今年の冬は家から近い場所を中心に、鳥でも探しながら過ごしてみようかと思ってます。
二度目の緊急事態宣言、身近なフィールド撮影を始めてみよう
新型コロナの感染拡大により、1月8日から私の住む東京都を含む1都3県(さらに追加で2府5県)に緊急事態宣言が出ています。昨年の緊急事態宣言と同様に、不要不急の外出や移動の自粛が呼びかけられています。そんな行動自粛要請についての受け止めですが、私個人は何よりも今は人との接触を極力減らすことが最重要と理解をしています。
何も分からぬままとにかく家から出ないことばかりを考えていた昨年の春とは違い(大勢の人の行動を変えるため効果的なメッセージだったとは思います)、リスクの低いことまで我慢してストレスを溜め込んでしまうのは、まだまだ続くことになるコロナ禍において懸命ではないようにも考えています。
例えば趣味である登山に関しても、比較的感染リスクの低い行動ではあるでしょう。ただし、今現在は県外移動の自粛要請も出ていることもあり、他県の人に不安を抱かせる可能性も大きいこともあり控えるべきだと考えました(単純に雪山登山自体のリスクもありますし)。旅行についても今は同様。我慢できずに行ったとしても、積極的な発信はしばらくやめておこうと思います。
ちなみに近隣での登山ならば車移動と組み合わせれば、ほぼ人との接触もなくそこそこ安全に楽しめるものの、せっかくの雪山シーズンに雪のない山に行きたい気持ちもそれほどなく。気が向いたら体力維持のため、少しは歩いておこうかな…… ぐらいの感じ。
ということでしばらく積極的に挑戦しようと思っているのが、地元多摩エリアでの野鳥撮影。
徒歩圏内から車で行ける近隣の川沿い、緑地を散策しながら、野鳥を探して写真を撮る。先日、野川公園でカワセミを探して歩いたことがなかなか楽しく、同時に野鳥撮影の難しさや課題も感じたので、こんな機会だからこそ取り組んでみるのも良いかなと考えるようになりました。
しばらくこのブログでもそんな記録や写真が増えるかもしれませんが、よかったらお付き合いいただけると幸いです。
望遠レンズを付けたOM-DとTG-6を持って歩く
野鳥撮影といっても、まだ始めたばかりなので撮影機材はなるべくシンプルに。カメラはOM-D E-M1 MarkIIに所有している唯一の望遠レンズM. 40-150mm F2.8 PROと2倍テレコンのMC-20を付けて600mm相当(開放F値はF5.6)。小さな野鳥相手だと、もう少し長さが欲しいと感じることもあるのですが(800mmぐらい?)、今の焦点距離でもまだまだ被写体をファインダーから見失うことも多く、まずはこの機材でできるだけやってみます。
予備的に防水コンデジのTG-6も持ち歩くことにしました。広角でフィールドの様子をメモしたり、余裕があれば植物や虫のマクロ撮影にも挑戦してみたいなと。これまで鳥や虫を積極的に撮ってきた訳ではありませんが(雷鳥以外は)、オリンパスのカメラ機材はこの手のフィールド撮影が得意なので、手持ちの機材のみで手軽に始められるのが助かります。
今の所、私の活動タイミングならば有名な緑地でも人との接触はそこまで発生しませんし(たまにすれ違う程度)、存分に自分の世界に没頭することができそうです。
先週の野川公園カワセミ他いろいろ
ということで、先週もカワセミを狙って野川公園に行ってきました(野川沿いを武蔵野公園の端まで歩いて1.5往復ほどする感じ)。車なら自宅からすぐ。駐車場代がややかかりますが、平日の川沿いはかなり人の姿も少ないのも嬉しい。その他、近所の郷土の森博物館などにも出掛けています。
川といえばキセキレイ。かわいい。
今回は早々にカワセミを発見。前回会えなかったオス。なるべくシャッター速度やISO感度に余裕のある明るい時間帯に撮りたいと思って来ているのですが、出没タイミングは完全にあちらの都合なので、逆光や日陰だったりでなかなか思い通りに行きません。この子にはすぐ逃げられてしまいました。
ジョウビタキのメス。モズかな?と思ってしまいますが、ジョウビタキですよね?
ジョウビタキのオス。冬の小鳥はふくふくしてて可愛い。
カラスはどこでもいるのであまりカメラを向けないのですが、水浴びしてる姿が可愛かったので。
カラスの他、見かけてもカメラを向けなかったりするのが、鳩、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ…… なのですが、あまり鳥に会えない時間が続くとヒヨドリでも撮ってしまう。
ツンツンのヘアスタイルが良いですよね。
羽毛が気持ちよく解像してますが、肝心の目にピントが来てない……。
丸いカルガモ。
遭遇率はスズメに次ぐシジュウカラですが、とにかくすばしっこいので意外と撮るのが難しい……。
シジュウカラがいればヤマガラもいる。顔にピントが来なかった。
ツグミ。ほっそりしたのでなく膨らんでるツグミが撮りたい。
変な鳥がいた! バンでいいのかな?
くちばしが大きくてコミカルな顔のイカル。
オオバン。カモの仲間かと思ったら違うのね(上のバンの仲間)。
ふくらスズメ。
ようやくカワセミ発見。今度はメスですね(クチバシの下の色を見分けるらしい。全部黒いのがオス、赤が入っているのがメス)。
まんまる。
飛翔撮り失敗……。カワセミは決まった餌場に現れる鳥らしいですが、野川のカワセミは川の上を上流に下流にヒュンヒュンと移動します(川のどこでも餌が取れるから?)。その分、個体数も多いようで遭遇率は高いのかもしれませんが、定点撮影には向いてなさそう?
暗いところに行かれてしまうと難しい。
なんか飛んできた。コサギかな?
再びカワセミオス発見。枯れ枝の上に止まっていると目立つので見つけやすいです。
カワセミメス。
カワセミが飛ぶ瞬間を撮りたいのですが…… 止まっている所はなんとか隙間から狙えても。
飛び立つと木の枝に邪魔されて上手く撮れず。
何度か挑戦してみるものの、なかなか難しい。
狩りのダイブもやはり木の枝に阻まれてしまいます。
これも木さえなければいい感じなのに?
そしてカワセミが飛ぶのをじっと待っていて、しびれを切らしてカメラの設定を変えようと目を話した瞬間に飛んでしまうお約束……(笑) ファインダーを覗いたまま、単写、連射、プロキャプチャーがスムーズに切り替えられるといいのですけども。
でもまあカワセミ初心者なので、とにかくカワセミを見つけるだけでも嬉しいのです。
木が邪魔&ピンボケ。
毛づくろい。
暗い木の陰にカワセミ。結構隠されてしまっているけど、これはまあまあ好き。
以上、先週の釣果(鳥果)でした。今週も時間と天気のタイミングが良ければ、またカワセミを探しに行きたいですね。久々に稲城方面に行ってみるのもいいかな……。
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