今年の春以降に購入し、夏山登山シーズンに使って良かった小物系アイテムを紹介します。
- オリム「もってこタオル」
- JR GEAR「Compression Dry Bag」
- finetrack「スキンメッシュソックス 5本指クルー」
- おまけ:ナルゲンの「OTFボトル」もよかった
- 関連のありそうな記事
オリム「もってこタオル」
Twitterで紹介されてるのを見て試しに買ってみたオリムの「もってこタオル」。マイクロファイバー混(他コットンとキュプラ)の速乾タオルで、一般的なタオルと比較してめちゃくちゃ薄くて軽い(フェイスタオルサイズで30g)のが特徴。畳むとかなり小さくなるので、アウトドア用途にもピッタリです。
石鹸の泡立ちもよくて、温泉で身体を洗うタオルにも丁度いいのです。
登山の際に使う速乾タオルはこれまで、モンベルのクイックドライ(フェイスタオル)やパックタオルを使ってきましたが、汗拭き用途ならもってこタオルで十分です。なによりこの薄さなので速乾性も群を抜いています。
元々の大きさや保水量が異なるのでアレですが、濡らして脱水した状態からの乾燥でも、もってこタオルが断トツで早く乾きます(パックタオルは乾燥まで20分程度の差でかなり優秀、モンベルは完璧に乾くまでもってこタオルの倍近い時間がかかりました……)。
あと、歴代速乾タオルの中で最も頭に巻きやすいのがこのもってこタオル(薄いので結びやすい)。山で使って、そのまま下山後の温泉で使って、頭に巻いていればいつのまに乾いてる…… とにかくお手軽。
ちなみに耐久性に関してはまだ分かりませんが、薄いものなのでそこまで高くなさそうな感じもあります。まあ、低価格ですし消耗品と割り切って買い換えていくのがいいかも(ローズが安くなっていたので予備に買ってしまいました)。
JR GEAR「Compression Dry Bag」
夏前に古くなったスタッフバッグをまとめて買い換えたのですが、その中でなかなか良かったのがこのJR GEARのコンプレッションドライバッグ。
口がロールになってる防水タイプのスタッフバッグ(ドライバッグ)ですが、この構造の袋は口を閉じた際に余計な空気が入りがちですよね。
コンプレッションドライバッグは裏側に水は通さないけど空気を通すe-Vent素材が使われているので(グレーになってる部分)、口を閉じた後にグイグイ…と手で押すことで……
余計な空気を抜くことができるのです。
とても便利で防水タイプのスタッフバッグは全部これに変えてしまいたい位ですが、色が1色のみなので近いサイズのものは色で使い分けたいのですよね。
衣類やシュラフなどを入れてる少し大きめのスタッフバッグが毎度空気を抜くのに苦労しているので、これに変えてしまおうかななんて考えています。
finetrack「スキンメッシュソックス 5本指クルー」
スキンメッシュのインナーソックス(レギュラー)は冬山の汗冷え対策で使い始めたのですが、靴ずれにも効果があると聞き、今年から夏山でも使うようになりました。
ただ、どうしても靴の中でたるみやすいことが気になっていました(サイズはSで踵もジャスト)。登山靴は一度紐を締めてしまうと、靴下を伸ばすことも難しいですし。
別のメーカーのインナーソックスを試そうかと思ったのですが、ふと5本指のクルー丈だとどうなのかなと試してみた所、これがなかなかにいい感じなのです。
5本指の効果なのかクルー丈のせいかは分かりませんが、今までのスキンメッシュソックスでは土踏まずのあたりで起きていた弛みが出なくなりませんし、丈が短いので当然ふくらはぎ周辺で下がってしまうこともありません。あと、やはり夏場に靴下を2枚重ねにしているのでクルー丈の方が涼しくて快適です。
そういえば一度、インナーソックスにどの程度の効果があるのか?と、片足はインナーソックスを外して長めに歩いたこともあるのですが、スキンメッシュを履いてる足の方が不思議と痛みが出ませんでした。靴ずれ防止につていはどの程度の効果があるのかまだハッキリとは言えませんが、履いていてマイナスになることはないので当分は使い続ける予定です。
ちなみに消臭効果が高いとされているスキンメッシュですが、やはり所詮は化繊。メリノウールの靴下を直接履いた場合に比べたら、長時間はき続けた場合どうしても匂いが出やすいと感じます。やっぱりそこはまだまだ天然素材の方が優秀ですね。
ちなみにインナーソックス系は他にも選択肢がありますし、BBGのこちらの比較記事などが参考になると思います。スキンメッシュソックスはストレッチ性が低いのでフィット感が微妙というのは私も同感かも……。
おまけ:ナルゲンの「OTFボトル」もよかった
これは以前、記事にしたやつなのでおまけ。そろそろ保温ボトルが欲しくなる季節ですね。