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街でも山でも使えるマムートのザック「ROCK PRO SE 28L」を手に入れた!

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先日、妻から誕生日プレゼントとしてマムートのザック(バックパック/リュックサック)を貰いました。実は「これが欲しい」と製品名名指しでプレゼントして貰ったのですが、早速翌日から活躍してくれているので、ちょっと紹介してみたいと思います。

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MAMMUT / ROCK PRO SE 28L

マムートはマンモスロゴでお馴染みなスイスの登山用品メーカー。クライミングアイテムなど比較的ガチめの登山メーカーなのですが、アウトドアブランドにしては野暮ったくないデザインや、カラフルな色使いが受けているのか、タウンユース、カジュアルウェアとしても人気のブランドです(かつてのTNF、今はアークテリクスと並ぶ「街でも良く見るアウトドアブランド」でしょうか)。
スイス、グリンデルワルトのマムートストア、ディスプレイがめっちゃ可愛かった!

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さて、今回手に入れた「ROCK PRO SE 28L」ですが、メーカー的にはスポーツクライミング用のリュックとして作っているラインのもの。

表地はターポリンという耐水性に優れた600D(デニール)のポリエステル生地。完全な防水仕様ではありませんが、短時間の雨からなら中の荷物を守ってくれるようです。

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内容量はカタログスペックで28L。これは山登りなら山小屋泊程度の荷物を詰め込める容量。私は山用途ではなく、仕事や普段使いに使うつもりですが、アウトドアの絡んだ取材や小旅行などにも活躍してくれそうです。もちろん機内持ち込みはOKサイズ。

妻が仕事でPCを持ち歩くときに使ってるTHE NORTH FACEのリュック「シャトルデイパック(旧モデル)」と並べてみました。中に詰めているのは同じ分量のタオルです。

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20Lの旧シャトルデイパック(現行モデルは25Lになってます)と、ぱっと見近いサイズ感ではありますが、長辺の長さもありますし、フルに荷物を詰め込んだらもう一回り以上は大きくなりそうです。

クライミング用のザックなので、ヒップベルト(ウエストベルト)とチェストベルト付き。背中がメッシュになっているのも、汗っかきの私としては有り難いです。

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ヒップベルトは取り外し可能になっているので「タウンユースで使うには邪魔」という人は、外してしまうのもアリでしょう。私は使いますけども。

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ノートPCを始めとする各種収納スペース

ROCK PRO SEですが、クライミング用ザックだというのに、ノートPCやタブレットを収納できるコンパートメント付き。ある程度は、タウンユースを意識して作られているのでしょうね。

写真は11インチのMacBook AirとA4サイズの雑誌を収納した状態。A4サイズのノートPCまで、余裕で収まりそうです。赤(濃いオレンジ)の裏地は私好みで嬉しいポイント。

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PC用コンパートメントには、それほど厚くはありませんが緩衝材も入っています。

メインの開口部はドローコードによる「巾着+雨蓋」という登山用ザックによくある作り。中身へのアクセスがやや一手間ありますが、ここはちょっとした裏技で解消できます(後ほど紹介します)。

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それ以外の収納ですが、まず雨蓋の内側にメッシュのポケット。

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本体上部(雨蓋)にもポケット。すぐに取り出したい財布やスマホなどを放り込んでおくならここでしょうか。

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フロントポケットはそれほど大きくはありませんが、電車で読みたいハードカバーの本など入れておくには十分。クッションがないので、タブレットなどを入れる際はやや注意で。

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さすがクライミング用、5kgの米袋も楽々運べる安心感と背負い心地の良さ!

初使用の日は、都内の客先での業務と打ち合わせが入っていたのですが、ノートPCの収納スペースがあるこのバッグが早速活躍してくれました。
そして客先にて、その日が私の誕生日であることを知られると、なぜか米を5kgプレゼントされてしまったのですが、まるで米を運ぶためにこのバッグを持って来たのでは? という位のジャストフィット(笑)

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なかなか5kgの米を背負って都心を歩くことはないと思いますが、登山なら日帰りハイクでも5kg程度の荷物を背負うのは当たり前。ノートPCや打ち合わせの資料も含め、そこそこ重量感の増したザックですが、ヒップベルトのおかげで軽々持ち運ぶことができました。

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ショルダーハーネスのフィット具合は人によるので、現物をフィッティングさせるのが一番ですが、やや小柄めな標準体型(170cm/62kg)の私には非常に背負い心地のいいものとなっています。

薄くコンパクトに使うならこんなスタイルも!?

これ、以前マムート公式ストアの方に教えて貰った使い方なのですが、28Lとやや大きめのROCK PRO SEをコンパクトに使う方法をご紹介します。

まず、雨蓋を本体の内側に入れてしまいます。

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そのままドローコードで巾着部分を絞り上げます。

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ドローコードを締め込むパーツに付いているフックを、ザックの内側に付いている紐に引っかけて止めてあげます。

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こんな感じで雨蓋のない、巾着リュックサックになってしまいました。雨蓋部分が嵩張らないので、サイドのベルトを絞って、薄っぺらくして使う際にスッキリとして見た目になります。

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内部へのアクセスも早くなりますし、雨が降ってなければこれでも十分。荷物の少ないタウンユースでは、悪くない使い方かもしれません。

インナーケースを入れればカメラバッグにも?

ザックカバーなしでもそれなりに耐水性が期待できるターポリン素材のザックなので、カメラ用のインナーボックスを入れてカメラ用ザックとして使うのも良さそうです。

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ETSUMIのインナーボックス(E-6290/タイプD)は、両サイドのベルトを少し弛めたROCK PRO SEの底にピッタリ収まりました。

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カメラザックとして使うなら、バックパックホルスターも取り付けてみましょう。最近お気に入りのPeak Design「キャプチャープロカメラクリップ」は、標準の短いボルトのままでもROCK PRO SEのショルダーハーネスに装着可能でした。カメラバッグを兼ねたバックパックとしても活躍してくれそうですね。

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通勤用途なら「ROCK COURIER SE」や「XERON COURIER」

ちなみにマムートの同じターポリン素材のバックパックには、一回り小さい20Lサイズの「ROCK COURIER SE」(ロッククーリエ)というモデルも存在します。

こちらはヒップベルトがなく、通勤用途やカジュアルユースを意識したモデル。メインコンパートメントへのアクセスがロールトップになっていて開閉が楽になっていたり、PCコンパートメントが独立していたりとタウンユースでの機能性を高めたリュックです。

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私もROCK COURIERとROCK PROでは悩んだのですが、やはり背面のメッシュ、そしてやはりウエストベルトの存在が決め手でしょうか。なにせ初日から米を運ぶことになりましたし大正解です(笑)
また、クーリエのシリーズには同じ型で、生地の異なるXERON COURIER(エクセロンクーリエ)というモデルもあります。カラーバリエーションも3色となり、サイズは20Lと25Lサイズ。ここまでくるとかなりカジュアルバッグの色も濃くなっていますね。

2017.3 追記:ROCK PRO SE 28Lと同様、ターポリン素材の「ROCK COURIER SE 20L」はメーカーサイトから製品情報が消え、同じ形、ターポリン素材にて「SEON COURIER SE 20L」という名前で再リリースされています。

カジュアル寄りのXERON COURIERは継続販売されていますが、耐久性・防水性などは600Dポリエステルを使用したROCK COURIERやSEON COURIERの方が上でしょう。ということで、こちらも買ってしまいました(笑)

MAMMUT (マムート)「ROCK COURIER SE 20L」(SEON COURIER) は仕事&街歩きに丁度いいザック - I AM A DOG

2017.3 追記:ROCK PRO SE 28Lがディスコンとなってしまいました。実店舗などにはまだ在庫があるようですが、ROCK PROと同様の600Dターポリン素材を使用したホグロフスのKATLA(カトラ)25あたりはデザインなども近いザックですし、同じような用途で使うことができそうなので、併せて紹介しておきます。

また、はROCK PRO SE 28Lと同型で表地がワックス処理されたキャンバス地になったモデル「NEON CRAG 28L」。耐水性などはターポリンに劣ると思われますが、デニム風の仕上げやカラバリなどもあり、街で使う用途ならばかえって面白いかもしれません。

その他のマムート製バックパック記事

ROCK PRO SE 28Lがとても気に入ったこともあって、その後も同じマムート製バックパックをサイズや用途別に揃えています。比較記事なども書いてますので併せてどうぞ。