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府中の名木百選、東郷寺のしだれ桜を見てきた

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府中市清水が丘にある「東郷寺」のしだれ桜を見てきました。

この桜を知ったのは府中の地域サイトによるXのポスト。10年以上府中市に住んでいながら、今まで知りませんでした。府中市観光協会の紹介によると東郷平八郎の別荘地に建てられた寺なのだとか。

https://www.kankou-fuchu.com/?p=we-page-entry&spot=40302
この聖将山東郷寺は、もともとは、日露戦争日本海海戦で有名な東郷平八郎元帥の別荘地でした。東郷の死後、元帥を慕う人々によってここに寺が建てられました。元帥の別荘の建物は今でも残っています。門前には府中市の名木100選の巨木“しだれ桜”があり、山門とともに、府中を代表する景観の一つとなっています。

最寄り駅は京王線の多磨霊園駅ですが、自分はシェアサイクルを利用して近くまで行きました。

府中崖線の坂を下って行くと立派な山門の屋根と桜の木が見えてきます。この通りは「東郷寺通り」、坂を下った東郷寺下交差点で交わるしみず下通り(競馬場通り)はよく車で走っているのですけども……。

これは確かに立派なしだれ桜ですね。徒歩でも行けそうな圏内にこんな桜の名所があることを知らなかったなんて! ちなみに市内の富士山スポットとして紹介した、しみず下トンネルとか瀧神社のすぐ近くです。


檀家さん向けとは別に一般向けの無料駐車場、駐輪場も用意されています。平日ですが桜を目当てにした見物客がそれなりに訪れていました。

本当に立派なしだれ桜ですね。

「府中の名木百選」、市内の百選だけって結構あちこちにあるのであまり意識していませんでしたが、さすがにこの規模の桜は名木にふさわしいと感じます。

しだれ桜は1本だけでなく山門の両脇に複数あります。

桜の木に負けない立派な山門。この石垣の段差は段丘崖(府中崖線)を利用したものでしょう。

山門の上から。こちら側は東郷寺の墓地が広がっています。墓地側の立ち入りは控えましたが、府中崖線沿いにあるので、空気が澄んでいれば富士山が見える場所もあるかもしれません。

山門の前から参道を見下ろします。丁度、BOAT RACE多摩川の無料送迎バスが見えていますが、多磨霊園駅の前から運行しているようです(この他に府中本町駅からも送迎バスがあります)。

しだれ桜のピークはソメイヨシノよりも早いので恐らく既にピークは過ぎている頃、風が吹くと花吹雪も見られました。

この日は少し気分を変えてMFレンズを3本持ってきました。PERGEARのフィッシュアイとTTArtisanの17mm F1.4と50mm F1.2。少しは違う写真が撮れるかな…… と期待したのですが、そんなこともなかったですね。

EXIFは付かないので画角で見分けてください。魚眼と準広角、中望遠なのですぐ分かると思いますけども。

他にも近く桜スポットを少し回ってみました。東京競馬場の西、オケラ街道の向かいあたりにある安養寺。既にかなり咲き始めていますね。今週後半あたりは見頃になりそう。

こちらは大國魂神社。

しだれ桜は既に満開。

隣の巨木もかなり見事ですね。

週末にかけてしばらくお天気が微妙のようですが、気温も落ち着くようですしその分少し長めに花を楽しめるでしょうか。ただ、やはり青空と桜が見られると嬉しいのですが、どうでしょうね……。