小物類の整理に重宝しているパーゴワークス製スタッフバッグ「W-FACEシリーズ」、そして無印良品の「ダブルファスナーケース」を紹介します。
PaaGo WORKS「W-FACE」
以前からカメラバッグの「FOCUS」や「SWING」、バックパックの「BUDDY 22/33」「CARGO 40」などを愛用している国産アウトドアブランドPaaGo WORKS(パーゴワークス)。このパーゴが作る2気室タイプのスタッフバッグが面白そうだなと、昨年末ごろから使い始めて少しずつ買い足してきました。
Via: https://www.paagoworks.com/paagoproduct/w-face-2/
それが「W-FACE」というシリーズで、現在5サイズのスタッフバッグと3サイズのポーチの8アイテムが発売されています。全て2気室(2ルーム構造)になっていて、片側(黒い側)がメッシュになっているのが特徴。衣類などを分けて使ったり、汚れ物や湿ったアイテムをメッシュ側に分けるなどの使い方ができます。
グレーのナイロン側は水に強い素材が使われていて、外からちょっとシャワーを当てた程度では水が染みることはありません。ただし縫い目がシームシーリング処理されている訳ではなく、スタッフバッグの口は巾着状なので防水バッグでないことは注意してください。
私が使っているのはその中の「POACH 1」「STUFF BAG 0」「STUFF BAG 3」の3種類。
POACH 1は登山や旅行で使う、カメラ周りのクリーニンググッズや小物を整理するのに丁度いいサイズ。メーカーHPによると、ファーストエイドキット用途などを想定したサイズのようです。
このPOACHは両サイドに耳状のループが付いていて、細引き等を取り付けることでサコッシュとして使うことも想定しているようです。現場で即席サコッシュが作れるのはいいですね?
STUFF BAG 0は縦長でカトラリーケースやペグケースを想定しているようですが、私はコンタクトレンズやメガネ、歯磨きセット、目薬、耳栓などの日用品をまとめています。春のネパール&タイ旅行、エベレスト街道トレッキングでも、枕元に置いておきたい小物をこれでまとめていました。
STUFF BAG 3はレインウェア、アンダーウェア、クッカー収納を想定した3Lサイズ。これはちょっとした布類の整理に丁度いいので、何かと重宝しています。
スタッフバッグのラインはこれら以外にも、7Lや13Lといった大きなサイズも用意されていて、テントやシュラフ収納に、さらに13Lサイズはアタックザックとしても使えるナップザック形状になっています(少々紐が頼りない気もしますが……)。
それぞれのバッグの底には中身をチェックできるようなラベルが縫い付けられていて、これは自宅でスタッキングして保管した際に中身が分かるようにするものだそうですが…… 全て揃えたら面白そうですが、さすがにこれだけ揃えるとなるとちょっと大変かも。
via: https://www.paagoworks.com/paagoproduct/w-face-2/
……といった感じで、なかなか便利なW-FACEシリーズですが、実は同様の2気室ケースでもっとコスパの高いアイテムがあるのです!?
無印良品「ダブルファスナーケース」
それが無印良品が販売している「ダブルファスナーケース」。もう見たままのシンプルな長方形のポーチで、サイズはS/M/Lの3種類。写真はSサイズとMサイズになります。
「ダブルファスナーケース」という名前の通り、片方がメッシュになった2気室仕様となっています。使い方はそれはもう自由でジョギングや登山の際の財布にするもよし、ピルケース、洗面具、ガジェット類からカメラアクセサリの整理まで色々と考えられるでしょう。財布に入らないカード類や筆記用具をまとめて、外出時のバッグインバッグ的にも使うのもアリですね。
パーゴのW-FACEは「便利だけどいくつも揃えるのは正直ちょっと高すぎるなぁ…… 」と思っていたのですが、このダブルファスナーケースならSサイズ490円からLサイズでも790円。さらに4色のラインナップがあるので、中身によって色分けするなども可能です。
私はMサイズを普段使いのカバンに入れて持ち歩くモバイルバッテリーや各種充電ケーブル等の整理に使ってますし、Sサイズはカメラの充電池整理にいい感じです。
何本も使っていると分かりにくくなる、充電済みと使い終わった電池を仕切りで分ける運用はオススメ。ネパール&タイ旅行の際は、カメラの充電アイテム一式をこのポーチにまとめて収納していました。
同様のアイテムで元からストラップの付いたサコッシュ風のケースもあったりして、これまた普段使はもちろん旅行などでちょっと財布は身の回りの荷物を携行するのに良さそうです(これとは別に無印の「撥水サコッシュ」もあります)
他にも無印には「立体メッシュタテに使える仕分けケース」なんてアイテムもあったりして(これはシンプルな1気室ケース)、こちらも価格は590円/990円とそこそこにお手頃で、やはり旅全般に物入れとして活躍してくれそう。
ちなみに衣類を2気室に分けられるケースといったら…… そう、先日紹介した「パラグライダークロスの仕分けケース」がありますね。こちらは元々旅行向けのアイテムなので、当然登山やハイキングの際の荷物整理に使ってもなんら問題ありません(というかネパールトレッキングでの衣類は全てこれで管理してました)。
W-FACEもそうですが、2気室ケースは旅でなにかと使い勝手が良いので、見かけるとついつい色々なサイズのものを揃えたくなってしまうのでした。
特に防水性能を気にする用途でなければ、無印で揃えた方が安上がりでいいのでは? ……とは言いませんけども、用途によってはアウトドアブランド拘らず無印などのアイテムも、上手く取り入れてみるのも面白いのではないでしょうか。
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ちなみにザック内の荷物をこのような大きなドライバッグでまとめておくと、個々の防水などは気にせずに済みます。