少し前にひょんなことから手に入れたオリンパスOM-1、フィルムを入れて撮ってみたりもしたのですが、やはり自分には今更フィルムカメラのペースが合わないというか、結局フィルムも現像せず今のところ部屋の飾りとなっております…(苦笑)
まあ、こればかりはデジタルで球数を重ねるスタイルが染みついてしまっているので仕方ないかなと。しかし、せっかく手に入れたオールドレンズ(G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2)をデジタルでも使ってみたいかも…? ということでマウントアダプタを買ってみました。
オリンパスOMシステムのレンズをマイクロフォーサーズのボディに装着するためのマウントアダプタはメーカー純正でも発売されていますが、やたらと高いので今回はパス。タダで貰ったレンズで遊ぶために1万円オーバーは流石にキツいです(笑)
OLYMPUS OMアダプター マイクロフォーサーズシステムマウント用 MF-2
- 発売日: 2009/07/03
- メディア: Camera
格安のOM-MFTアダプタを購入
Amazonで売っている格安のマウントアダプタの中から今回私が選んだのはこちら。Kernelブランドの「OM-m43」というアダプタです。
アダプタの外観はこのような感じ。真っ黒に塗られていますが、金属製のしっかりした作りです。本体重量は計測したところ60gだったので、純正品(77g)よりもやや軽いようです。
↑写真の中央上部あたりに見えるツメにより、レンズの絞りが使えるようになります。
アダプタを介してOM-D E-M1にレンズをマウントしてみましたが(記事冒頭)、特にマウント部のがたつきなども見られません。見た目もいい感じのバランスで違和感ないかなと?
ただし、マイクロフォーサーズなので画角は焦点距離の倍相当になってしまい、55mmのこのレンズは110m相当という中望遠レンズになってしまいます。うーん、私の苦手な画角かも…。
E-M1+G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2でF値を変えながら試し撮り
ちょいと部屋の中で撮ってみたのが以下。開放のF1.2からF8まで6段階で絞りながら比較しています。手持ちで、プログラムオート、ISOオート、露出補正は行ってません。WBのみオートにしてしまうと絞りで色味が変化してしまうので、マニュアルで固定しました。
F1.2はさすがにピントも薄く明瞭感のないふんわりした写りですが、F2からはボケの雰囲気もいい感じかも。もう1〜2段絞れば充分にシャープ。
▼F1.2
▼F2.0
▼F2.8
▼F4
▼F5.6
▼F8
当然ですが電子接点がないのでカメラ側には絞り情報は行かず、露出は実絞りによる絞り込み測光となります。ただし、絞りを変化させても適切に露出補正された像がEVFに映し出されるので、あまりオールドレンズを使ってる感覚もありませんね。
早速、週末に近所を散歩しながら使ってみましたので、次の記事で紹介しております。
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