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確定申告前に買ったアイリスオーヤマの電動シュレッダー P4HMS-W が毎日のように活躍してる

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以前から気になりつつも持っていなかった家庭用の電動シュレッダーを今年の頭に買いました(正確には小さな手動のシュレッダーは以前あったのですが、随分前に壊れてしまっていました)。

しばらく使ってみたのでレポートしてみようと思います。

確定申告の前に電動シュレッダーを買っておこうかな?

在宅のフリーランス稼業となってからずっと必要性は感じていたのですが、置き場所だったり書類を細断するためだけに機器を購入するのもなぁ……みたいな感じでずっと先送りにしてきた電動シュレッダー。

家庭ゴミは回収の直前に出すことが多いし、そこまで自分レベルの個人が慎重にならんでも…… という気持ちも正直ありました。ただ、確定申告の時期になると溜め込んでいた事務処理諸々を一気に片付けることになり、さすがにまとめて捨てるには少々不安になる個人情報たっぷりの紙ゴミ(雑がみとして出すには抵抗があるので、可燃ゴミで捨ててます)が発生します。

ちなみに妻が在宅勤務になって2年が過ぎましたが、テレワークだからといって業務に関する紙ゴミが発生するようなことはないようです(仕事の内容にもよると思いますが)。それでもDMや配達物などで日々個人情報が記された書類が2人分発生するので、ゴミ捨てにはもう少し気を使っても良いかもしれません。

丁度、ろんすた (id:lonestartx) 氏のシュレッダー購入レビューを見ていたこともあって、確定申告を控えた今年の1月、遂に電動シュレッダーを購入しました。

アイリスオーヤマの超静音シュレッダー「P4HMS-W」

購入したのはろんすた氏と同じ、アイリスオーヤマの「P4HMS-W」です。
※P4HMSは現在生産終了(2022年8月)、P4HS75M-Wが後継モデルとなるようです。

購入前にざっと調べた範囲だと家庭用シュレッダーを出しているメーカーはいくつかあるようですが、値ごろ感のある製品だとほぼアイリスオーヤマの独壇場!? 機能や価格帯で数モデルのラインナップがあり、デザイン、細断サイズ、静音性などに違いがあるのですが、個人情報等のセキュリティ目的なので、細断サイズの細かい「マイクロクロスカット」に対応したモデルが良さそうです。

超静音 約45dB/マイクロカット約2×11mm/A4コピー用紙 最大4枚

さらに夜間にも使用することや、日中でも隣の部屋で仕事をしている妻がいるので(シュレッダーの設置はリビングです)、なるべく動作音が静かなモデル…… となると自然とこの「P4HMS」に落ち着きました。

マイクロクロスカットに対応しているもう少し安価なモデルもあったのですが、YouTubeなどで確認したら動作音、細断時の音共に結構な大きさだったので、使う際に気を遣いそうかも?と。

ダストボックス内のカゴはCD/DVD用

あとは設置スペースのことを考えると、できればコンパクトな方が良い。P4HMSは一見すると少し大きそうに見えますが(?)幅17.5cm、奥行き35.1cmとその他のコンパクトなモデルと比べてもそこまでの差はありませんでした。我が家ではリビングの隙間スペースにすっぽり収まる感じで設置しています。

定位置から少し引き出した状態……

動作音はとても静かでカットも細かい

このP4HMS、実際に使ってみると本当に静かです。紙を細断している最中はさすがに多少の音は発生しますが、モーターや歯の回転音がとても静かなので、夜でも安心して使うことができます。

公式の動画がありますが、本当にこんな感じです。

スイッチは「停止」の他「正転」「自動」「逆転」に設定できますが、ほぼ毎日使うので「自動」に固定したままです。今まで逆転を使うような紙詰まりも発生していません。

コピー用紙なら同時に4枚までカット可能なので、保険のDMなど複数枚に個人情報が書き込まれている紙、封筒などもそのまま細断できます。DMでよくある開くタイプの厚手のハガキもスムーズに吸い込まれて行きます。

そしてマイクロクロスカットされた紙片。2×10mmサイズまで細かくカットされるので安心感がありますし、ただのクロスカットに比べるとゴミのカサも少なくなるようです。

紙とは別にCD/DVD等の光学メディアも裁断もできます(12cmディスクで5分割)。最近はCD-ROM等を処分することもありませんが、試しに解約したクレジットカードをカットしてみました。名前が読めなくなるほど細かくなる訳ではないので、あまり意味がなかったかな。というか正しい使い方ではありませんね。


住所ラベルや納品書の細断にほぼ毎日使っている

シュレッダーをが必要なシーンといえば一般的には重要書類、住所氏名や購入履歴といった個人情報が記された書類の処分が思い浮かびますが、実際に使い始めるとAmazonやネットショップで購入した商品に貼り付けられている住所ラベル、納品書の細断がほぼ毎日のように発生します。あと宅配便の不在票とかも。

保証書と書いてあるけど購入物はノンアルビール

今までは剥がして破ったり丸めて捨てていましたが、その気になればゴミから最も個人を特定できるのが、これらのラベル類かもしれません。
封筒から剥がしたペラペラのレシート程度の小さなラベルでもしっかり「自動」で投入判断されます。

カッター部のメンテナンスはした方が良いかな

細断時に少し迷うのが宅急便のラベルなど、シールになっているラベルやテープ類。そのままシュレッダーに投入したら糊や粘着部がカッター(刃)に絡みつくなどトラブルの原因になりそうなので、粘着部が表にならないように二つ折りにしたり、或いは別の紙に貼り付けて細断しています。この使い方も本当は良くないのかもしれませんが、今の所はカッターに目立った汚れやトラブルは確認できません。

2月からノーメンテで使い続けてきましたが、カッター部を確認したらテープカスなどが紙片と一緒に少しカッター周辺にくっついているのを確認したので、ブラシやエアダスターを使って軽くお手入れしてみました。

カッターの性能維持のためにはメーカーから出ているメンテナンスシートを使ったり、取説によるとコピー用紙にミシン油を塗って(塗布面をサンドして)投入するなどのお手入れ方法があるようです。
長く使いたいものですし、定期的なお手入れはしておこうと思います。

早速アイリスオーヤマの「シュレッダー用 簡単お手入れシート」を買ってみましたが、防油っぽいA5用紙が袋とじ状になっていて恐らく間にオイル(ミシン油)が含ませてある感じでしょうか。細断された紙片を触ってみると結構オイルが含まれていたことが分かります。

指先がテカテカしてるのはオイルによるもの

便利ではありますが1枚あたり100円ほどのコストになるので、使い終わったら以後は普通にコピー用紙+ミシンオイルでも良いかなと思います。

ちなみにDMのラベル処理をしていて面倒くさいのが、ビニールの袋に紙の住所ラベルが貼られているタイプ。そのままシュレッダーにも入れられませんし、ラベルがうまく剥がれずにビニールと一体になってしまったり、薄く剥がれてもビニール側に紙が残っているので、プラスチックゴミに出すこともできないという。

モンベルやファイントラックといったアウトドアメーカーのカタログや会報も基本このビニール袋+紙ラベルで届くのですが、もう少し考えて欲しいものですね。

他にも、セロハン窓の封筒(グラシン窓の封筒がもっと普及すると良いのに)とかプチプチが一体化したクッション封筒なども、そのまま雑がみゴミにできなかったりと面倒なんですよね。

……とシュレッダーとはあまり関係ない愚痴に脱線してしまいましたが、シュレッダーがあると個人情報が書かれている紙類は全てシュレッダー行きになるので、書類の整理に迷いがなくなりました。

溜まったゴミは溢れる前に捨てよう

そんな感じで毎日のようにシュレッダーを使っていると気がつくと細断された紙片が溜まっています。ダストボックスは一部透明になっているので外からも確認できるのですが、つい気を抜くと中で溢れかけていたりするので定期的なゴミの片付けを忘れないように……。

溜めすぎると紙片がダストボックスから溢れたり、カッター周辺に落ちきらない紙片がくっついてしまったりします(ダストボックスを空にした後、カッターを回転させるとまだまだゴミが落ちてきます)。

ある程度紙片が溜まってきたら、ダストボックスに少し大きめのポリ袋を被せてひっくり返すのが一番スムーズでしょうか。ダストボックスを傾けたり、中身を手で掴んで紙片をゴミ袋に移動させようとしたこともありますが、どちらも見事に後悔することとなりました。

これぐらい溜まったら捨ててしまいましょう
袋をかぶせてひっくり返すのがスムーズ

ちなみに、シュレッダーゴミはいつも可燃ゴミとして捨てていますが(テープやシール、セロハンなども混ざってますし)、完全に紙だけならビニール袋か紙袋にまとめて袋の口を止めて「シュレッダー紙」と表示をつければ、雑がみとして出すことも可能だそうです(府中市の場合)。

P4HMS-Wは生産終了となり、後継モデルのP4HS75M-Wが登場しています(2022年8月時点)。

購入時に迷ったのがこちら。マイクロクロスカット対応でコスパも良くコンパクトで良さそうと思ったのですが、動画で見た際に動作音がやや気になったのと、専有面積も殆ど変わりませんでした。