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京王百草園 紅葉まつりの「デジタル掛軸」が強烈で面白かった

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ゲーミング百草園を堪能しました!?

日野市の「京王百草園」で紅葉のライトアップイベントが行われてることを知ったので見に行ってきました。

  • 『百草園「紅葉まつり」デジタル掛軸』
  • 会場:京王百草園(日野)
  • 期間:2023年11月1日(水)~12月3日(日)(紅葉まつり期間中は無休)
  • 点灯時間:16:30~19:00
  • 入園料:500円(大人)

2023年度「紅葉まつり」開催について|お知らせ・イベント|京王百草園
紅葉まつり「デジタル掛軸」の様子について|お知らせ・イベント|京王百草園
長谷川章氏プロデュースによるデジタル掛軸(プロジェクションマッピング)
開催期間中の毎日16:30~19:00まで投影

例年の百草園の紅葉ライトアップはこのような感じですが、今年はちょっと趣が異なるようです!?
11月12日(土)から12月4日(日)まで 京王百草園(もぐさえん)で恒例の「紅葉(もみじ)まつり」を開催します! | 京王電鉄株式会社のプレスリリース

京王百草園は京王線の百草園駅から徒歩で10分ほど。駅前にはコインパーキングもありますが、埋まってることもあるのでなるべく電車で行くことにしています。

百草園は多摩丘陵の斜面に作られた日本庭園なので、行きは急な登り坂になります。日中なら以前紹介した「七生丘陵散策路」が森の中の未舗装路を歩けて楽しいですが、暗い時間帯はオススメしません。

この時期の閉園時間は16:30ですが、現在は19:00まで開演時間を延長しています(最終入園は18:30まで)。

入園料は今年の10月から(大人料金のみ)値上がりして500円になっています。

とりあえず日没直後の富士山でも見ておこうかと思ったら、既に通常の閉園時間を過ぎていたため指定区域以外は通行止めになっていました。園内の一番奥にある高台の見晴台からは、この時期富士山方面に沈む夕日が見えるはずですが、もう少し早く到着する必要がありますね。

徐々に薄暗くなっていきます。百草園の園内に外灯はありませんが、移動可能エリアの足元にはしっかり照明が設置されています。少し離れた場所にあるトイレまでの遊歩道もばっちり。

これが「デジタル掛軸(D-K)」ことプロジェクションマッピングのプロジェクター。

デジタル掛軸については公式サイトがありました。全国各地で行われているようです。
プロジェクションマッピングの元祖長谷川章のDKデジタル掛軸

薄明から徐々に光量が落ちていくと庭園に投影された照明が浮かび上がって行きます。

こ、これは……!?

見慣れた紅葉ライトアップとは随分テイストが違いそう。そもそもこれは紅葉ライトアップではないのかも? 園内の樹木や建物だけでなく、奥の丘陵の森までスクリーンにしているような……。

見慣れた紅葉ライトアップはこんなやつです。

やはり周囲がしっかり暗くなってからの方が見栄えがしそうなので、しばしスマホを見つつ待機……。

それでは暗くなった園内のデジタル掛軸を見て回りましょう。休憩スペースもライトアップされています。

階段を登って行くと園内中央にある寿昌梅が見えてきました。

既に完全に葉が落ちている梅の木が大変なことになってる……

サイケデリック寿昌梅。

奥の日本庭園に進んで行くと、さらに強烈なデジタル掛軸の投影があります。

ゲーミング百草園!? “紅葉の色を盛る”タイプのライトアップはお馴染みですが、これはさらに踏み込んでライティング自体が主役とも言えそうなライトアップ。なるほど、これがD-K。


D-Kのライティングが切り替わるペースはそれなりにゆっくりで、数十秒掛けて徐々に変化して行く感じ。



マーブリング日本庭園。スティーヴ・ヴァイのギターを思い出してしまう。



夜景が見える展望スペースにもD-K。街明かりを横切る黒いラインは多摩川のはず。向こうから、この丘陵のライトアップはどう見えているのでしょう?

ここをライトアップするとは想像が付かなかった。夜景の額縁みたい。


思いの外に面白くて、既に園内は3周ぐらいしています。ライティングのパターンは相当あるようで、一周したから次…… みたいな感じになりません。


売店も出てお土産の販売の他、温かいお茶(よもぎ茶)を無料で振る舞っています。


シルクスイートの焼き芋。入口では300円の表示になっていましたが、極小サイズ100円ってマジ?

ラスト1個を購入。確かに小さいけど100円のサイズじゃない気もします。夕飯前だったのでむしろこの大きさがありがたい、ここ数日急に冷え込みが強まったので温かいお茶も嬉しいです。

大きな投影は4箇所なのですが、意外と飽きずに何度も見ていられます。かなり沢山写真は撮ったのですが(掲載分の数倍)、見返した限りでは同じ照明パターンが見当たらないんですよね。


中央の階段から少し見下ろせるスペースがあります。確かここは紅葉ポイントだったはず。

園内では一番低いエリア、ここの投影もかなりエキセントリックですね。



プロジェクターの前に立つと自分の影がニョーンと……。


この日は平日ということもあり、入園者は10人いなかったと思います。日没から2時間ほど園内にいましたが、18時過ぎにはもう殆ど人の姿もありませんでした。

なかなかインパクトのあるライトアップ企画だと思いましたが、今月始めから行われている割には、それほど話題になってないような気もします。こんなに面白いのに勿体ない!? 夜の「デジタル掛軸」だけを見に行くもよし、明るい時間帯から紅葉狩りを兼ねて行ってみるのもよいでしょう。

ちなみに百草園の紅葉はこんな感じ。時期的にはもう少し後、今月後半あたりが見頃でしょうか。

この後、夕飯がてらお隣の高幡不動(高幡不動尊 金剛寺)にも行ってみました。

データ:京王百草園

  • 所在地:〒191-0033 東京都日野市百草560
  • 開園時間:9:30~17:00(11月〜12月は16:30閉園)
  • 水曜休園(祝日の場合は翌日)※紅葉まつり期間中は無休
  • 入園料:大人500円
  • 公式サイト:https://www.keio-mogusaen.jp/index.html