様が違っていて、ショルダーハーネスの下部のベルトが、ボディ側2点で固定されていたり(その後、通常のシンプルなベルトへに変更となりました)……

初代(左)のベルトと2世代目以降(右:写真はBUDDY 22ですが33も同様)

ジッパーが止水ジッパーになっていたり(BUDDY本体の生地が防水になっている訳ではないので、滑りの良さを重視して廃止されたようです)、サイドストラップのトグルボタンの形状が違ったりします(初代のトグルボタンは外れやすいので、現行パーツをバラで購入した方が良いかも……)。

まだ使うには問題なかったものの、後から出た(買い足したBUDDY 22と同じ)のとアーバングレーで色を揃えたくなり、今年の春頃から買い替えを検討していました。昨年発売分は既に完売していたので、今年の出荷を待っていたのですが先日待望の2022年モデルが出荷されました。

よし、買うぞと、Amazonでカートイン。
ポチる寸前、一応2022年モデルの変更点などを公式サイトで確認します。
BUDDY 33 (バディ33)| バックパック| PAAGOWORKS
どうやら2022年モデルからは「モスグリーン」がカラバリに加わったみたい。これはこれで気になるけど、普段着てるウェアの色はアースカラー系ではないし、アーバングレーの方が無難ぽいかな。

そして「細部のアップデート」を見ると、なんとショルダーハーネス(ストラップ)のデザインが大きく変更されています! 肩から胸に掛けて、今までの1.5倍?程度に幅が広がり、そこにメッシュポケットが付けられています。現行「FOCUS」「PATHFINDER」「SWITCH」を引っ掛けるためのリングも追加。

新たに付いたメッシュのポケットはスマートフォンやコンデジの収納に丁度良さそうで、もしかしたら細いボトルなども入るかもしれませんし、ハイカー的には嬉しい改良点かもしれません。

しかしながらザックのハーネスは、私にとってピークデザインのカメラホルスター「キャプチャー」の定位置。キャプチャーが取り付けられないハーネスだとカメラ携行を見直す必要があります。

BUDDY 22/33共にキャプチャーは必須

旧型のBUDDY 22/33でもストラップ幅的にはかなりギリギリでキャプチャーを取り付けていたので(65mm弱)、最新モデルは確実に装着不可能。
70mm幅までならSWFOTO CQC-02などの選択肢もありましたが(もう売ってないんですね)、キャプチャータイプのホルスターをこの幅に対応させるのは現実的ではないでしょう。

ちなみにキャプチャーを付けてない側のハーネスにはドリンクホルダーを付けていて、このドリンクホルダーはベルト幅が調整できるものの、メッシュポケットと機能が干渉してしまいます。

パーゴワークス的にはカメラの携行は同社の「FOCUS」や「SWITCH」があるので、敢えてショルダーハーネスの仕様を他社製品に合わせる必要がないのは当然のことで、機能性を追い求めての改良なのは理解できますが、キャプチャーの使用が前提の私個人にとっては残念な改良となってしまいました。

既に何度も記事にしてますがパーゴのFOCUSは過去モデルから既に4世代買っている程のファンですが、フォーカスとキャプチャーを併用して、カメラを収納・装着する場所を使い分けたり、2台のカメラを同時に携行するのが私のスタイル。

2022年モデルBUDDY 33の購入は見送ることにして、旧BUDDY 33をしばらくは大事に使うことにします。かなり気に入ってるバックパックなので、予備も欲しいぐらいなのですが、中古も含めて状態の良い旧モデルが手に入らないか探してみることにします。