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iMac Retina 4Kディスプレイモデルを買ってみたので設置やら初4Kディスプレイの感想など

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2週間ほど前になりますが、自宅のMacを買い換えました。「21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデル」です。


Mac miniが使えてるうちに新しいMacを買っておこう…

これまで自宅で使っていたMacはMac mini (Mid 2011)というモデル。自宅にパワフルなマシンも必要ないだろうと、まだ円高でApple製品が今より買いやすかった頃、確か5万円も出さずに買った格安Macです。

かれこれ5年近く使っていますが、メモリを16GBに差し替えて、内蔵ドライブはSSDに換装。Chromeを長時間使ってると重たくなる程度で、それ以外は特別ストレスを感じる訳でもなく今まで使ってきました。

ただ、会社員を辞めてフリーな身の上となったこともあり、仕事でも使うデスクトップPCを1台のみで賄っていることがやや不安になってきました。もちろんTime Machineでバックアップは取ってますが、トラブル時に代替マシンがないのはやや不安。そこで、Mac miniが現役で使えているうちに新しいMacを買い足すことにしました。

iMac Retina 4KかiMac Retina 5Kか、それともMac miniか?

現在ラインナップされている4Kと5KのiMac。メモリを増設することを考えたとき、実はこの2機種の価格差はそこまで大きくありません。当然広く使える27インチの「iMac Retina 5K」も検討したのですが、単純に置き場所がなかった…(笑)

私のPCデスクはこんな感じ(↑)なのですが、棚の高さやモニタースピーカー等の設置を大きく変えない限り27インチディスプレイの設置は不可能です。また、27インチではモニタをもう1枚並べて使うスペースもありません。DTMなどの音楽環境をメインマシンと分けて使いたい等々の事情もあり、今回は21.5インチの「iMac Retina 4K」を買うことにしました。

ちなみに、4Kに拘らないなら別にMac miniでもいいかも…? と悩んだのですが、メモリやドライブをBTOしたり、モニタはせめてEIZO CS2420辺りが欲しいな… と考えるとiMacと大して価格が変わりません。4Kモニタも体感したかったですしここは初志貫徹。iMacを買うのは白iMac(Intel)以来になります。

Apple StoreでのBTOは?

iMac Retina 4Kの購入はオンラインのApple Storeにて。

BTO設定ですが、CPUそのままでメモリは16GBへ。21.5インチは自分でメモリ増設できないのがツラいですね…。内蔵ストレージはFusion Drive、1TBもあれば充分なのですが、フラッシュストレージ領域が1TB Fusion Driveでは24GBと寂しい感じなので、2TB(内フラッシュストレージ128GB)にしておきました。後はポインティングデバイスをMagic Trackpad 2に。

これで購入金額が税込みで25万円を超えてしまうのですから、今まで5万円弱のマシンを使っていた私からすると目の飛び出るような金額です。しかしここは「仕事のための必要経費」と涙を飲んでポチリ。まあ、このMacでどこまで稼げるかもあやしいものですけど(笑)

注文から1週間弱で到着〜開封〜設置

Apple Storeで注文をしてから2日後に発送のメール通知があり、それから3日後に到着。注文日から5日程で自宅に届きました。専用段ボールの中にiMac Retina 4Kの箱。この辺の開封作業は今回もさくっと飛ばしてしまいましょう。相変わらずApple製品は丁寧な梱包がされていますね。


開けてみて初めてキーボードにMagic Keyboardを選んでたことに気付きました。数字の入力にテンキーを使いたいおじさんなので、一瞬「うーん」と思ったのですが、まあノートPCを使う要領ですし気にしないことにします。Magic Trackpad 2は初代に比べて横幅が広くなりました。

早速、今まで音楽用として使っていた古いiMacを片付け。Mac miniの環境を右側にスライドさせてiMac 4Kを正面に設置しました。下段引き出しに乗せているMac miniのキーボードもこの際テンキーなしに変えてしまいました。

Mac miniのモニタであるEIZOのEV2450と並べてみました。特にキャリブレーション等は行ってませんが、2枚のモニター間の色はかなり揃っているようですね。LightroomやPhotoshopの作業もこれまでと変わらずに行えそうです。

テンキーなしを一瞬心配したMagic Keyboardですが、ワイヤレスは机がスッキリしていい感じ。充電用としてLightningケーブルを1本だけ確保しておけば、Magic Trackpad 2やiOS機器の充電にも使い回せます。


4Kディスプレイがめっちゃ綺麗で感動する!

iPhoneやiPadでRetinaの高解像度には慣れていたつもりですが、やはりPCの画面がRetinaというのは全く別の体験になります。これまで使ってたEIZO EV2450もIPSパネルで、それなりに発色のいいモニターでしたが、ドットの判別ができないディスプレイは完全に別次元。

EV2450と比べると、画面サイズが下がって解像度は上がっているので、物理的な表示サイズは落ちているのですが、細かい文字などが読みやすくなっているという不思議。
写真データも今まで見ていたのは何だったの?という位に見え方が変わりました。何もしてないのにカメラの性能や自分の腕が上がった気さえしてきます(笑) 自分のブログを見ていても「他の人にもRetinで見て欲しい!」と思ってしまう位。油断すると“等倍鑑賞厨”になってしまいそうです(笑)
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動作速度などはかなり古いマシンからの買い換えですし、特に比較ベンチマークなどは行ってません。体感的にはLightroom作業などでそれなりに速度が向上しているのが分かりますし、まあこんなものでしょうか。

システム周りは出荷時プリインストールのまま、ユーザー設定のみTime Machineから引っ張ってきてアプリケーション等は必要なものをその都度インストール。
写真ストレージとして使っていたHGSTのThunderbolt接続HDDもそのままつなぎ替えて使っています。TimeMachineはUSB3.0のHDDケースに余ってた2TB HDDを入れて、取り敢えずぶら下げておきました。
写真用ストレージとしてThunderbolt接続の外付けHDDを買ってみた - I AM A DOG

現在はほぼ新しいiMac Retina 4Kのみで作業可能。写真の作業やらブログ周り、Adobe関係の環境は一通り整えました。Mac miniの方も起動していて、TweetDeckを全画面で表示するというダメ仕様。Twitterの投稿はどちらからもできます。

あとは、Mac miniで作業中のBGMを流すのに使ったり、そのうち音楽制作関連の環境もこちら側で整えて行く予定です。仕事で必要にならない限りなかなか手を付けない気もしますけど…。以前から使っているFireWire接続オーディオインターフェイスは、Mac miniとイマイチ相性よくない感じですし、何か安くて手頃なものがあればいいのですけども。