実家の親が一泊の旅行に出掛けたため、犬がひとりで留守番中ということで、餌やりと散歩のために行ってきました。結婚前の1年間、子犬時代から一緒に暮らした可愛い弟分。
朝は6時前から「早く起きろ」「散歩に連れてけ」と激しい催促が始まる訳ですが、それをいなしつつ9時過ぎに散歩へ出発。大好きな森に連れていって遊ばせてあげます。
実家のある相模原市にはこんな雑木林があちらこちらにあって、犬たちは森が大好き。
秋は奴らが大量発生する季節でした…
あれ? お前なんか口の周りにお土産くっつけてない?
うわあ、お前が突っ込んでる足下のその草はもしや…
やっぱり「ひっつき虫」でした。時既に遅し…
うわあ… 悲惨なことになってますね。こいつは「チヂミザサ」。この季節、うっかり草むらに犬を入れると大変なことになるのを、すっかり忘れてました。
「ひっつき虫」とは?
ご存じかと思いますが「ひっつき虫」はトゲや粘液で動物の毛や人の服にくっついて移動をする、植物の種子の俗称。小型ドリアンのような(?)トゲトゲの「オナモミ」を、子供の頃投げ合った人も多いかと思います。
道端のひっつき虫に注目してみると、数種類の犬の毛が絡みついていました。
オナモミのようなサイズの実ならまだいいのですが、今回の「チヂミザサ」のような小さなひっつき虫が、犬の毛に取り付くと非常にやっかい。さらにチヂミザサは粘液でくっつくタイプなので、取る際にも毛や服、手がベタベタになって色々とタチが悪いのです。
こんな所にうっかり足を踏み入れようものなら大変です。って私のジーパンも気付いたときには悲惨なことになっていたのですけども。洗濯をしなくては…。
こちらは「ノブキ」。やはりペタペタの粘液系。なんだかアブラムシがたかっていたので、ピントの甘い写真を貼っておきます。アブラムシセットでひっつきとか勘弁して欲しい。
「ヌスビトハギ」は表面のザラザラがマジックテープのように布や毛にくっつく、マメ科のひっつき虫。こいつもかなり犬にくっついてました。
他にも色々な種類のひっつき虫があったのですが、写真を撮っているとその横から犬が突撃してきて、さらに被害が拡大するので、写真はそこそこにして退散することにします。
あまり綺麗に紅葉する森ではありませんが、少しずつ葉の色も変化していました。
どんぐりと蝉のはね。足下はすっかり秋ですね。
結局自宅の前でかなり時間をかけて、1粒1粒取ってやる羽目に…。おかげで帰宅したらすっかり眠くなってしまったようです。森でよく遊びましたし。
あと3秒で落ちる顔…。
おまけ:犬の気持ちは分かりやすい
前日の夜、餌をあげに実家に帰ったときのこと。20時間近く留守番させられていたので、相当寂しかったのか、いつもなら一瞬で平らげる餌を全然食べずにこの顔。
その後、数回に分けて完食しましたが、私がちょっと席を立つとピッタリと付いてきて絶対に離れないぞ、と。もう来月にはもう8歳になるのですけどね。
そして翌日、こちらがそろそろ帰ることを伝えるとこの態度。声を掛けても完全無視。
こうなると正面に回っても、すぐに顔を背けて目を合わせてくれません(笑) ある程度、こちらの言葉と仕草(着替えなど)で察してるようですが、分かりやすい態度なのが面白くもあり、寂しい思いをさせてしまうのはやはり可愛そうにもなります。
- 作者: いぬのきもち編集
- 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
- 発売日: 2016/09/10
- メディア: カレンダー
- この商品を含むブログを見る