先日届いてセットアップしたAmazonのスティック型ストリーミングデバイス「Fire TV Stick」。引き続き使っておりますので、前回のレビュー続編になります。
ちなみに前回の記事で「Amazonのアカウントは出荷時に登録済み」と書きましたが、各所の開封レポートを読んでいると、同じように登録されてた方もいれば、そうでない方も結構いるようですね。何に違いがあるのかよく分からないのですが…?
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: エレクトロニクス
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すぐに見られる動画見放題サービスがあるのは楽しい
これは「Amazonプライム・ビデオ」のこと。Amazonプライムに加入していることが条件ではありますが、届いてセットアップをすればすぐに見放題の動画にアクセスできるというのは非常に楽しいです。
我が家には「Apple TV」(第二世代)と「Chromecast」もありますが、Netflix、Hulu、dTVにdアニメストアなどの動画サービスはどれも別途契約が必要ですし、iTunes Storeも動画毎に有料の手続き(購入又はレンタル)が基本です。既に契約済みの動画サービスがある場合はいいですが、私のように無料期間のみや数ヶ月で結局契約を打ち切ってしまった人間にとって、契約期間などを気にせずいつでも見ることのできるプライム・ビデオは非常にありがたい存在です。
Amazon便のヘヴィユーザーにとってはAmazonプライム自体の恩恵は大きいですし、年会費3900円を単純に月割りしてみても「325円」。これで無料動画配信が付いてくると考えるともの凄くお得感がありますね。
複数アカウントの切り替えには向いてない?
私と妻は別のAmazonアカウントを使っていて、プライム会員なのは私のアカウントの方です。配達に関しては妻のアカウントを家族会員に登録しているのですが、プライム・ビデオの特典を受けられるのはあくまで私のアカウント側のみ。そしてFire TV Stickに登録できるアカウントも1件のみとなっています。
試しにアカウントを切り替えて使ってみましたが、現在のアカウントを登録解除した上で、別アカウント及びパスワードを入れ直す必要があります。
さらに切り替えたアカウントでAmazon Musicの項目を見ようとした所このようなメッセージが出てしまいました。
「この端末は現在、他のAmazon Musicのアカウントに紐づけられています。認証を○○に転送することはできますが、今後180日間以前のアカウントに認証を戻したり、他の端末に移すことができなくなります。」
テレビでAmazon Musicで購入した音楽を聴く機会はあまりなさそうですが、これを見ても複数のアカウントを切り替えて使うことは(複数人で共有するような使い方は)、あまり想定されていない機器のように思えます。
ちなみにChromecastの場合は、本体側にGoogleアカウントなどを登録する必要はなく、対応のモバイルアプリやPC側で各種動画サービスとの接続、認証等を行った上で、実際のストリーミングをChromecastで行う仕組み。またApple TVの場合は、iTunes Store用のApple IDを追加することができたりと、複数の人間、アカウントで1台の端末を共有する仕組みが用意されています。
Fire TV Stick、Chromecast、Apple TVの対応アプリ(動画サービス)
それぞれの端末で視聴できる動画ストリーミングサービスを比較してみようかと思ったのですが、Fire TV StickとChromecastはそれぞれ本体やスマートフォンにアプリをダウンロードすることで利用できるサービスが膨大にあるため、それぞれのリンクを張るのみにとどめておきます。
Amazon Fire TV Stick:Amazon Fire TV Stick 対応アプリ・ゲーム
Chromecast:Google
Apple TV:http://www.apple.com/jp/tv/entertainment/
Fire TV StickはHulu、YouTube、Netflix、GYAO!、Twitch、ニコニコ動画…といった動画サービスの他に、ゲームなどのアプリもあったりして正直訳わかりません。
一日中動画を見ている訳にもいきませんし、私はゲームにも興味がないので利用するのはプライム・ビデオとその他数種類のアプリのみでしょう。選択肢が多すぎるというのもありがたいような宝の持ち腐れのような
Amazonプライム・ビデオ以外の動画視聴サービスを利用してみる
Amazonプライム・ビデオだけでもかなりのコンテンツ量がありますが、せっかくですのでその他の動画サービスも利用してみることにします。新しく動画サービスを利用するには本体にアプリをダウンロードする必要があります。…といってもリモコンからワンクリックで[ダウンロード→インストール]されます。
Chromecastではスマートフォンなど毎に必要なアプリをインストールする必要がありましたが、Fire TV Stickは本体に用意された8GBのストレージにアプリをインストールする方式のようです。
別途アカウントを登録しなくても見られる「GYAO!」や、アカウントを持っている「ニコニコ動画」のアプリをインストールしてみたり…。
ニコニコ動画をテレビで見るということはなさそうですけども(笑)
「Netflix」は例によって1ヶ月の無料期間をお試しで利用してみることにします。
Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!
見られる動画ですが、これまた各種動画サービスによって微妙に被っていたりするので、「○○を見るならどこ」という判断が非常に難しいですよね。「24」や「孤独のグルメ」は何処行っても見かける気がします(笑)
Fire TV Stick、Apple TV、Chromecastで「Netflix」を見比べてみると…
早速、Fire TV StickでNetflixの動画を何本か見てみましたが、プライム・ビデオ同様に動画の読み込みやコントロールはスムーズですね。Apple TVとChromecastもNetflixには対応しているので、同じ映画をそれぞれの端末で切り替えながら見てみましたが、動画の読み込み、早送りや巻き戻しなどのコントロールは断然Fire TV Stickで見た場合がスムーズでした。
また画質もFire TV Stickで見たときのものが一番綺麗に見えたのですが、最大720pの第2世代Apple TVはともかくとして、ChromecastはFire TV Stick同様に1080pに対応しているはずなので、気のせいかもしれませんね。
ともかく、本体のスペックの高さ故か再生回りのコントロールが群を抜いてスムーズに感じられたこともあり、同じ動画サービスを利用するなら今後はFire TV Stickを最優先で使っていきたいなーとそんな感想です。
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