スタッドレスタイヤの交換のついでに実家に立ち寄ったので、車で犬を連れ出して市内の雑木林に出掛けてみました。犬と散歩しながら桜の名所とはひと味違う森でのお花見。
この雑木林にはお馴染みのソメイヨシノは植えられていませんが、オオシマザクラやヤマザクラ、早い時期には河津桜なども楽しむことができます。白と緑が鮮やかなオオシマザクラは若葉がかなり目立って来て、空の水色のコントラストがとてもいい雰囲気。
しだれ桜はソメイヨシノよりも少し早く咲くイメージなのですが、雑木林の中にあるからなのかここのしだれ桜はまだ七分咲きといったところ。右側の葉桜が目立つのはヤマザクラ、足下に沢山の花びらが散っています。
新緑の緑と未だに黄色く焼けた木々が共存していたりして、木々が鬱蒼としているように見える雑木林もこうして歩いてみるととてもカラフル。
今年の桜では初めて(たぶん?)E-M1 Mark IIとM.12-100mm F4.0を使いましたがやはり圧倒的な安心感があります。既に日も傾き掛けた時間帯ですが、被写体ぶれさえ気を付ければ手ぶれの心配はなし。FF換算200mm相当までのズームのおかげで、開放F4.0のMFTレンズにしてはとても自然なボケを作ることもできます。やっぱ楽ですこのカメラ。
ソメイヨシノのトンネルのような桜名所での花見が心躍るのは勿論ですが、雑木林の中でひっそり(という程でもないか)と花を付けている桜もまたいいものです。
桜は所謂名所でなくとも、この季節になれば街の至るところで見ることができますし、毎年変わらず目にする光景なのにそれでも心が躍ってしまう不思議な魅力のある花ですね。