週末は久しぶり(2年振り)にスキーを楽しんできました。といってもお馴染みの八ヶ岳の近くなんですけど(長野県南佐久郡あたり)、雪山登山ができるエリアなら当然スキーだってできるのですよね。
スキー自体や宿泊についての話は改めてということにして、今回はスキーの際に使ったカメラとカメラ携行についてちょっと書いてみました。
追記:スキーと宿泊について記事を書きました。よかったら併せてどうぞ。
防水コンデジのTG-5を主に使いました
登山で使い慣れたOM-D&PeakDesignキャプチャーでの携行は、慣れないスキーでは転倒(そして破損)リスクもあるので大きなカメラを使うのは少々恐い。そもそもスキー場ではキャプチャーを取り付けるザックを背負ってません。
初日はポケッタブルのザックを背負っていましたが(魔法瓶や予備の防寒を入れてた)、これでもリフトに乗る際に邪魔に感じたので2日目は使いませんでした。
ということでカメラはオリンパスの防水コンデジTG-5を主に使っていました。
ちなみに前回スキーをしたのは2年前の北海道キロロスキーワールド。そのときは前モデルのTG-4を使っていましたが、天気さえ良ければコンデジでも十分な写真が撮れることは経験済みです。また北海道でスキーやりたいなー。
取り出しやすく落とさないように…
さて、スキーの際のカメラの携行ですが、コンデジなのでスキーウェアのポケットやサコッシュ等に入れておけばいいのですが、やっぱり「サッと撮り出してサッと撮りたい」もの。また、転んだ際やリフトなどでうっかり落としてしまわないよう、できれば体にリーシュコード的なもので結びつけておきたいです…。
北海道に行ったときは、ポケッタブルザックのチェストベルトにカメラをぶら下げていたのですが、もう少し他の方法はないかな…と。
ということで、今回は登山用のスリングとカラビナを使ってTG-5を携行しました。…はい、登山のときにピッケルの固定に使ってるスリングをそのまま使っただけです。
でもこれ、かなりいい感じかも。普段使ってるPeakDesignのリストストラップ「カフ」のベルトを、斜めがけしたスリングにカラビナで掛けてあげるだけです。
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ブラブラさせておくのはアレなので、使わないときはカメラ本体はハードシェルのポケットに突っ込んでおいて、そのポケットはカメラ専用として基本開けっ放し。
ちょっとした移動ならそのままぶら下げていても平気ですし、リフト等でうっかり手を滑らせても落とす心配はありません(滑走の際は邪魔ですし、転倒や接触時に引っかけると危険なのでポケットへ)。
一眼(OM-D)も使ってみたけどやはり邪魔…?
初日はTG-5のみでしたが、滑りに少し慣れた2日目は一眼スタイルのOM-D E-M1(初代)もパーゴワークス フォーカスの斜めがけで持ち出してみました。大きなサコッシュみたいな感じですね。E-M1がMarkIIでなく初代なのは… そりゃ、もしものときの保険ですよ(笑)
感想ですが「あまり使わないし、滑走時にも邪魔なのでTG-5で十分」です(笑)
あくまで私の感覚ですが、登山と写真は共存して楽しめるのですが、スキーの際は写欲的なものがかなり薄れてしまうようです。
よほどロケーションがいいなら兎も角ですが、たまに思い出したようにシャッターを切るるとか、記念写真を撮る程度ならばコンデジが丁度いいなと。
あとはやはり滑る際、大きなショルダーポーチはブラブラとして邪魔です。
もう少しスキーが上手ければ、カメラに割ける余裕もあるのかもしれませんが、今の私にはストレスなく持ち運べるTG-5が最適解、といった感じです。
やっぱりスマホよりコンデジが便利
あと、今回TG-5を2日間スキー場で使ってみて感じたのは、スマホに比べてやはりコンデジは使い勝手が抜群に良いなと。妻はiPhone8を使っていたのですが、いくら防水になったとはいえスノーグローブを付けた状態でスマホを取り出して写真を撮るってなかなか簡単ではありません。
氷点下の雪山でスマホを撮りだしてパスコード入力、カメラ起動、そしてシャッターの流れは一筋縄ではいきません。手袋を外して写真を撮ってる人も頻繁に目にしましたし、グローブをした手でスマホを扱う様子も、なんだか危なっかしく見えます(落としそう)。
その点、コンデジのTG-5はぶ厚いミトングローブを付けた状態でも、カメラの起動からシャッター操作までできますしたし(電源がもう少し入れやすいと嬉しい)、防水&耐衝撃なのでゲレンデスキーではちょっとやそっとでは壊れる心配もありません(?)。
スノースポーツのためだけに専用のカメラを用意するというのは、なかなかハードルが高いかもしれませんが、コンデジの活躍シーンは他にもありますし、アピール次第でもっと需要があるのではとも感じました。内蔵GPSを使った滑走データのトラッキング機能とかあっても面白いですよね。
現在、開発が止まってしまっているTG三桁機(TG-870を最後にディスコン状態)なども「防水・広角・自撮り」とインスタ時代の昨今、今までのアウトドア用途とは別の需要が国内外でありそうなものですが、どうなのでしょうね…。
TG三桁機の画角(21~105mm相当)で、レンズの明るさ他基本性能はTG一桁機なんてカメラが出たなら、絶対に即買いすると思います(笑)
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また、TG-5を使ったスキー(スキー場)の写真ならば、最近同じTG-5を入手したHiさんのブログは必見。下の記事にもありますし、今後更に美しい写真が更新されることでしょう。