前回、奥多摩の梅沢探勝路から大岳山に登った話を書きましたが、その日の登山の最終目的地が今回紹介する奥多摩駅前のBeer Cafe VERTERE(ビアカフェ・バテレ)です。
このバテレが現在の形でオープンしたのは2015年とのこと。思い返せば、奥多摩にあるというクラフトビールの店やブルワリー(ビール醸造所)の話は、以前からネット記事などで何度か目にしていましたが、それがこの店だったんですよね。
このバテレの名前と所在地を具体的に意識したのは、こちらのももさんの記事を見て。
- 奥多摩駅前徒歩1分「Beer Cafe VERTERE」
- 常時8種類のクラフトビールが楽しめる
- 登山帰りに新鮮なクラフトビールを味わえる幸せ
- 新鮮なビールをテイクアウトするグロウラーショップCFを実施中
- 駅が近いので帰りも楽チン
- 関連のありそうな記事
奥多摩駅前徒歩1分「Beer Cafe VERTERE」
奥多摩駅前、本当に徒歩1分(かからない)。まさかこんな所にクラフトビールの店があったなんて! 奥多摩駅にはこれまで何度も来ていましたが、訪れるのは初めてです。
駅前のバス乗り場横の細い路地を入ったところにその「Beer Cafe VERTERE」は店を構えています。古民家を改装した店舗のようで、いわゆる飲食スペースのあるブルワリー(醸造所)であるブルーパブのスタイル。
リニューアルオープンに際して、クラウドファンディングで資金調達を行ったことでも話題になったそうです。
Makuake|奥多摩にブルワリー『バテレ』オープン!大自然の中で自家製ビールを楽しもう!|マクアケ - クラウドファンディング
この日の営業時間はお昼の12時から夜21時まで。夕方から飲み始めても、奥多摩から新宿まで戻れる終電にも間に合う丁度いい時間ですね(笑)
営業時間や定休日は時期によって変わるようなので、事前に公式サイトで確認しておくといいでしょう… ただし現時点で今年の2月以降は更新されてません(笑) 金〜月曜日は基本的に営業している感じでしょうかね?
天井の高い開放的な店内席と、多摩川のせせらぎが聞こえる広いテラス席があります。この日はかなり日差しが暑かったこともあり、店内の席を選びました。
敷地内にはバイクラックがあってロードバイクの人たちも訪れていました。「自転車でビール飲んでいいのかな?」と一瞬思いましたが、メニューにソフトドリンクもありますし、奥多摩駅前なのでここから輪行というパターンでしょうかね。なんだか楽しそう。
VERTEREのロゴが入ったサイクルジャージを着てる方もいましたし、観光はもちろん自転車・登山・トレラン・キャンプ…など、様々なアウトドア趣味のお客さんが訪れているようです。
常時8種類のクラフトビールが楽しめる
用意されているクラフトビールの種類は全部で8種類。公式サイトによるとレギュラー5種とゲストタップ3種の組み合わせのようですが、メニューを見ると「ゴールデン」が消えていたり、若干の変化があるみたい。
フードメニューも充実しているので、食事がてらで訪れるのも十分に楽しめそうです(↑↓のメニュー写真はクリックで拡大できます)。
注文は飲む分、食べる分を都度レジで支払うキャッシュオンデリバリー方式。ビールはその場で目の前のタップから注いで貰います。
価格はSサイズで500〜700円(L:900〜1300円)。軽く飲む程度ならSサイズで種類の違うビールを味わうのが丁度いいですね。
登山帰りに新鮮なクラフトビールを味わえる幸せ
まずは私が「ヴァイツェン」(左)で妻が「クリーム」(右)。ヴァイツェンはドイツ系の白ビールの名称。公式サイトではベルジャンウィート(ベルギーの白ビール)の名前がありますが、この辺りは時期によって変わるのでしょうか。
無濾過っぽい色合いで見るからに美味しそう。飲むと小麦ビール独特の柔らかな飲み口に、控えめな苦みと芳醇な香り。やっぱり新鮮なクラフトビールはうまい!
おつまみに「自家製ポテトサラダ」。マヨネーズを使わずサワークリームで仕上げてる感じかな? さらに「フィッシュ&チップス」。うっかり芋と芋で被ってしまった…。
ケチャップ、マスタード、お手拭きや取り皿などは店内の中央付近にあります。今回注文したフードはこれだけでしたが、他のメニューも美味しそうでしたので、次回はもう少しお腹を減らして訪れなくては!
続いて「パシフローラ」。やはり無濾過の淡い色ですがIPA(インディアペールエール)系のビールだそう。IPAらしいホップの効きとフルーティな香りを持つ爽やかなビールです。
こちらは妻の「ジャーマン・ペールエール」。美味しそう(語彙力…)。
涼しい風が吹き抜ける古民家で美味しいビール&フード。ずっと飲んでいたくなる素敵空間ですが、まだ明るい時間ですし適当に切り上げて、家に帰って登山ウェアの洗濯をしないと…(笑)
新鮮なビールをテイクアウトするグロウラーショップCFを実施中
店内メニューにもありましたが、現在バテレでは新しい醸造所を併設したグロウラーショップ(クラフトビールの持ち帰り販売所)開設の資金調達として、クラウドファンディングを実施しているそう。期間はなんと明後日、2018年5月28日(月)までです!
お持ち帰りビールを一般的に。醸造所併設グロウラーショップをオープンさせたい。 - クラウドファンディングのMotionGallery
駅前にはVERTEREの名前が入った綺麗な醸造所がありましたが、ここがグロウラーショップになるのでしょうかね?
CFのリターンになっているオリジナルのグロウラーボトルは、店内に展示されていたこちらのものでしょうか。うーん、これは欲しくなる…。
クラフトビール大好きマンとしてはとても気になりますが、奥多摩登山にはそこまで頻繁に行く訳でもないですし、しかも車でなく電車なので基本現地で飲めるんですよね(笑) クラウドファンディング終了まであと2日半… もう少し考えてみます。
駅が近いので帰りも楽チン
さて、バテレの店内には駅にあるような立派な見やすい時計もあるので、電車の時間に合わせて飲むことができますが、何せ徒歩1分なのでギリギリまでいられます(笑)
ちなみに休日のホリデー快速に座って行くならば、発車時刻よりも少し早めに駅に向かっておきましょう(発車時間間際だと座れないこともあります)。
あと、あまり気持ち良く飲んで酔っぱらってしまうと、奥多摩駅のホームは(カーブになっていて)電車とホームの隙間が広い場所があるので落ちないよう注意ですよ!
朝から渓谷と山をたっぷり歩いて汗を書いたら、買える前に美味しいクラフトビール。電車ではもう立川までグッスリです。ぜひ、ここにはまた来なくては!