昨年末、サーモスのスープジャーを買いました。
お昼の弁当を作るようになってそろそろ2年になりますが、妻の職場には電子レンジがないらしくいつも冷たい(というか常温)の弁当を食べてるとのこと。
せっかく前の日にカレーや酸辣湯など汁物のおかずを多めに作っても、弁当として持たせてあげられないので(私は翌日の昼に自宅で食べてる)、ようやくではありますが温かい汁物を持ち運べるスープジャーを導入したのです。
- サーモス真空断熱スープジャー(フードコンテナ)/JBI-273
- 妻のお弁当にチキンカレー
- カレーの匂い移りは多少はあるものの許容範囲
- 保温調理や保冷にも使えるし、山にもいいかも?
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サーモス真空断熱スープジャー(フードコンテナ)/JBI-273
サーモスの「スープジャー」。つい最近まで「フードコンテナ」という名称で売られていた汁物専用の魔法瓶(保温ボトル)です。
サーモスといえばかつては「テルモス」とも呼ばれていた魔法瓶の代名詞的ブランド、私も山専ボトルやケータイマグには登山の際にお世話になってます。
スープジャーの外観ですが、太くて短い保温ボトルといった感じのもの。容量は270mlから500mlまで各種ありますが、妻が「そこまでの容量はいらない(小さい方がいい)」ということで、今回は270mlサイズのものを購入しました。
270mlという量ですが、我が家の味噌汁碗やスープボウルにタップリ注いだ8分目といったところ。よく食べる男性はもう1サイズ大きい300mlでもいいかもしれませんね。
本体構成は本体と蓋。蓋はさらに外フタと内フタ、そしてシリコン製のパッキン2種(ペンパッキン/シールパッキン)の4パーツからの構成となっています。
蓋は食洗機対応ですが、本体は食洗機非対応なので注意(魔法瓶全般にそんな感じ)。
洗う際は外フタ内フタを外してそれぞれを洗えばいいそうですが、たまにはパッキンを外して食洗機に放り込んでいまうのが安心かもしれません。
妻のお弁当にチキンカレー
ということで、スープジャーのデビュー戦はいきなりカレーとなりました。最近チキンカレーをよく作るんです、こんなやつ。かなり汁気多め、サラサラのカレーです。
ご飯は多めに炊いたサフランライスを前夜のうちにお弁当箱に詰めておいて、朝にカレーを温めてスープジャーへ。蓋への匂い移りを考えて間にラップを挟んで蓋を閉めましたが、後にこれはやらない方がいいと分かります(微妙に漏れる原因となる)。
あとは妻の報告になりますが、蓋を閉めてから5時間後のカレーはしっかり温かかいまま食べられたそう。カタログ値でも6時間後に50度の保温能力を持っているとのことなので、ランチ用途ならば十分に温かい汁物を楽しむことができそうです。
ちなみにスープジャーを使う前に熱湯を注いで本体を温めておくと、中身の温度が下がりにくいのは保温ボトルの基本ですね(説明書にも書いてある)。
カレーの他にもあやり前日の夕飯に作ったシチューなどを持たせたこともありますが、写真が残っているのはやっぱりカレーです。もはやカレー専用ボトルでは?
カレーの匂い移りは多少はあるものの許容範囲
あと、カレーやデミグラスソースなどを入れると気になるのが、蓋やシリコン製パッキンへの匂い移りですが、やはり多少は残ります。それでも食洗機で洗ってしまえば気にならないレベルになるので、我が家的には許容範囲としています。
先ほども書きましたが匂い対策にラップを挟んだ際に、妻の報告では軽い漏れが発生したことがあるそうですし(外側をジップロックしていて正解でした)、どちらにしても持ち替える際に蓋部分への匂い移りは発生するので、最初からしない方がいいという判断です。
保温調理や保冷にも使えるし、山にもいいかも?
さて、我が家でスープジャーを使う場合、基本的に夕飯の流用が多いのですが(カレー、シチュー、スープ)、スープジャー自体を保温調理器具として使うこともできます。
味噌汁やスープの材料をまだ火が通ってない状態でスープジャーに放り込んで、数時間後には食べ頃になっているような。使い方としては、同じサーモス製の真空保温調理器「シャトルシェフ」の小型版といった感じです。
その他に、保温だけでなく保冷ボトルとしての性能も持っているので、夏場や冷たいサラダやデザート、冷製スープを持ち運ぶ用途にも使えるそうです。
もしかしたら、登山の際の食材運搬にも使えそうな気がしてきましたが、それについてはまた実際に試してからこのブログでご報告できればと。
現在、Amazonなどでは「スープジャー」と「フードコンテナ」の両方が売られています。カタログスペック的には保温(保冷)性能に変化はないようです。それでも「恐らく新しい方が何かしら改良されてるだろう」という判断で「スープジャー」を買いました。