RAVPowerのハイブリッド型モバイルバッテリー(6700mAhモバイルバッテリー+2ポートUSB急速充電器)RP-PB125を9月に購入、しばらく使ってみました。
(追記:RAVPowerは記事執筆時点でJBRC会員メーカーではありません。JBRC設置のリサイクルボックスでの回収対象にならないことをご注意ください。処分の際はメーカーに回収を依頼するか、自治体によっては危険ごみ等での処分が可能となります)
あの大ヒット商品によく似たハイブリッド型モバイルバッテリー「RAVPower RP-PB125」
モバイルバッテリーとUSB急速充電器が一体型になった1台2役のハイブリッド型のモバイルバッテリーといえば、2016年に登場(もうそんな前なんですね)、大ヒット商品となったAnkerのPowerCore Fusion 5000が定番商品としてお馴染みですね。
私もPowerCore Fusion 5000は発売以来愛用していて、旅行や取材、普段の携行用として出番の多いモバイルバッテリーの1つです。
そんなPowerCore Fusion 5000と同タイプのライバル製品が今回買ったRAVPowerのRP-PB125。
ちなみにRAVPower(ラブパワー)はアメリカ創業の中国系企業(本社は深セン)SUNVALLEYグループが展開するブランドの1つ。Anker同様にモバイルバッテリーやAV機器等のデジタルガジェットで近年人気のブランドのようです。
以前から気にはなっていましたが「とりあえずAnkerを選んでおけば安心」的な所もあってなかなか手にする機会がなかったのですが、この製品は気になってしまいこれがRAVPower体験になります。
RAVPower Japan |
PowerCore Fusion 5000の同様にモバイルバッテリーと2ポートのUSB急速充電器の一体型で、見た目もそっくりですが、PowerCore Fusion 5000のモバイルバッテリーが5000mAhだったのに対して、RP-PB125は6700mAhと1700mAhの増量になっています。
入力用のMicro USBに出力はUSB-A端子が2系統という構成もPowerCore Fusion 5000と同じ。Quick Chargeに非対応なのも同じです。
給電開始のボタンの位置はUSBポート等と同じ側面。LEDの残量表示が4段階なのでPowerCore Fusion 5000よりも細かく残量管理ができるかも(それほど大差ないですけども)。
USB充電器(ACアダプター)として使う際に引き出すコンセントプラグも角から引き出す方式で同じですが、RAVPower RP-PB125は収納時に先が飛び出していないので、引き出す際に少々コツが必要。何かに引っかかって勝手に飛び出さない設計という見方もできますね。
6700mAhの安心感
ここ数年の間にスマートフォンのサイズやバッテリーも増大傾向にあるので、5000mAhのモバイルバッテリーではちょっと足りないと感じることも増えてきました。私の場合スマートフォンとスマートウォッチの両方を同時に充電することも多いので、2ポート使えてかつ6700mAhの容量のあるRP-PB125は、PowerCore Fusion 5000からの乗り換えに丁度いい製品でした。
その代わりPowerCore Fusion 5000比で縦横の面積が若干大きくなり、変わりに少し薄く。重量差はプラス6g。バッテリー容量差が34%もあるのに重量差はたった3%程度。計算合ってるかな?
製品 | RAVPower RP-PB125 | Anker PowerCore Fusion 5000 |
---|---|---|
サイズ | 約81×75×27mm | 約72×70×31mm |
重量 | 約195g | 約189g |
バッテリー容量 | 6700mAh | 5000mAh |
Quick Charge | 非対応 | 非対応 |
出力端子 | USB-A端×2 | USB-A端×2 |
入力端子 | Micro USB | Micro USB |
正直どちらの方が優れているという製品ではありませんが、個人的にはAnkerのモバイルバッテリーは長年使って信頼感もありますし、デザインなどもどちらかというとAnker製品の方が好みです。
しかしながら用途を考えるとやはり30%以上のバッテリー容量差は魅力ですし、興味のあるブランドだったこともあって、これからはAnker製品同様に積極的に使いながら、信頼性なども見極めて行ければと考えています。
初めてのRAVPower、今の所は問題なく快適です
ということで、基本的には特別目新しい製品という訳ではないので今更細かくレビューすることもないのですが、Anker PowerCore Fusion 5000同様に使えてちょっと容量増なRAVPower RP-PB125の紹介でした。もちろんAnker PowerCore Fusion 5000もまだまだ問題なく使えるので、引き続き妻の元で活躍して貰う予定です。
ちなみに同じRAVPowerからRP-PB101という兄弟製品も出ていて、こちらはPD(Power Delivery)対応のUSB-Cポート(入出力)とQC(Quick Charge)対応のUSB-Aポートという構成。PD対応は魅力であるものの、現在私の使ってるデジタルガジェット類の対応状況を考えると、もうしばらくはRP-PB125の方が出番が多そうかも。