カメラ趣味な既婚者のみなさん、パートナーの写真を撮ってますか?
私も愛妻写真家(唐突な新設定)の端くれ、たまには撮りだめたとっておきの妻写真をたっぷりと公開してみようと思うのです!
パートナーの写真を素敵に撮るのに憧れる
SNS等でよく話題になっている「#嫁グラフィー」という写真ジャンル(?)をご存じでしょうか。これは、私もTwitterでフォローしている杉本優也さんという方が切っ掛けでハッシュタグが広まった、自身の妻を被写体にした写真の数々。
記念写真とは異なる作品性の高い写真はどれも素敵なものばかり。
はてなブロガーでは、No.26のニシムラタクヤさん(id:takchaso)も美しい奥さまを被写体にした素敵な写真を撮られています。というか奥さまの被写体力強すぎでは?
スナップ、私写真、ポートレート……ジャンルを問わず、最も身近で大切なパートナーと過ごす時間を印象深く、美しく切り取った写真の数々は、日頃そんな妻の写真を撮ったことのない私も憧れてしまいます。
……って撮ってないんかい!とセルフツッコミしたまま終わりそうな勢いですが、そんな私でも比較的妻の写真を撮っている瞬間があります。
それは一緒に登山を楽しむ妻の姿。
我が家は基本的に夫婦2人でしか山に行きません(元々共通で楽しめる趣味を探して登山を始めたこともあり)。
たいていは私が妻の先を行き、場所によって少し早めのペースで歩いては写真を撮っている間に妻が追いついてくるような、そんな感じの行動。毎回、という訳ではありませんが、後ろを振り返って撮る景色に 妻が映りこんでしまう 妻を入れて撮っていることはよくあるのです。
いわゆる記念写真の一種ではありますが、ニコパチという訳でもなく撮られる側が殆ど意識してないというか、そんな余裕がない瞬間というか……?
ブログで公開できるものは基本的に顔が写ってないものばかりですが、まとめてみるとこれはこれで面白い嫁グラフィーだったりするのかな?なんて。
よかったらお付き合いください。
山の嫁グラフィー
古いものまで遡ると収拾が付かないのでここ2年位のものから。まずは残雪期の西穂独標、ご覧の通りのホワイトアウトに近い状況で今思えばこんな天気では行くべきではなかったのかと反省の残る山行ですが、なんだかかなり頑張ってる感のある写真になってしまいました。
うちの妻は結婚するまで殆どアウトドアやスポーツと縁がなかったタイプで、体力も正直あまりない方なのですが、継続は力なりといいますか気づけばそこそこ大きなバックパックを背負って北アルプスの山に登れるまでになりました。
テント一式は私のザックの中なのですけども。
ガスで真っ白の日も……
雨の日も……
始めのうちは低山や残雪期にしか登ってなかった雪山も、北八ヶ岳などの入門エリアからスタートして徐々に厳冬期にも登るようになりました。
アイゼン、ピッケル、冬靴を使った登山をうちの夫婦がするなんて、新婚当時(2人とも登山はやっていない)の自分たちに行っても絶対に信じないでしょうね。
黙々と登る分には急登でも比較的安定したペースで登れるようです。
ワカンを履いて新雪の上高地を歩く。
新雪というかもはや吹雪にまみれ……
上高地、今年も行きたかったなぁ……
谷川岳天神尾根。この最後の急登がキツいんですよね。こんな見通しのいい尾根では、私はさっさか登ってのんびりと撮影しながら妻を待っています(わりかしひどい)。
GWの立山周遊、とても楽しかったです。珍しく私よりもいいペースで前をガシガシと登っていく妻。
アイスバーンでツルツルの斜面。妻の両親が写真を見て驚いていました。
ツーショットの影を撮りがちあるある。
岩稜帯はあまり得意ではありませんが、行かないと慣れないので少しずつ。
五竜岳はとても良かったのでまた行きたいな。
そろそろ剱岳にも挑戦したい。
岩の上には立たずに座りがち。
満天の星を見上げながらの那須岳ナイトハイク。
再び我々は立山に戻ってきたのだ(11月)
昨年末は夫婦揃ってアイスクライミングにも挑戦させて貰ったのですけども…… 妻は恐いのが優先してしまい、楽しむ余裕が全くなかったようです。
そして今年。相変わらず顔の写らない妻の写真を撮る。
あまり人とは登らない我が家。妻も自分以外の女性と一緒に登る経験は殆どないので、いつもと少し違う楽しそうな姿が見られました。
そして先月。念願だった厳冬期の赤岳にも登りました。
北アルプス唐松岳もなんとか冬期のうちに……
ちなみにこのブログに掲載されてる私の写真は、妻が私のカメラで撮ってくれたもの。
端から見たらお前らは何をやってるんだ……と。
これからも……
よろしくね。
どこまで本気だかネタなのだか分からないエントリになってしまいましたが、こんなのばかりでなくポートレート的な写真も少しは撮れるようになりたい…… かも? まずはレンズだな。
番外編:ライブのときもステージの向こうとこっちでカメラ向けてる夫婦です。
参考:本格派山カップルの例。