I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

破れたキーボードのケースを手縫いで補修。補修したバックパックのその後など

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10年ほど使っているキーボード(シンセサイザー)の「CLAVIA Nord Stage 2 SW73」、バンド練習やライブの際の運搬にはソフトケースを使っています。リュックのように背負える赤い楽器ケースは、リハスタやライブハウス周辺、都心エリアの電車などでもたまに見かけると思います。

このソフトケース(CLAVIA Nord Soft Case ST73/EL73)ですが、次回のスタジオの準備をしていたら派手に破れていることに気づきました。ショルダーハーネスの付け根付近(立てた際の下側)、角の2箇所が大きく破れていました。楽器の重量により力が集中する部分のようです。

普段あまりチェックしない場所なので、いつ頃からこうなっていたかは不明ですが、1ヶ月前に撮った写真を拡大したところ既に破れているようなので、その後数回のリハスタはこの状態で使っていたようです……。

このケース、買うと確か1万円近くするんだよなぁ…… と思って調べてみると、なんと2.5万円!
そんなに高い訳ないはず!? と2013年の購入履歴を探してみると、やはり当時は8480円で買っていたようです。物価高騰に円安の合せ技にしても10年で3倍はエグすぎる……。



ちなみに中身のNord Stage(73鍵盤)ですが、当時税込み32万円弱で買っていますが、それから数世代代替わりした現行モデルは60万円台後半。もう海外製のシンセサイザーなんて高くてとても買えません。修理もそろそろできないと思いますし、壊れたらどうしよう……。

さて、ソフトケースに2.5万円はいくらなんでも厳しいですし、直せる限りは直して使いたい。ということでセルフ補修を試みます。というか破れた箇所をひたすら手縫いしていくだけ。
まずは破れてけもけもにほつれている部分をカット。もしかしたら炙ったりはんだごて等で溶かした方が、糸のほつれ防止になってよかったかも…… と今頃になって思いましたが気づきませんでした。

以前バックパックを補修する際に使ったカーブ針を使って、縫い付けて行きます。赤い布の方は折り返して少しでも縫い付けた部分の強度が出るようにして……。

あまりきれいじゃないけど見た目なんて気にしません。どうせ誰にも見えない部分だし。

少々不格好ですがとりあえず片側終了。一度糸をカットしてから追加で両端を補強で縫っておきます。

2箇所め。2度目なので目が細かくなって少しマシになったかも。

ということで補修完了。とりあえずこれで当面はしのげるでしょう。力が掛かる部分なので再び破れてくる可能性もありますが、可能な限り直して使う予定。

ちなみに1年前にやはり手縫いで直したパーゴワークスのバックパック。その後、BUDDY 33はテント泊や雪山の荷物を含め数回、BUDDY 22は日常的に使っていますが糸が切れたりほつれてきた感じはありません、手縫いで補修した部分は生地を無理に引っ張っている部分もあり負担は掛かるかと思ってましたが、意外に持ってくれているようです。キーボードケースも同様に延命されることを祈ります。