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スイス旅行記:4日目①[晴天のアルプスハイキング:メンリッヒェン〜クライネシャイデック]

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スイス旅行記の続きです。今回はメンリッヒェンのホテルからクライネシャイデックまでのハイキング。多くのガイドブックにも乗っている有名なハイキングコースで、標高2230mから2061mまでを緩やかに下りながらユングフラウ三山を始めとするうベルナーアルプスの絶景の中を5km弱歩きます。


このコースをトレッキングする観光客は、グリンデルワルトやヴェンゲンの町からロープウェイやゴンドラで上がってきて歩き始めるのですが、我々はメンリッヒェン現地に宿泊しているので、のんびりと朝食を取った後、まだ人の少ない午前中のコースをのんびり楽しむことができました。

朝のメンリッヒェン散歩

ホテル(ベルクハウス メンリッヒェン)で目覚めた朝。部屋の窓から外を眺めると既に抜群のお天気!(日の出を見に行くのをを忘れていたので、改めて翌朝に……) これは最高のトレッキング日和になりそう!

ホテルの朝食が用意されるのは8時からということなので、しばらくホテルの回りを散歩することにします。誰もいない山の上のお花畑を朝から独り占めという超贅沢タイム!



念のため持ってきていたフィッシュアイボディーキャップレンズのBCL-0980がなかなか活躍してくれました。周辺の歪んだ超広角の写真はBCL-0980を使ったもので、それ以外はこの日はM.ZD 12-40mmを使っています。


前日に行ったシルトホルンの展望台をCOOLPIX S9700でズーム。


この日行くユングフラウヨッホも見えます。本当にとんでもない場所にありますね。


完全にサウンド・オブ・ミュージックの世界!




ベルクハウス メンリッヒェンの絶品チーズ&ハムの朝食

ホテル「ベルクハウス メンリッヒェン」の朝食。山の上だというのにたっぷりのパンとハム、数種類のチーズにヨーグルト。ベルンのホテルはパンが美味しかったですが(もちろんここのパンも美味しかったですが)、こちらは特にチーズとハムが何を食べても美味しい。

もう全種類を皿に取ってしまう勢いで、コーヒーもポットにたっぷり注いでくれるので、ゆっくり時間をかけて朝食を頂きました。
ベルクハウス メンリッヒェン (スイス グリンデルワルト) - Booking.com


クライネシャイデックに向けてトレッキングスタート!

クライネシャイデックはアイガーの麓の小さな村。アイガー登山の拠点となる村でもあり、グリンデルワルトやラウターブルンネンと結ぶヴェンゲルンアルプ鉄道、そしてヨーロッパ最高峰の鉄道駅であるユングフラウヨッホへ向かうユングフラウ鉄道が乗り入れている登山鉄道の乗換駅にもなっています。

それではアイガー、メンヒといった名峰を眺めながらのお花畑ハイキングのがスタート!
そうそう、メンリッヒェンからユングフラウ三山の写真を撮ったとき、いつも中央手前に見えていた山がチュッゲン。このチュッゲンとその奥ラウバーホルンの尾根を巻くような道を歩いていきます。

進行方向には常にアイガー北壁。

振り返るとメンリッヒェンの山も見えます。緑に囲まれた美しい丘ですね。

360度どこを見ても絶景なのですが、グリンデルワルト方面にかけての広大な斜面は一面の緑と色とりどりのお花畑。冬場は一面スキー場だったりするのでしょうかね。




写真を撮りながらのんびり歩いていたら、徐々に後続のハイキング客もゴンドラで上がってきました。結構大人数の日本人観光客のツアーも来ていましたね。

こんなアルプスのハイキングコースにも犬のうんち袋&ゴミ箱が整備されてます。実家の犬を連れてきたら超ハイテンションではしゃぎまくることでしょうね。

ベルンの街でも見かけましたが山岳エリアにきてやたらと見るのが、このキバシガラス(アルペンドール)。日本でよく見るハシブトガラスに比べて細くて黄色いクチバシを持ち、ピィピィーという可愛らしい鳴き声で鳴きます。どことなく愛嬌があって、人の集まる場所などではよく餌をねだりに来ていましたね。
ヨーロッパアルプスだけでなくヒマラヤの山岳地帯などにも生息している鳥なのだとか。

この後、登山鉄道に乗って向かうユングフラウヨッホの展望台が見えました。標高3500m弱の高さまでアイガー、メンヒの岩盤の中をくりぬいたトンネルが通っているというのは、にわかに信じられません。


絶景ハイキングコース

それにしても雲ひとつ無い晴天! こんな道なら何時間だって延々と歩き続けていたいもの。目的地に着いてしまうのが、勿体なくなるような天国のようなコース。ラウバーホルンを回り込むと正面の視界が全て開けユングフラウ三山が目の前に迫ってきました!

グリンデルワルトから登ってくるヴェンゲルンアルプ鉄道。時間が無くて結局この区間の電車には乗れなかったのですよね……。

ハイキングコースはこんな感じでよく整備されているのでスニーカー程度の装備でも充分歩けます。我々も今回の旅はローカットのトレッキングシューズで過ごしました。



本場アルプスの天然水!?

そこから山側を見上げると…… 中央がラウバーホルンでしょうか。時間があればこの山に登ってみたかったですね。

まさに絶景ハイキングコース。



クライネシャイデックが見えました。村というか本当にこの一画のみの美しい観光拠点。画面中央を登って行ってるのがユングフラウ鉄道。

目の前にはアイガー北壁。こうして間近に見上げると完全に「壁」ですね。


クライネシャイデック到着

最高のお天気の中、5km弱のコースを1時間半以上たっぷり時間をかけて歩き、クライネシャイデック駅に到着。ここからはユングフラウ鉄道に乗ってユングフラウヨッホを目指します。

多くの観光客はグリンデルワルトから登ってくる登山鉄道(ヴェンゲルンアルプ鉄道)か……

ラウターブルンネンから登ってきた登山鉄道(こちらもヴェンゲルンアルプ鉄道は)から、ここクライネシャイデックで乗り換えて……

ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホを目指します。


今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」

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