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CASIO PROTREK Smart WSD-F20でYAMAP使用時の電池消費が激しくなっている件 → 追記:ファームアップで解決

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やや久々の記事になってしまいましたが、モニター利用中のCASIOのアウトドア用スマートウォッチPRO TREK Smart WSD-F20の使用レポートです。

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前モデルであるWSD-F10の頃から、登山中の(スマートウォッチでの)地図表示&行動ログ記録には外部アプリの「YAMAP」を使っています。WSD-F20でのYAMAP使用レポートについては以下の記事でも書いています。

YAMAP使用時の電池持ち、以前は良かったのに…

YAMAPで地図を表示させながら高度記録(GPSログ)を記録した際の電池消費ですが、5月までの時点では6〜7.5時間の行動時間で約50%の消費といった感じでした。
その際のWSD-F20側の設定ですが、機内モードにする他以下のような省エネ設定を行っていました。

  • 機内モード:ON
  • [設定→画面]画面の明るさ:1
  • [設定→画面]常に画面をON:OFF
  • [設定→操作]傾けて画面をON:OFF
  • 毎日の位置情報を保存/毎日の活動記録を保存:OFF

半日行動して50%程度の電池消費で済んでいれば、ログ取得の終了後も安心してスマートウォッチ機能を使えますし(機内モードをONに戻してTwitterやGmailのお知らせを見るなど)、泊まりの際でも1時間も掛けずに満充電にすることができました。無理をすれば1泊山行もそのまま使えたかもしれません。

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半年の使用で随分と貫禄(傷)が付いてしまいました…

しかし、6月に行われたYAMAPアプリのアップデート以降、このバッテリー消費の状況がかなり変わってしまいました…。
YAMAP INFO blog |

※2017年10月16日のバージョンアップにより本件は解消されたようなので、記事後半に追記しています。

YAMAP使用時の電池持ちが明らかに悪くなってる?

最初、この状況を確認したのは7月始めの乗鞍新登山道整備のとき。5期間ちょっとの登山道整備を終えてWSD-F20の画面を見るとバッテリー残量が40%を切っていました…。

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最初は気のせい、またはWSD-F20のの省エネ設定のミスによるものかと思いましたが、その後八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス… と山行を重ねるにつれ、明らかに以前よりもYAMAP使用時の電池消費が増えていることを確認。6時間半の行動時間で残量10%を切るなど、電池切れスレスレのような状況になってしまったことすらあります。

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自分の個体だけで発生している可能性も考え、WSD-F20を使っている別の人間と同じ設定でテストしてみましたがやはり同様にバッテリ消費が激しいことを確認。しかも、機内モードON/OFFに関わらずYAMAP使用時に限って同じような速さで電池を消費していきます。

アプリのアップデートに伴って、位置情報の取得頻度や補正のタイミングなど、何かチューニングが行われたのでしょうか?(以前、よく発生していた行動軌跡が飛んでしまう不具合は解消されている気がします)。

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もちろん日常のスマートウォッチとしての使用、YAMAP以外のGPS系アプリを使っている分には、電池消費は以前と大きく変わった様子はありません。

この件についてはTwitterなどでも何度か発言していますし、YAMAP公式アカウントからの反応もあったので恐らく届いているかと思いますが、現在のところ具体的な対応、改善はされていないようです…。

地図のダウンロードなどは安定したのに残念

ちなみに、WSD-F20の発売当初かなり不安定だったYAMAPインストール後の地図ダウンロードなどの挙動については、7月のバージョンアップ以降かなり安定しました。相変わらず地図のダウンロード時に電源ケーブルを接続している必要がありますが(バッテリー駆動時にWi-Fiが不安定になるのは、AndroidWareの問題でもあるらしい?)それさえ押さえておけば、地図の追加などはまず失敗することがなくなりました。

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また、先ほども書きましたが、以前は頻繁に発生していた行動奇跡が飛んでしまう不具合も現行バージョンでは見られなくなっています。

それだけに現状のYAMAP使用時における電池消費の激しさはなんとも残念。今後、冬山シーズンに入っていくと気温の低下によりバッテリー駆動時間の不安がより増してきますし、早急な改善を期待したいところです。

YAMAP / ヤマップ

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追記:バージョンアップにより改善したようです

2017年10月16日のAndroid版YAMAPアプリ(バージョン4.3.1)へのアップデートに伴い、Android Wareアプリのバッテリー消費も改善されたようです。

YAMAP INFO blog |
▼ 主な改善点
- Wear のバッテリー消費を改善しました

その後、数度の登山で確認しましたが5〜6時間の行動時間でバッテリー残量が50%を切ることは一度もなく、以前の消費ペースに戻ったという印象を受けました。

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11〜12月上旬の山行でも余裕のあるバッテリー消費となりました

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