先日、20年来の友人夫妻宅にお邪魔してきたのですが、話題になったのがお互いの生活圏である稲城市トーク(なにぶん主婦と主夫の会話なもので)。今が旬の地域フルーツ話やら、新しくできたベーカリー、グルメスポットの情報交換をする中で、ふと「え? コーチャンフォー知らないの?」という話に…。
「コーチャンフォー」。私には「何それ初耳…」な名前なのですが、どうやら話を聞けば聞くほど私の生活圏内。というか何度も目の前を通り過ぎている場所なのです。具体的には京王線若葉台の駅前で、ヤマダ電機のお隣あたり。
うーん、今年もおもいきり何度かブログでネタにしてる場所だ…。
ということで、友人宅を後にして早速その足でやってきましたコーチャンフォー。
えっ、なにこれ…(笑)
多摩地区最大規模の複合型書店
「コーチャンフォー」は北海道釧路市に本社を持ち、根室、釧路、北見、旭川そして札幌と北海道を中心に展開する、郊外型の大型複合書店(?)。「コーチャンフォー」という店舗名は、「書籍」「文具」「音楽&映像」「カフェ」の4つを柱にした、「四頭立ての馬車」を意味するそうです。
コーチャンフォー若葉台店(東京)【書店、CD&DVDショップ、文具店、カフェが1つになった超大型店です。】 | 全国最大規模の複合店コーチャンフォー公式サイト
そして、その東京エリア初出店が稲城市の若葉台だったらしく、オープンは一昨年2014年の10月。先ほども書きましたが、この付近にはしょっちゅう買い物やら写真を撮りに来ているんですけどね…。
そんな分かりにくい地味な外観か? …というとこれ。めっちゃデコラティブ。
多分、何度か目にしているはずですが、パチンコ屋か何かだと勘違いしていたのでしょうか?(笑) 準地元みたいなエリアですし友人も不思議がっていましたが、我が家は全く近所づきあいもありませんし、意外とそんな抜けてる情報も多いのかもしれません。
それにしてもこの外観。シンプルモダンの対局を行くような、ゴテゴテの飾り立てっぷり。外観コンセプトは北海道の店舗から踏襲されているようですが、多摩ニュータウンでは比較的新しめの建物の多い若葉台にこれは意外すぎ。…といったベタな感想も、2年前に溢れていたのでしょうか?(苦笑)
駐車場も驚く位に広くて、郊外型といっても駅前ですし、住宅密集地もすぐな場所なので、とにかく過剰な感じが逆に面白くなってきます。
ワンフロアでやたらと横に広い店内
店内は横に広いワンフロアで入るとこんな感じの視界が、ドーンと広がっています。
フロアマップで見るとこんな感じ。広い敷地の半分が書籍コーナー。多摩エリアの大型書店というと、多摩センターの丸善(80万冊)、今年オープンした立川高島屋のジュンク堂(100万冊)がありますが、コーチャンフォー若葉台店の蔵書は100万冊を越えるとのことで、両店舗と並ぶエリア最大クラスの大型書店です。
個人的な趣味である音楽関連の書籍などは、2店より充実しているように見えましたし、さらにちょっとした楽器店並の楽譜コーナーもある。都心部の大型書店まで行かずとも、専門書が手に入るこの規模のリアル書店が近所に誕生したことは(2年前ですけど)非常にありがたい!
…というか、多摩センター丸善に行ったのだって、昨年の休日に奥さんと「多摩地区に大きな書店ないかな?」とネットで検索して行ったというのに、もっと近場に既にあったのですよねここ。情弱か。
次に広い文具エリアは、文具だけでなく、雑貨やキャラクター商品、カバンやちょっとしたギフト類なども充実。銀座伊東屋や鳩居堂のコーナーもあったりして、ぶらぶらと見ているだけでも飽きません。
駐車場は最初の1時間は無料ですし、買い物をすればプラス3時間まで無料。特に欲しいものがなくても、併設されたこれまた全国最大というドトールでコーヒーでも飲んでいけばいいでしょう。営業時間は朝の9時から夜は23時まで。週末の夕方から車で出掛けて、書店をぶらついてから読書しつつのコーヒーなんて、なんともマイルドかつ文化的な過ごし方…。
リアル書店はやっぱり楽しい
つい、翌日にも奥さんに声を掛けてまた出掛けてしまいました。夜のライトアップもなかなかキテますね。少なくとも書店には見えません(笑)
丁度、義実家に帰省の予定がったので、手頃なプレゼントなど見繕うこともできましたし。都心部でもなく、立川や府中でもない、第三の選択肢として、このような郊外型の個性的な大型店というのは、なかなか楽しいものです。
ちなみにブックカバーとしおりは全12色から選ぶことができます。プレゼント用の包装紙も同様かな。
そんな私の買い物は、雑誌コーナー、書籍コーナーでつい手にしてしまったプログレおじさんセレクト(一番右は少し前にAmazonで買って手付かずだったやつ)。
どれも、時間のあるときに読みたいとAmazonでは欲しいモノリストに入っていましたが、実際手に取ってパラパラ見てしまうとダメですね。その他、実用書や小説でも気になる本を色々と見つけてしまいましたし、たまにはAmazonでなくリアル店舗で本を探してみるのも楽しいものです。
- 作者:孝之, 巽
- 発売日: 2016/04/26
- メディア: 単行本
Keyboard magazine (キーボード マガジン) 2016年7月号 SUMMER (CD付) [雑誌]
- 作者:キーボード・マガジン編集部
- 発売日: 2016/06/10
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エマーソン・レイク&パーマー (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
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