3連休中日の日曜日、手に入れたばかりのカメラ、OLYMPUS OM-D E-M1を持って丹沢へ山登りに行ってきました。
本当は秋らしく紅葉などを見られる山にも行きたかったのですが、長野などの2000mエリアまで行かないと本格的な紅葉はまだのようなので(?)、連休渋滞にハマるのもなぁ…ということで、まずは近所の低山ハイクでお試しです。
北丹沢の「大室山」を道志側から登る
この日は丹沢の裏側、北丹沢エリアにある大室山を道志方面から登ってみることにしました。道志川に沿って津久井と山中湖を結ぶ国道413号線、通称「道志みち」は相模原市民だった頃から何度も通ったお馴染みの道ですが、山登りを目的にこのエリアを訪れるのは始めてです。
登山口は道志村の入浴施設「道志の湯」の少し先にある無料駐車場の横。さすがに車でしか来れないエリアということで、朝8時の時点で先行者と思われる車は2台のみ。加入道山を経て大室山まで片道3時間半程度のコースでしたが(帰りは2時間半弱)、途中ほとんど登山客と会うこともなく静かな山行を楽しむことができました。
大室山まで行くと南側の丹沢湖側から登ってくる登山客も増えますが、基本的には週末でものんびりとした登山を楽しむことができるコースのようです。一番混雑していたのは帰りに寄った道志の湯でしょうか(笑) こちらは富士五湖エリアで遊んだ観光客の、立ち寄りスポットとしてもお馴染みですので。
道志の湯|山梨県道志村にある日帰り温泉
さて、縦グリップを付けたE-M1は決して軽くありませんが、いままで使っていた一眼レフと大きく変わらないので特に問題はありません。この日は丁度山から下りてきての415枚撮った時点で、縦グリ側の1本目のバッテリーが空になり、ボディ側のバッテリーに切り替わりました(という仕組みなのを使うまで知りませんでした)。
やはり丸1日をバッテリー1個で保たすことは難しそうですが、荷物を軽くしたいときなどは最初から縦グリを付けずに、交換バッテリーだけ携帯するのもアリかもしれません。普段ならもっとショット数が多くなるのですが、EVFのカメラということで、撮影では露出の微調整などによる無駄なショットが殆どないことが大きいようです。あと、太陽の下ですと本体のモニターで確認するより、EVFで見る撮影結果の方が、帰宅してからPCで見ている絵に近いかもしれません。
E-M1で撮る大室山登山
ということで、以下写真をダラダラと。基本的にJPEG撮って出しのオリジナルサイズのままflickerにアップしてあります。レンズは以前からの山のお供ZD 12-60mmのみ。35mmフィルム閑散で24-60mmの万能ズームです。気になるFTレンズでのAFですが、遠景の空や山など無限遠付近で合焦しないことが多いのが気になりました(ワイド〜テレ側共に)。雲や山と空の境目などを選んではいるのですが、フォーカスは一応無限遠になったまま合焦音が鳴らなかったり… ということで、そのままMFで微調整してシャッターを切ることが多かったです。この辺りはファームウェアのアップでの改善を期待したい所です。
出発前に見えた朝焼け(トリミング)。iFinishで撮ったのかな?… 確か。
花マクロ的な。ささっと1枚撮っただけなので、結構ピンボケでしたw
山梨県ですので当然富士山が見えます。まずはワイド側12mm。
そして、デジタルテレコン使用での240mm相当。所謂トリミングとはいえ、標準ズームレンズ1本でここまで寄れるなら充分じゃないでしょうか。登山道?もクッキリ見えます。
ファインダーを覗いたまま太陽を気軽に収められるのもEVFならではでしょうか。
デジタルテレコン使用。元々かなり寄れるレンズですので、マクロ代わりにも使えますね。
1500m付近まで登ると、富士山もかなり裾野まで見えるようになってきます。
解放付近から周辺までクッキリ写るのはFTの利点のひとつでしょうか。
上の方(1500m付近)は紅葉が始まってる木もちらほら。緑や青とのコントラストが綺麗でした。
昼食はマルタイの長崎風ちゃんぽん。具材もしっかり入っていて美味しいです。
八ヶ岳の少し前から少し大きめのザックを使っていましたが、近所の低山ハイクなら20Lサイズがやはり軽くて使いやすいですね。ハイドレーションはもう絶対に手放せません。