先週末に山中湖「みさきキャンプ場」に行ったときのこと。せっかく9時からチェックイン可能なキャンプ場なのだから初日の昼からキャンプ飯にしても良かったのですが、富士五湖方面に行くならどうしても食べたいものがあったのです。そう、吉田のうどんです!
吉田のうどんは2年前(やはり西湖でのキャンプの行きがけでした)に一度だけ食べたことがあるのですが、それがとても美味しかったので、また最近は自分が武蔵野うどんにハマってることもあって、あの太くてコシの強い麺を再び食べなくては!と。
手打うどん「たけ川」
やってきたのは2年前と同じ河口湖町の「たけ川」。この数年で「吉田のうどん」はネット記事などでもメジャーになってきていて(?)、ご当地である富士吉田市では「吉田のうどんマップ」なども配布していますが、個人的にはやはり最初に食べたたけ川が吉田のうどんのイメージなのです。
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一応、事前に他の店なども調べてみたのですが、やっぱりたけ川のうどんがシンプルで麺の見た目も野性味溢れて(?)美味しそうだなと2年振りの再訪です。
たけ川の営業時間は朝の10:30から午後は13:30までと3時間だけのピンポイント。それでも地元の人気店なので、開店から引っ切りなしにお客さんが訪れています。駐車場は他店舗と共同でそこそこ広いのでありがたいです。
店内はテーブル席と小上がりに4人前後のテーブルが並んでいて、少人数だと相席でガンガン詰めて座らされます(笑)
注文をすると1分と経たずにうどんがやってきて、そのタイミングでお会計を払うシステム。とにかく回転がいいのですが、別に急がされる雰囲気などはないので(家族連れも多いですし)、自分のペースでゆっくり食べられます。
注文したのは「肉うどん」の中(450円)。これこれ、このうどんに会いたかったのです!
吉田のうどんの特徴である極太でコシが抜群の麺(まるですいとんのような歯応え!?)に、醤油の効いた出汁つゆは濃い目で、極太のうどんに負けない味付けです。
トッピングは茹でキャベツとしぐれ煮っぽい馬肉。この肉がまた美味しいんだ!
テーブルの上には自由にトッピングできる天かすが置かれていたり……
吉田のうどんの特徴でもある「すりだね」。七味唐辛子を油で炒めてしっとりとさせたような薬味で、これがまためちゃくちゃ辛いのですが、お好みで投入するとつゆの旨みが引き立つのです。くれぐれも入れすぎ注意!
すりだねは本当に辛いので、最初はスプーンの先程度の量から試してみてくださいませ。この写真ぐらいで、私などは十分(相席の外国人観光客が分からぬまま投入しようとしてたので、妻が横から助言してました(笑))
つゆまで完飲。あー、最高。
吉田のうどんといえばこの肉うどんが基本だと思うのですが(?)、メニューを見ていると「肉つけうどん」というものもあり、こちらを頼んでいる人も結構多いみたい。これは武蔵野うどんを愛する私としても、とても気になるじゃないですか!
翌日もまた来てしまった
ということで、翌日キャンプを終えて東京に戻る前にまたまた「たけ川」を訪れてしまった我が家(笑) どんだけハマってしまったのだと。
もちろん迷わずに肉つけうどんを注文です。やってきたのは茹でキャベツが盛られたごんぶと麺とつけ汁。沈んで見えませんが、中には当然馬肉のアレが入っています。
1日ぶりのご対面の極太うどん、キミに会いたかった。1本が長くて重くて固くてで、もクセになる。もう山梨に来ても「ほうとう」には戻れないかもしれない(笑)
つけ汁は…… こ、これは肉うどんのつゆと違うのかか? そこまで味付けが濃くなっているような気がしませんが、もしかして肉うどんの麺と具を別皿に分けただけだのかな?
つけうどんは冷たいのと温かいものが注文んできますが、何も指定しないと冷たいうどんで出てくるので、この辺が肉うどんとの大きな違いかもしれません。
よりうどんの味やコシを楽しみたい人は、このつけうどんのスタイルを好むのかもしれませんね? あと、つけうどんにすると、食べ足りない際に替え玉(200円)というオプションも可能です。
妻が頼んだのは肉うどんを月見にしたもの。メニューには乗っていませんが、頼めば肉うどんに生卵をトッピングしてくれます。これまたお肉との相性が良さそうですよね。
こんな日記を書いていたらまた食べたくなってしまった吉田のうどん。他の店でも味わってみたいなと思いつつ、また富士五湖方面に足を運んだらとりあえず「たけ川」を訪れてしまいそうな私です(笑)
小さいサイズのうどんを頼みながら、複数の店舗を食べ歩いてみたい気もしますが、たけ川で大を頼んで満たされるのも悪くないな…… なんて。
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