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ワイヤレスイヤホンをEarFun Air Pro 4に買い替え、バランスの良い音と十分な性能で満足

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先日のAmazonセールでEarFun Air Pro 4を買ってみました。

コスパに優れたEarFun Air Proシリーズの最新モデル

EarFunのイヤホンは過去数モデル、レビュー用に提供して貰ったことがあり、その中で気に入ったEarFun Air Pro 2(2021年発売)をずっと使っていました。バランスの良い音でノイズキャンセリング機能もあり、実売6000円前後とコストパフォーマンスの高いモデルでした。


後継モデルのEarFun Pro 3も非常に評価が高かったようですが、各所のレビューでPro 2よりも中低音を強調した音と言われていて、自分の趣味には合わないかもとスルーしていました。

気がついたらEarFun Air Pro 2はかれこれ3年も使っていて、実用上の不満はないもののスマホアプリでの設定変更などもできない時代のモデルですし、今年の7月に登場した「EarFun Air Pro 4」はPro 3より低音控えめで、バランス型の音に戻ったそうなので、そろそろ買い替えてもいい頃かもしれません(Pro 2は自分で買った訳ではないので、買い替えと表現していいのか?)。

イヤホン系のレビューでもアンダー1万円の価格帯では間違いないモデルとして評価されてるようですし、先日のAmazonセールで安くなっていたタイミングに加野瀬さんのレビューに肩を押されて買ってみました。

既に各所にレビューも多数あり評価の安定している製品ですし、イヤホンマニア的な視点でのレビューも書けませんが、一週間ほど使ってみたので自分なりの感想をまとめておきます。

外観、ケースなど

買ったのはブラック。背面(?)部分のみ艶消しで、それ以外の全体は艶あり。

EarFun Air Pro 2との比較(右がEarFun Air Pro 4)。Pro 4はケース形状とか蓋の開閉の感触が変わって蓋が開けやすくなりました。Pro 2ではケースが丸っこくてサラサラした手触りで滑りやすいので、今までケースや中身を落としてしまったことが何度かありました。完全ワイヤレスイヤホンは落とした場所によっては、即アウトになるのでEarFun Air Pro 4の方が安心して使えそう。


装着感がやたら良い(自分の耳には)

イヤーピース部分でなく本体の形状の話。Air Pro 2は耳に入れると微妙に収まりきってない感覚もあって、実際はそんなことなく外れやすいとかもなかったのですが、Air Pro 4は自分の耳の穴に吸い付くように収まる感覚。外す際の抵抗というか引っかかりは同じぐらいなので、あくまで自分の耳の形との相性なのでしょう。見比べると耳に入る部分は僅かな違いなのに、ここまで装着感が違うなんて面白いですね。
一方で、密着感が良いせいなのか、長時間装着していた際に若干耳の中が痛くなる感覚がありました。

右がEarFun Air Pro 4

交換イヤーピースは4サイズ付属しているので自分に合ったサイズを選びやすいでしょう。自分は最初から付いていたイヤーピースが最初から具合が良かったのでそのまま使っています。恐らくMサイズの大きい方と同じですが、このサイズのみ予備があることになりますね。


バランスが良く普通に良い音

音は上から下までバランス良く鳴っている印象。個人的に特定の帯域が強調された音はあまり好きでなく、モニター的なバランスのヘッドホン、イヤホンが好きなのですが、そんな好みからも満足です。もちろん有線のモニターイヤホン、ヘッドホンと比較すると、解像感や定位感では負けてしまいますが、普段のリスニング目的なら何も不満はありません。

個人的には外で使うイヤホンにそこまで音質を求めても…… とは思っていましたが、ノイズキャンセルのおかげで周囲の騒音を軽減できるようになりましたし、やはり好みの音で音楽が聴けるに越したことはありません。
音源によってはやや低音が鳴りすぎと感じるかもしれませんが、スマホアプリでイコライザー設定ができ、30種類近くあるプリセットの他、カスタム設定もできるのである程度好みの音に調整することも可能です。

ビープ音を聴きながら(聴こえなくなるポイントを探す)独自のイコライザ設定を作る「適応イコライザ」は面白い機能ですが、ボリュームを変えたりしつつ何度試しても中低域を極端に下げたこもった音になってしまい自分には微妙でした。耳が聴こえている音と、自分が聴きたい音の違いでしょうね。

ビープ音を聴きながら作る適応イコライザ機能

Pro 3は使ってないので、Pro 2と比較すると音のバランスは近いですがよりパワフルに鳴っている印象(装着感の差が影響しているかも)。Pro 2の方が若干すっきりした音で、聴き流すには向いていた気もしますが、Air Pro 4の方が音の情報量は多いように感じました。低域から高域までのバランスは似ているので、入れ替えても違和感なく使えています。

マルチポイント接続機能

ワイヤレスイヤホンは外出するときしか使ってなかったので、マルチポイント接続もそこまで必要とは思ってませんでしたが、試しに使ってみるとなかなか便利なものですね。夜中や日中でもあまり大きな音で音を出すのは家族に悪いなというときにヘッドホンを使ったりしますが、PCとスマホのどちらにも同時にBluetoothが繋がった状態(後から再生した音が優先される)というのはなかなか便利なものです。

マルチポイント接続のやり方は取説の通りですが、スマホアプリ側で「デュアルデバイス接続」をオンにしておく必要があります(デフォルトオンだったはず)。

ノイズキャンセリングはよく効く

最近のノイズキャンセリングイヤホンの性能の基準が分かりませんが、個人的にはPro 2でも十分と感じていたノイキャン性能が更に良くなっているのが分かります。ただ、自分はよほど周囲がうるさい乗り物(地下鉄、船など)でもなければ、基本ノーマルモードでイヤホンを使っているので、そこまで使うことはないかも。カナル型イヤホン自体、ちょっとした耳栓効果もありますし、そこまで無音の空間に居たいとは思わないかも。

外音取り込みも良くなってる

アンビエントモードこと外音の取り込み。どうしても不自然さが出やすい機能ですが、さすが3年前のPro 2からは2世代進化しているだけあってより自然になっているようです。でも、自分は使わないんですよね。外音取り込みしないと危険とか不具合がある際はイヤホンを外してしまいます。
使わないのでモード切替で外音取り込みモードのみオフにできると良いのですが、ざっとアプリの機能と見た限りではその設定はできないようでした。

全然関係ないけどケースを開けるとライトが光る

スマホアプリで各種設定が可能

これは今どきのワイヤレスイヤホンだと当たり前にある機能のようですが、スマホアプリからモードの切り替えや、イコライザーの設定、タッチアクションによる操作のカスタマイズなどが行えます。
ノイズキャンセリングのもノイズ制御が異なる5つのモードから選べますし、Bluetooth接続もより高音質な接続などもサポートしているみたい(モードによっては電池持ちに影響があるそう)。ノイズキャンセリングは「バランスANCモード」、Bluetooth品質はデフォルトで使っています。

当分満足できそうなワイヤレスイヤホン

以上、自分にとっては何の不満もなく快適に使えそうなEarFun Air Pro 4。紛失や故障がなければ数年は使えそうな気がします。音に関しては直前までEarFun Air Pro 2で満足していましたし、Pro 4に変えて音の満足度が大きく変わったか?といえば特にそんな訳でもなく。外でサブスクの圧縮音源を聴く音のレベルに関しては、Pro 2の段階でも十分なレベルだったと思います。

ノイズキャンセリングに関してもこれまでの性能でも十分に効果は感じられていましたし、これ以上の性能や音質をワイヤレスイヤホンに求めたい気持ちは自分の中ではなさそうです。
価格は通常9,990円とギリギリのアンダー1万円です、がAmazonでは定期的にセール価格で8,190円になっているので、急ぐのでなければセールのタイミングで購入するのが良いでしょう。ちなみに10/30現時点でもブラックはセール中です(プライム感謝祭が終わったばかりなのに)。