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パナソニック LUMIX DC-GF10を購入、GM1に変わる小型軽量サブ機として

パナソニックのミラーレスカメラLUMIX GF10を購入しました。

小型軽量サブ機のLUMIX GM1をGF10へ

前回、こんな記事を書きましたが、この1年ほどサブ機として使っていたパナソニックのGM1について。唯一無二のコンパクトさは魅力ではあるものの、古い機種ということもあっていくつか不満が出てきました。

GMシリーズは2014年のGM5とGM1S(GM1のマイナーチェンジ版)を最後に後継機は出ていませんが、Gシリーズ初期から存在するGFシリーズ7代目のGF7から、GMのデザインやコンパクト路線を一部引き継いだような(?)モデルとなっています。GF9からはより軍艦部に凹凸の少ないデザインとっています。

デジタル一眼カメラ/ダブルレンズキット DMC-GF7W 商品概要 | ムービー/カメラ | Panasonic
DC-GF9|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

そして、GF10は2018年に発売されたGFシリーズの最新モデル。といっても既に発売から4年が経っていますが、未だに後継機の噂もありません。
DC-GF10/GF90 | Gシリーズ 一眼カメラ | 商品一覧 | デジタルカメラ LUMIX(ルミックス) | Panasonic

GM1を置き換えるカメラなので(GMはもちろん手元に残しますが)、GF7/GF9/GF10の中から代替機を検討しましたが、GF7は少々世代が古すぎ(2015年発売でUSB充電にも非対応)、GF9は程度の良い中古も見当たらないということで、結局GF10を購入することにしました。

エントリー機種ということで、ダブルレンズキットとダブルズームキットのみの販売でボディ単体のパッケージがないのですが、店舗が独自でキットをバラ売りしているものを手に入れました。

Panasonic LUMIX DC-GF10 / GF90

ということで、現在のLUMIXマイクロフォーサーズ最軽量ボディがGF10(販路の違いでGF90の型番もありますが、製品は同じものだそう)。世代的にはDC-GX7MK3が同期にあたるみたい。箱はダブルレンズキット(G VARIO 12-32mmとG 25mm F1.7 ASPH.が付属)だったので「DC-GF10W」が正しい型番となります。

ちなみに「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」と「LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」の2本のレンズは所有しているので、ダブルズームキット(DC-GF10WA)相当が手元にあることになります。

外観はご覧の通りGM1比で高さと厚みが少しずつ増しています。厚みに関してはGF1は反転させて自撮りも可能になる、チルト液晶が搭載されていることが大きそう。

搭載イメージセンサーは「16M Live MOS」。現在大半のマイクロフォーサーズボディが20Mセンサーになっているので、やや型遅れ感は否めませんがブログ用途が中心であれば十分過ぎる画素数でもあります。
1600万画素のセンサーはGMとどの程度世代が違うのかは不明ですが、大きく異なる点としてローパスフィルターレスになっていることが上げられます。



手軽に楽しめる一眼クオリティ | DC-GF10/GF90 | Gシリーズ 一眼カメラ | 商品一覧 | デジタルカメラ LUMIX(ルミックス) | Panasonic

少しでも解像感などが向上しているならば、嬉しいところです。

個人的に残念なポイントはメディアがmicro SDカードなことでしょうか。ひとまず連射や動画の予定はありませんし、手元にあるカードでまずは運用してみることにします(ドラレコ用で少し多めに在庫していたので)。

充電池はGM1と同じDMW-BLH7が使われています。予備バッテリーも持っていますし、USB充電に対応しているので(ただしmicro USB)、GM1よりはバッテリー回りは安心です。

とはいえ、撮影可能枚数はCIPA基準で210枚なので、決して電池持ちが良い訳でもありません。

LUMIX DC-GF10ファーストインプレッション

新品で手に入れたとはいえ、既に4年前の機種なので今更特筆することもないですが、GM1からの買い替えなので、GM1ユーザー的な視点で特徴をいくつか。

GM1には搭載されていたフォーカスモードの切り替えスイッチがなくなりましたが、元々全く使ってなかったので(むしろ買ってに動いて困るダイヤルでした)問題なし。モードダイヤルにGM1では2つあるカスタムモード(C1/C2)がGF10にはありません。この辺り、GMシリーズは決してエントリーモデルではなく、もろもろ削ぎ落としたマイクロフォーサーズ最小ボディという尖ったコンセプトだった差でしょうか。

重量差は204g(GM1)に対して240g(GF10)、たった37g差ですが20%増とも言えるので、持ち比べれば差はしっかりあります。ただしGF10も十分に小さくて軽い。

そして小さなグリップの存在が多いの他効いてます。これは前モデルのGF9にはなかったものですが、指先が引っ掛かるだけでGM1のようなグリップレスボディに比べるとかなり持ちやいです。

セルフィーを撮ることは殆どないと思いますが、チルト液晶は何かと出番がありそうです。モニターを下向きにチルトさせて、高い視点からの撮影に使えるとより便利ですが、GF10のチルトは跳ね上げ方向のみ。

セルフィー状態にチルトさせると、自動的に右肩(モニター側からだと左肩)のFn3ボタンがシャッターとして使えるようになります(半押しはなし)。デフォルトでは3秒セルフタイマーになっていました。



充実した自分撮り機能 | DC-GF10/GF90 | Gシリーズ 一眼カメラ | 商品一覧 | デジタルカメラ LUMIX(ルミックス) | Panasonic

三角環は外してPDアンカー付属のオーバル型リングでアンカーを取り付けましたが…… やはりこのリング、すぐ横向きになってしまってダメですね。貴重なV3アンカーを使うか、紐の細い互換品をまた買うか、エッジの綺麗な円形リングを探すか……。

サイズ感はまあ普通に小さいですがGM1に比べると高さがあるので、マイクロフォーサーズの小型レンズならばほぼバランスは良い感じ。中華単焦点レンズなどもいい感じですね。

薄型のLUMIX G 14mm/F2.5 IIやLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7あたりを組み合わせるとコンパクト高画質のスナップシュターとして活躍しそうですが、個人的には広角スナップはスマホでも良いかなと思っているので、やはりLUMIX G VARIO 35-100mmとの組み合わせが基本になりそう。

バランス的にはLEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.がギリ?

登山や旅行では広角側はOM-DやOM-1に任せて中望遠以上をGF10で押さえる予定。なんなら広角は今どきのスマートフォンでも結構いい感じに撮れますが(そういえばPixel 5aをポチってみました)、やはり望遠域はまだレンズ交換式カメラ(と望遠レンズ)に分があります。

OM-1をメインにした2台持ちシステムも2台で1.6kg弱に収まっていますし、GM1に感じていた画質や操作性の不満が少しでも改善される快適なシステムとなることを期待しています。
もちろんパーゴワークス フォーカスを使った2台携行にも引き続き対応してくれます。



LUMIX G VARIO 35-100mmとの組み合わせでGM1と比較

ということで、まずは私にとっての最もベーシックな用途である、LUMIX G VARIO 35-100mmを組み合わせた際の描写を今まで使っていたGM1と比較してみました。
GF10単独のレビューや作例などはまた改めてまとめる予定です。

ちなみにGF10はAdobe Camera Rawのカメラマッチングプロファイルがあるので、パナソニックのJPEGをシミュレートしたRAW現像ができます。当たり前のようですが、GM1もありませんでしたし、GFシリーズもGF7までは非対応だったようです。



Camera Raw がサポートするカメラ

GM1とGF10のホワイトバランスを数値で揃えると全く色味が異なるので(GM1はかなりマゼンタかぶり気味)、画面の中から同じポイント同じ場所を拾ってWBを合わせてます。

GM1+G VARIO 35-100mm/35mm F4.0
GF10+G VARIO 35-100mm/35mm F4.0

恐らく掲載サイズだとあまり差を感じないレベルだと思いますが、等倍まで確認するとGF10の方が若干ですが細部(電柱のネジ山など)の描写が良いことが分かります。
描写の差は35mm側も100mm側も殆ど同じでしょうか……。

GM1+G VARIO 35-100mm/100mm F5.6
GF10+G VARIO 35-100mm/100mm F5.6

個人的にはGM1はセンサーは古いだけあって描写がやや甘めなのかと思ってましたが、ローパスレスとなったGFと比較してもそこまで捨てたものではないのかと今更ながらに。

GM1+G VARIO 35-100mm/35mm F4.0
GF10+G VARIO 35-100mm/35mm F4.0
GM1+G VARIO 35-100mm/100mm F5.6
GF10+G VARIO 35-100mm/100mm F5.6

逆にGF10を使ったからといって、劇的にG VARIO 35-100mmの画質が良くなる訳でもないことが分かってしまいました。とはいえAFの安定感や操作性は明らかに良好になったので、GM1時代に多発してたピン甘写真(特に快晴時の山の遠景)が減ることを期待しています。

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