今年の4月半ばに滞在した暑季のタイ。タイでの5日間のスケジュールの4日目はバンコクのホテルから電車で移動して、ユネスコ世界遺産でもあるアユタヤ遺跡(アユタヤ歴史公園)を訪れました。
これでタイ滞在中の観光は全て終わり。3月後半のネパール渡航〜エベレスト街道トレッキングから始まった24日間の旅行も無事に終わり、翌日昼過ぎの便で帰国することになります。少々長くなりますが、ラスト2日分を全て本記事でまとめてしまいます。
- アユタヤ遺跡(アユタヤ歴史公園)へ行こう
- バンコク アソークのホテルからフアランポーン駅へ
- アユタヤ駅に到着、レンタル自転車で遺跡群へ
- アユタヤ歴史公園の遺跡を巡る
- アユタヤ観光を終えてバンコクへ
- フアランポーン駅チカでベタなタイ料理を食べる
- 旅行最後の夜、パーク プラザ スクムウィット バンコク2泊目
- バンコク アソークからスワンナプーム空港、そして日本へ
- 2019年ネパール&タイ旅行記まとめ
アユタヤ遺跡(アユタヤ歴史公園)へ行こう
アユタヤは1351年から1767年にかけてアユタヤ王朝として栄えた王都で、1767年にビルマの侵略を受けて滅亡したと言われています。その際、徹底した街の破壊が行われたことで、現存する中世の建造物にしては傷みが激しいことも特徴のようです。
アユタヤ | 【公式】タイ国政府観光庁
アユタヤ歴史公園 - Wikipedia
その後の王朝は遷都されることになり、現在はそのアユタヤ王朝跡に残された遺跡群が「古都アユタヤ(Historic City of Ayutthaya)」としてユネスコ世界遺産に登録され、このエリアも「アユタヤ歴史公園」として整備されています。
ネパールのエベレスト街道をトレッキングしている際に、ロッジや空港で何度か顔を合わせたタイの若者グループと話をした際にも(1人はやたらと日本通で、立山や上高地に来たこともあるそう)、タイで行くべき場所としてアユタヤは「マストだ!」と言われたぐらいの人気スポットのようです。
アユタヤ遺跡があるのはバンコクの郊外北80kmほどのアユタヤ県。バンコクからは電車やバス(北バスターミナル)で2時間前後の移動になりますが、このときはバンコク中心街のホテルに泊まっていましたし、タイの鉄道旅行にも興味があったので電車での移動を選びました。
ちなみにアユタヤに関しては「バンコク近郊に遺跡がある」ぐらいしか知らず、そもそも今回の旅行はエベレスト街道以外のことは何も調べていない状態で行ってるので(タイ滞在時は本当に前日に予定を決めてた)、予備知識なしの行き当たりばったりな感じでの行動になります。
バンコク アソークのホテルからフアランポーン駅へ
前日から宿泊しているバンコク アソークのホテル「パーク プラザ スクムウィット バンコク(Park Plaza Sukhumvit Bangkok)」からのバンコクの街。目の前の高層ビルはホテル群でしょうか?
タイのホテルでよく目にしたマルチタイプのコンセント。アダプターを使わずに各国タイプのプラグがそのまま刺さります。ネパールのホテルにもありましたし便利だと思うのですが、日本のホテルだと法規制の関係で難しいのでしたっけ? そもそも100Vの壁もありますし(ネパールやタイは220V)。
ホテルのオシャレレストランで朝食バイキング。


その場で好きな具材でオムレツを焼いてくれたり、色々と豪華です。もちろんタイっぽい料理もありますし、味噌汁(なぜかあった)だけは微妙な味でしたけども(笑)



ホテルに近いMRT(バンコクメトロ)のスクムウィット駅から、まずはアユタヤまで通じているタイ国鉄(SRT)の始発駅であるフワランポーン駅(バンコクの中心駅)に移動します。地下鉄はスクムウィット駅ですが、上に交差している高架鉄道BTS(バンコク・スカイトレイン)だとアソーク駅。明治神宮前駅と原宿駅というか、日比谷駅と有楽町駅というか実際にはもっと近いです。
MRTに乗るには自販機か窓口でプラスチックのメダル「シングルジャーニートークン」を購入します。
トークンの中身は恐らくICチップ的なもので入場時にタッチ、改札を出る際に回収されます。紙切符のような視認性はありませんが、ゴミ問題や自動改札の詰まり対策的にも優れてそう?


ちなみに地元の人はチャージタイプのICカードを使っているみたい? もうひとつの都市交通、BTS(バンコク・スカイトレイン)ですが、こちらの自動改札は別システムのICカードが使われています。
そうそう、バンコクの都市交通や特急電車などは(レストランなども)異常に冷房が効いてることがあるので、長時間電車に乗る場合は羽織るものとかあった方がいいかも。外の40度近い灼熱からの落差が激しいので鉄道移動の場合は要注意です。
タイ国鉄の東京駅や上野駅的なフアランポーン駅は昔ながらのアーチ屋根の巨大ステーション。
8時半のチェンマイ行きに乗ります。特急(スペシャルエクルプレス)の指定席(2等)でアユタヤまでは345バーツ(約1200円)。3等の普通列車だと20バーツですが、特急が快適なのでオススメです。
暑い国だからか(?)Tシャツの自販機があります。
「THE・始発駅」といった風情のアーチ屋根。
これがチェンマイ行きの特急電車(の最後尾)。
指定席は2号車でした。
こんな感じの指定席。日本の少し昔の特急電車みたいな感じですね。かたやMRTやBTSの車両はめちゃくちゃ近代的で、バンコクは日本よりも古いものから進んだものまでが共存する面白い街という印象。
エアコンのスイッチは手動。寒すぎたら切りましょう。
途中でコーヒーとクリームパンが配られました。特急のサービスみたい。
アユタヤ駅に到着、レンタル自転車で遺跡群へ
バンコク フアランポーン駅から1時間20分でアユタヤ駅に到着。
南国の観光地っぽい雰囲気の駅ですね。



アユタヤ歴史公園の観光マップ。右にあるのが駅。遺跡群の多くは四方を川(外堀的な役割で一部は運河らしい?)に囲まれた広大な中州(アユタヤ島とも呼ぶらしい)にあり、川の外側にも様々な遺跡があるようですが、とにかく広いので全て回るならば1日では絶対に足りないと思う。
外から見ると意外と素朴なアユタヤ駅。トゥクトゥクや観光ガイドの客引きが声を掛けてきますがマイペースで観光するならば基本無視でいいでしょう。トゥクトゥク観光は楽ちんみたいですが、それも川を渡ってからでもいいのでは?
都会のバンコクと違ってアユタヤに来たら犬が多い。アジア感出てきた。
まずは渡し船で川を渡ります。 渡し賃は5バーツ、自転車ごとだと10バーツ。
川を渡って……
こんな感じの街。魚の匂いとかしていて市場があったりするのかな?


アユタヤ歴史公園の遺跡群まではちょっと距離があるので(歩くと15分はかかりそう?)、素直にレンタサイクルを借りるといいです。値段は我々が借りた店で1日50バーツ。
「地球の歩き方」にはパスポートを預けると書いてましたが、別に預けなかったような……。
正面の通りをひたすら真っ直ぐ。何度か大きな通りを渡るので注意しましょう。
自転車で走っているとそこら中にちょっとした遺跡があるのですが、全部回っていたら時間がなくなってしまうので、有名な(大きな)遺跡に絞って回ることにします。
レンタサイクル屋が地図にオススメの遺跡スポットをチェックして渡してくれたので、これ通りに回ったらかなりいい感じでした。昼食を挟んだ半日程度の自転車観光なら丁度いい分量だと思います。
というか自転車移動でこれより足を伸ばすのはかなり気合いが必要です。後で「地球の歩き方」をチェックしてみたら、有名な遺跡がひととおり押さえられていて、かなりナイスなチョイスだと思います。

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アユタヤ歴史公園の遺跡を巡る
ワット・マハタート(Wat Mahathat)
まずは、ワット・マハタートという寺院跡にやってきました。
飲食禁止だけど水はオッケー。とにかく暑いので水がないと死にます。
やる気のない犬たちがあちこちにいて最高。
有名な遺跡のいくつかは50バーツの入場料(拝観料)が必要です。
チケットは全て同じデザインで左下のナンバリングとスタンプが遺跡によって違う感じ。
移籍の損傷が激しいのはビルマによって侵略された際に破壊されたものだとか。とにかく各所で徹底的な破壊が行われたようで、王宮跡(今回のルートの途中でも見えます)などは跡形もなくなっています。どの移籍に行っても「これもビルマの仕業か……」といった記述が見られます。
遺跡の上に登ったり顔ハメ撮影をしてはダメ。顔(頭部)のない仏像も至る所で見られますがこれもやはりビルマの侵略で(略
有料エリアにも犬はいる。
切り取られた仏像の頭部が木に取り込まれてしまっています。
記念撮影は仏像の頭よりも低い位置で。英語の次に日本語の説明文、この日は確か午後に日本からのツアー客を見かけました。その他、欧米の観光客に韓国、中国系とこれはどこでも同じかな。
緑の頭のトカゲ発見! カッコいい!
アユタヤ遺跡群の多くはアユタヤ王朝が栄えた1300〜1400年代頃の建造物。日本だと室町時代から戦国にかけての頃でしょうか。破壊による傷跡も大きいものの、石やレンガ造りの建造物だからこそこれだけの遺跡が残されているとも。木造だと燃やされたら何も残りませんし。
仏像の頭を落とすのはかなり意図的に行われた破壊行動のよう見えます。
この日も気温は既に40度近い灼熱のタイランド、犬は砂に埋まってます。
定期的に水分補給してないと人間もやられてしまいます。JAPAN QUALITYシールの貼ってあるポカリでも飲みましょう。飲み物はすぐにぬるまってしまいますが、全ての遺跡で買える訳ではないので常に水のペットボトルは携行しておくのがオススメ。
ワット・ラチャブラナ(Wat Ratchaburana)
続いてお隣のワット・ラーチャブラーナ。有料になってる遺跡はこのような精巧な復元模型が作られていて、元々の寺院の様子を思い描くことができます。多くの寺院は中央の仏塔とその前(後)に大きな礼拝堂、周辺に居住エリア等の建物という作りが一般的なようです。


門の横にいるのが入場チェックの人。
礼拝堂と、その奥に仏塔が見えています。
ここは礼拝堂の壁がかなり残されています。
屋根は完全になくなっていて柱も土台付近が残るのみ。
ここの仏塔には登ることができます。
絵に描いたようなコウモリびっしりの内部。
塔の上から礼拝堂を見下ろします。
塔の逆側にも同じような礼拝堂があります。礼拝堂と礼拝堂の間に仏塔があるレイアウト。
ワット・ナー・プラメーン(Wat Na Pramaen)
続いて自転車で中州北側にある運河(内堀?)を渡ってワット・ナー・プラメーンにやってきました。ここは本堂が修復されていて(元々ビルマ侵攻も逃れたらしい)、これまで見た破壊された礼拝堂が元々どのような建物だったのかを想像する材料となります。
内部の様子。本来レンガ造りの上には白壁が塗られてこのような装飾が施されているのですね。
休憩&タイスキランチ(リムクローン)
ワット・ナー・プラメーンの拝観が終わった段階で時間は12時過ぎ、さすがにお腹が空いたのでGoogleMapで近くに評判の良さげなレストランがあったのでそこへ(GoogleMapは海外旅行でめちゃくちゃ頼りまくってしまう)。リムクローンって店みたいです。
運河沿いの半オープンな店内。


メニューのトップにタイスキが載っててそれがオススメっぽいのでそれで。野菜以外の肉や魚介は2種類選べます。値段は100バーツって350円ぐらい? 激安!


うん、普通に美味しいですね。ところでタイスキとムーガタって何が違うの?
暑いのでスプライトが捗ります。氷はなしで頼もう(お腹壊すぞ)。
ワット・ロカヤ・スターラーム(Wat Lokaya Sutharam)
全長28mの巨大な仏様が昼寝してるワット・ローカヤースッター。
ええ顔してらっしゃる。
寝仏の向こうにはやはり破壊された礼拝堂と仏塔。
寝仏の背中側。
草むらで涼む犬。
自転車で移動中、運河の斜面をフラフラーと下りていく犬がいたので見ていたら、水の中に座り込んで……
この顔。暑かったのね。犬だってお尻を冷やしたくなる暑さ。
エレファントキャンプで象をちょい見
遺跡ではありませんが、レンタル自転車の地図でチェックされていたので一応立ち寄り。
象だー。
でも、象はネパールでも乗ったし暑いので次へ。
おや、この自販機は……?
日本製の中古でしょうか。タイ硬貨に設定されてるのはいいとしてなぜ「20バーツ」表記(笑)
7UPを買った。とにかくサイダー系が飲みたくなる。コーラでなくスプライトか7UP、そんな暑さ。
さっきの象たち。観光客を乗せて道を歩いてます。車道に対して象がこの向きで歩いてくると自転車は何処に逃げれば……(笑)
ワット・プラ・ラーム(Wat Phra Ram)
中州(アユタヤ島)の中央あたりにあるワット・プラ・ラーム。ワット・ラーチャブラーナ以来の有料寺院。ここはとても静かでとても見応えのある寺院でした。
仏塔の前後に礼拝堂。ここもこのレイアウト。
ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット(Viharn Phra Mongkol Bopit)
ここは遺跡ではなくて、現役で使われている立派な礼拝堂ですね。
犬もいる。
参拝は靴を脱いで。
中には巨大な黄金の仏様。
この礼拝堂は、再建、復元されたものだったようです。
これだけ破壊されながらも、巨大な仏像が残されていたんですね。
暑くて寝ている犬たち。
ワット・プラ・シーサンペット(Wat Pra Srisanpet)
最後に訪れた遺跡は3つの巨大な仏塔が並ぶワット・プラ・シー・サンペット。アユタヤ遺跡を紹介する写真などにも、最もよく登場する寺院ではないでしょうか。
ここにも穴を掘って涼む犬たち。
破壊された礼拝堂の中も既に土が入り込み草が生えています。
大小様々な仏塔が見られます。
タイのお寺は犬天国か?
破壊されたどこからか落とされた塊。全ての構造物はこのようにレンガ造りになっているのですね。
それぞれの仏塔にはアユタヤ王朝の王たちの遺骨が納められているのだとか。
ベタな記念写真。カトマンズで買ったTシャツとナムチェバザールで買ったサンダルが活躍。1/3セパレートできるトレッキングパンツを持ってきておいて良かった。
この頃から少し曇りがちになってきましたが、雲の隙間から太陽が顔を出して幻想的な光景に…… 奥はさっきのウィハーン・プラ・モンコン・ボピット。
首輪をしているけど誰が飼っているのか分からない犬。かわいい。
アユタヤ観光を終えてバンコクへ
時間は15時半、もう少し回ることもできますが、一応貰った地図のスポットは全て回りましたし、まあまあ疲れたのでアユタヤ遺跡観光はこれで終わりに。再び自転車で駅方面を目指します。
川を渡って……
駅です。線路の上には恐れを知らぬ犬。
この時間、バンコクに戻る特急はなく買えたのは3等の切符。15時59分アユタヤ発。
ホームで待つ人達。
電車が来ました。見るからに混んでる……
うん座れないね。どうでもいいけど、ネパールでもタイでもドイターのレディースのザックに(メンズと見分けるための)造花を付けっぱなしの人をよく見たなと。日本だとこれ付けっぱなしの人ってあまり見ないような……(たまにいるけど)。
鈍行の普通列車だとバンコクまで2時間掛かるのでキツいな……と思ってたら数駅で座れました。でも3等には冷房がないのでかなり暑い。車内販売のコーラを当然のように買ってしまう。
賑やかな駅だ。そういえば窓が全開になる客車。
ビッグシティ バンコクのビル群が見えてきた。
バンコク フアランポーン駅に定刻通りの18時に到着しました。
10時過ぎから15時半までアユタヤを観光してバンコクに18時。これ以上現地で過ごすスケジュールを立てるならば、素直にアユタヤでホテルを取って一泊するのが良さそうです。
フアランポーン駅チカでベタなタイ料理を食べる
フアランポーン駅の外に出ると正面口はこんな見た目。そろそろ夕暮れですね。
駅前の繁華街で夕飯でも食べてからホテルに戻りますか。
駅舎が見える外テーブルで夕飯スタート。チャーンビールはおいしい。
徐々に日暮れを向かえるフアランポーン駅前。
こんな感じのお店(ホンコンヌードルの左隣)。
タイ4日目にしてようやく本場のトムヤムクン。
揚げ餃子的なのとか……
ヤムウンセン的なやつとか……
このチャーシュー麺っぽいのも美味しかった。駅前ですし観光客も多めの典型的なタイ料理店という感じ。これはこれで美味しいけど、カンチャナブリーのあのレストランが今となっては懐かしい。
旅行最後の夜、パーク プラザ スクムウィット バンコク2泊目
MRTに乗ってアソークのホテルへ戻ります。結構バンコクでは日本のアレコレを見かけます……
普通に日本語が表示されてる。
ICカードをかざしてクーポンをゲットする系の機械? 吉野家にミスド、北海道ベイクチーズタルト、とんかつにとんこつらぁ麺の文字……。
タクシーが来たがらなかったBTSアソーク駅下を走るスクムウィット通り。
ホテルに戻ったら屋上のラウンジへ。チェックイン時に貰ったチケットで無料のドリンクを……
プールもあるけどなんだか嵐が来そうな強風なので、1杯飲んだら即部屋に戻りました(笑)
翌朝はまたまた美味しい朝食を食べて……
フアランポーン駅で買った帰国用の靴下。「さようなら」の文字が切ない。
タイのバーツ紙幣。ラーマ9世ことプミポン前国王。
プミポンさんとラーマ10世ことワチラロンコン現国王。
残ったバーツは約2.6万円ほど。バーツ札は羽田で両替できるので、無理に使う必要もありません。
ホテルフロントのお姉さんが使うマウスパッド。melonのルビ「ウォーターメロン」が気になる(笑)
いいホテルでした。この設備の都市部のホテルが1泊5000円以下なのだから何やかんやで物価は安いですよね。食べものも美味しいし、またバンコクには遊びにきたいな。
バンコク アソークからスワンナプーム空港、そして日本へ
今日は地下鉄でなく高架鉄道のBTSに乗ります。なんだろう、この高架とビルの既視感。
BTSの切符はICカード。MRTのトークン同様に下車時に回収されます。
ホームドアもあるし車両もめちゃくちゃ新しい都市交通。そしてスポンサーのラッピング車両が多い。
大都会だー。
ローソンに「KAMU」
「かむ」。隣の「ChaMa」もお茶のスタンドっぽい。溢れる日本語。
成田エクスプレス的な空港連絡鉄道ARL(エアポート・レール・リンク)。車窓は完全に京葉線です。
改札からスワンナプーム空港直結。
相変わらず立派な空港だ……
またくるぜタイ王国。
ネパール行きのトランジットでも写真を撮った搭乗ロビーのオブジェに再会。
出発まで少し時間があるので、最後にタイ式マッサージでも。
30分だけ。特に痛くもなく普通に気持ち良かった。
飛んだ。これは田んぼ…… ではなくてバナメイエビとかバラマンディの養殖池、一部は釣り堀だったりするみたい(GoogleEarthで見るとすごい)。そういえば747-400に乗るのは久しぶりな気がする。
タイ空港の機内食もこれで3度目。シンハーも飲めるし、全体的には美味しい寄りの機内食です(カレーの左側に見える野菜は厳しい)。日本行きの便だからって無理に蕎麦付けなくていいんよ……。
すっかり真っ暗になった羽田空港に無事到着。
もろもろの入国手続きを終えて、余ったバーツを日本円にしたら4000円ちょっとあったかな?
そのまま夕飯に突っ込んでしまいましょう(笑) 黒ラベル美味いわー。
出国時に食べて美味しかったたか」の「特選すき焼膳」。ネパールもタイもご飯は美味しかったけどやっぱり日本食は美味い、というかすき焼きは美味い。
出国時の様子はこちら。長かった旅行記もここからスタートでした。
そしてなによりトイレにウォシュレットがあって日本最高! 半月ぶりの少し肌寒い東京の夜、南国帰りで麦わら帽子とサンダル履きのまま府中行きの高速バスに乗り込むのでした。
2019年ネパール&タイ旅行記まとめ
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