I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

鑓水公園&小山内裏公園をヤオコーおむすびセットを持ってぶらり散歩

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先日、八王子の鑓水にできたスーパービバホーム八王子多摩美大前店に行った際のこと。ヤオコーで買ったお弁当を食べる場所を探しがてら、付近の緑道や緑地を少し歩いてみました。


スーパービバホームの敷地と隣接するように(多摩美とは反対側に)道を挟んでハイパーレスキューの「第九方面消防救助機動部隊」、そして楽天グループが利用する野村不動産の巨大な物流施設「Landport多摩」があり、その間に真っ直ぐ遊歩道が伸びています。

しばらく進んで行くと緑地と繋がった緑道に出ます。そういえば多摩境、南大沢周辺の多摩ニュータウンは丘陵を利用した遊歩道、緑道が充実していて車道に下りなくても移動ができる都市設計になっていると以前何かで見ましたが、確かに今回はほぼ車道沿いにある歩道を歩くことなく、遊歩道のみの移動でした。



正面に見えている高層住宅は南大沢方面のようです。

遊歩道のクロスロード。東西に走る道はGoogleマップでは「絹の道」と書かれていました。幕末から明治に掛けて養蚕が盛んだった八王子から横浜へと絹を運んだ「絹の道(浜街道)」のことでしょうかね。

屋根にソーラーパネルが設置されたお宅が多いエリア。

欄干にタヌキのある橋を渡ると……

「鑓水公園」に出ました。

緑の中を歩いて……

展望台らしき場所はあまり展望がありませんでした。

お昼を食べるのに良さそうな場所を探しますが、少々虫が多いのが気になります(緑地散歩の予定はなかったので虫除けも持ってなかったし)。

丘陵の高低差がある公園は良いですね。

虫も少なく落ち着いた場所を見つけたのでここでお昼にします。ヤオコーの「おむすびセット」、唐揚げやだし巻き卵が付いて、ハイキングのお弁当に丁度いい。山の登山口でも売って欲しいぐらい。

先程の「絹の道」を歩いてGoogleマップで気になった大きな緑地を目指します。

雰囲気の良い南大沢エリア(?)の住宅地。


やってきたのは「都立 小山内裏公園」。この緑地に含まれる多摩丘陵の尾根緑道はいわゆる「戦車道路」としても知られていますが、それについてはまた別の記事で書きます(というかこの翌日歩きました)。

ひとまず公園をぐるりと一周してみましょう。

園内の道は殆ど舗装されていますが、適度な高低差のあるいい雰囲気の緑地公園です。ちなみに小山内裏公園の8割ぐらいは町田市になります。

最近、よく名前を聞くようになった「カエンタケ」の注意、少々過度に怖がり過ぎな気もしますが、これも仕方のないことなのか……。

土の上も歩けるようになっているのは良いですね。

公園の北には芝生の広場と駐車場。無料で停められる都立公園の駐車場は羨ましいですが、平日でもそこそこ車が停められていたので、週末に遊びに来て停められるとは限らないのかも。

立派なトイレもあります。

雰囲気のある立ち枯れの木がある池がありました。昭和の時代に作られたため池で「大田切池」と呼ばれているそう。

かなり多様な動物が住む緑地のようです。多摩でキツネはまだ見たことがないですね。

こちらの案内にも書かれていますが、この辺りは多摩川の支流である太田川(大栗川)の源流になるようです。さらに尾根を挟んで南側に降った雨は境川へ、町田市側には鶴見川の水源もある3つの河川の分水嶺となっています。多摩丘陵のかなり狭いエリアに降った雨が多摩川、鶴見川に分かれて東京湾へ、境川からは相模湾に流れていると考えると面白いものです。

季節や時間帯によってはいい感じに写真が撮れそうな池かもしれません!?

しばらく木の実を食べにくるヤマガラを見たりしていましたが、広角ズームレンズしか持ってなかったので写真はなし。

立派なパークセンター(公園管理所)。

再び斜面を登って……

「尾根緑道」に出ました。

「戦車道路」とも呼ばれる「尾根緑道」はこのように小山内裏公園の中を走っています。

丘陵の尾根なので展望が良い。奥に見えているのは大山や丹沢の山々。中央付近を横切っているのが京王相模原線。左側の建物の奥あたりが多摩境駅。

せっかく緑地を散歩しているのだし写真を撮ってみたり……。この日はOM-1に7-14mm PROの広角ズームのみですが、トリミング前提で標準マクロっぽい撮り方も結構楽しめますね。

面白いデザインの塔が見えてきました。

東京都水道局 鑓水小山給水所の「鑓水給水塔」。

尾根緑道を歩いて鑓水に戻ってきました。お弁当を食べる場所探しだったはずが、しばらく車を停めさせて貰ったのでもう少し買い物をしてから帰ることにします。

以前から多摩川、鶴見川、境川の分水嶺や戦車道路(尾根緑道)の存在は気になっていたのですが、今回その一部である小山内裏公園を歩いてみたことで、やはり一度ちゃんと歩いてみたくなりました。

早速、この翌日に小山内裏公園を起点にして戦車道路を歩いたのでした。