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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

多摩からダイヤモンド富士が見える季節なので府中市内で撮ってみた

数日前、ふと日没時間に外を見たら富士山がある方角に太陽が沈んで行くのが見えました。そのときは雲があって富士山は隠れていたのですが、もしかして近所(府中市内)でダイヤモンド富士が見られたりするのかな?と思って調べてみました…… 結果普通に見られました。

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東京からも(沈む)ダイヤモンド富士は見られる

一年のうち最も昼が短いのが冬至(2020年は12月21日)ですが、その前後の時期は太陽は他の時期よりも南寄りの水平線に沈みます。そんな11月から1月に掛けて、私の住む東京の多摩でもダイヤモンド富士(富士山の山頂に沈む太陽が重なる状態)が見られることは知識としては知っていたのですが、今まで特に意識して見ようとしたことはありませんでした。

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ダイヤモンド富士につていは国土交通省のサイトにも解説がありますが、ここでのダイヤモンド富士の定義ですが、「最もきれいに、日の出・日の入りの場所が富士山の頂上の真ん中と重なった日」だそうです。もちろん厳密な定義ではないですし、富士山の山体や影に太陽が掛かっていれば、ダイヤモンド富士と呼ばれることが多いようです。東京は富士山から見て北東にあるので、当たり前ですが昇るダイヤモンド富士は見られません。
ダイヤモンド富士 | 地域づくり | 国土交通省 関東地方整備局

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ちなみに富士山がよく見える多摩エリアの乗り物、多摩モノレールでは車窓からダイヤモンド富士を見ることができる場所や日時が紹介された特設ページなどもあります。

https://www.tama-monorail.co.jp/guide/diamond-fuji.html
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こんな時期でなければダイヤモンド富士を見るために多摩モノレールに乗ってみるのも良いのですが、とりあえず今年は自宅の近くから見られる場所を探すことにしました。

2020年1月19日の府中市:ややダイヤモンド富士

府中市には多摩川が作った段丘崖が東西に走っていることもあり、高い建物に登らずとも富士山が見られるスポットは各所にあるのですが(一応自宅からも見られますし)、ひとまず以前から知っているアクセスの良い市内某所をチョイス。最初に訪れたのは一昨日の19日、ネットでざっくりとしたダイヤモンド富士情報を調べて、恐らく富士山の周辺に太陽が沈みそうな場所です。

何気に日没直前は空が晴れていても、太陽が眩しくて富士山は殆ど見えていません。

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既に富士山の肩に太陽が掛かっています……

気がついたら、富士山の左肩に太陽が沈み始めています。

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適当にアタリを付けて選んだ場所ですが、初日から“ほぼダイヤモンド富士”に遭遇できました。

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(ということは、翌日以降東西のどちらに動けばいいのだろう????)

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富士山の向こうに太陽が沈んだ直後(まだ日没時間ではない)、周りに富士山の影が広がってこれがまたカッコいいですね。風が強かったこの日、富士山の山頂付近から立ち上っているのは雲か雪煙か?

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富士山の影がグラデーションで数段階に広がります……

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晴れていればいつでも市内から見られるはずの富士山ですが、府中市に住むようになって10年、富士山に太陽が沈む時期にちゃんと見たのは始めてのことでした。ちょっと勿体ないことをしていた気持ち。

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そのままマジックアワーも楽しめます。

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「スーパー地形」でダイヤモンド富士のベストタイミングを探す

こうなると、ピッタリ山頂に沈むダイヤモンド富士を見てみたく(撮ってみたく)なります。

ネットで色々と調べてみると「スーパー地形」というスマホアプリ(有名な「カシミール3D」のスマホ版のようです)を使うのが一番確実そうです。早速ダウンロードしてみました。

スーパー地形

スーパー地形

  • Tomohiko Sugimoto
  • ナビゲーション
  • 無料

この「スーパー地形」を使えば地図上で任意の場所を指定して、富士山と太陽の沈む位置をかなり正確に予想できます([ツール]の[パノラマ展望図]を使います。課金機能ですが試用期間でお試し可能です)。そして、今回選んだ撮影場所はかなり良いポイントだったようで、場所を変えることなくそのまま2日後の1月21日(つまり今日ですね)にベストなダイヤモンド富士が見られるようです。

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「スーパー地形」でシミュレートした21日の府中市某所の日没

2020年1月20日の府中市:ダイヤモンド富士

しかしながら家からはアクセスも良い場所ですし、昨日(20日)も良い天気だったので行ってきました。19日は私1人でしたが今日は先行者が1人だけ、のんびりと撮影することができました。

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さて、この日は前日よりやや西寄り、多少富士山山頂の左肩に太陽が沈んで行きます……

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昨日も思ったのですが太陽、結構大きいですよね。

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本番は明日…… と思っていたら太陽が富士山に隠れる瞬間は、ほぼジャストなダイヤモンド富士になっていました。慌ててレンズを絞ったものの、40-150mm PROってあまり光条出ないんですかね?

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うーん、翌日に本番だと思ったので三脚も用意せず、カメラ1台のみで来てしまいました。太陽が富士山に掛かり始めてから、完全に姿を消すまでは1分ちょっととあっという間…… その場で慌てないよう、構図やカメラの設定は事前にしっかり確認しておきましょう。

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この感じだと(同じ場所からだと)翌日は山頂付近に太陽が沈みつつも、やや右肩に抜けてしまうかな……? ひとまず現時点では明日(ブログ更新日ですね)も同じ場所に行ってみる予定。撮影スポットとして有名な場所ではないので、詳細を書くのは控えますが、先程の「スーパー地形」を使えば、ダイヤモンド富士が見られるスポットは比較的簡単に見つけることができます。

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ざっくりとしたダイヤモンド富士が見られるエリアの確認はサイト 富士山とともにさんの「ふじともマップ」(の「Dナビ」ダブ)が参考になります(私も最初、こちらでアタリを付けました)。関東地方の基準点がかなり遠い(霞ヶ浦)こともあり、GoogleMapの表示の関係か府中市付近はかなり誤差がありますが(具体的には今日の段階でもう少し西寄りですね)、こちらでざっくりとして観測点を検討してから「スーパー地形」で絞り込むと良いでしょう。

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ふじともマップ | 富士山とともに

追記:2020年1月21日の府中市:ダイヤモンド富士

さて、私の撮影ポイントでのダイヤモンド富士は今日が本番です…… 
……ということで追記しました。2020年1月21日の府中市ダイヤモンド富士。

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スーパー地形の予測通り、綺麗に富士山山頂の中央に太陽が沈んで行きました。

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本日以降も府中市内からのダイヤモンド富士が楽しめます

太陽が沈む位置は冬至の後の今時期は毎日少しずつ西寄りにズレて行きます(つまり見る側が東に動くことで、ダイヤモンド富士の状態が維持されます)。この先ですが、府中市内の定番富士山スポットである府中本町駅(22日頃)や是政橋(26日頃)でも、今週末から来週の前半に掛けてダイヤモンド富士が楽しめるようです。

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週末の天気予報が少々怪しいですが、多摩エリアにお住まいの方は、機会があればダイヤモンド富士観測をしてみてはいかがでしょう?(撮るだけならスマートフォンでも可能だと想います)。

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改訂新版 カシミール3Dパーフェクトマスター編

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追記:それ以降ももう少し多摩のダイヤモンド富士を追いかけてみました。

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