無印の旅行用仕分けケースが、増え続けるアウトドアウェアの整理・収納に丁度良かった話です。
無印良品で売られている「パラグライダークロスたためる仕分けケース」。旅行用の携帯衣装ケースとして以前から売られている商品で(何度かマイナーチェンジしてます)、サイズはS、M、Lの3サイズ展開。使わない際は小さくたためるポケッタブル仕様になっています。
仕分けケース・パラグライダークロス 通販 | 無印良品
「パラグライダークロス」は東レが開発したパラグライダーにも使用されている素材(ナイロン100%)で、軽さと丈夫さを兼ね備えているものだそう。
私も旅行用として以前からいくつか持っていたのですが、使ってない仕分けケースをアウトドアウェアの小物整理に使っていたところなかなかに具合がいいので「それなら全てのウェアをこの仕分けケースで整理したらどうだろう?」と試してみた所これが非常に良い感じでした。
登山で使うウェア類ってハンガーに吊して収納しないものだけでも、靴下、タイツ、ドライレイヤー、ベースレイヤー、Tシャツ…… と結構細かなものが多く、さらに夏山と冬山で使い分けるものもあったりと、普通の縦走登山しかやらない私でも、気が付いたら結構な量、枚数になっていました。
今までは無印の大きなクローゼットケースにそれぞれ畳んで収納していたのですが、使いたいものがすぐに見つからなかったり、ややもすると迷子が発生したりと何かいい整理方法はないかと長らく頭を悩ませていたのでした。専用の小分けされた衣装ケースを買うのも大袈裟ですし、そこまで自室にものを増やしたくないですし。
「ベースレイヤー」「Tシャツ」「パンツ」……と機能別に分けてみましたが、この他にも「夏山セット①、②」「冬山セット」…… のような組み合わせで整理してみるのもいいかもしれません。
嵩のあるシャツやパンツ、量の多いものはMサイズ、小物類の整理はSサイズが丁度良かったです。
重ねておくと取り出すたびに崩れてしまう薄手のベースレイヤーやタイツ類もスッキリ整理できますし、とにかく迷子になりやすい小物がすぐに見つかるのが嬉しい。蓋になる側が網目になっているので、中に何が入っているかも比較的分かりやすいです。
パッと見がそっくりでやはり迷子になりやすい小型スタッフバッグアイテムも一箇所にまとめてしまえば、目的のアイテムがすぐに取り出せます(ダウン系は長期間使わない際はスタッフバッグから出して、ハンガーに吊すなどするのが正しい収納法です)。
たためる仕分けケースにはシンプルな1気室タイプと中仕切りのあるダブルタイプがあって、ダブルタイプは旅行中なども着終わった衣類を別に分けて収納したりできる仕様です。このダブルタイプを同じドライレイヤーでもシャツとパンツ(下着)を分けて収納するのに使っています。
べースレイヤーは春〜秋用と冬用を仕切りで分けてみました。
SとMで丁度倍サイズになってますし、スタッキングしやすいので衣装ケースもスッキリしました。
やはり点数の多い帽子やグローブ類もこの仕分けケースを使って整理するのが良さげな気がするので、もう少し買って来ようと思います。
ちなみに、自宅でアウトドアウェアを整理する「たためる仕分けケース」と旅行で使う分は別に用意しておくのがオススメ。旅に出る際に、せっかくの整頓されていた収納がぐちゃぐちゃになってしまったら、身も蓋もないですからね。