昨年のAmazonのサイバーマンデーセールでジャスミンライスを5kg買ったのですが、これが思った以上になかなか減りません……。
ジャスミンライス(ジャスミン米)はいわゆる長粒種(インディカ種・タイ米とも)の一種で、生米の状態から(炊いても)甘いりのする米の品種(香り米)です。タイ米と聞いて、さすがにもう平成の米騒動のブレンド米を引きずってる人もいないかと思いますが、粘り気がなくパラパラとした炊きあがりになるので、カレーやピラフとの愛称は抜群。
ジャスミン米 - Wikipedia
インディカ米 - Wikipedia
我が家でもカレーの際には欠かせない米ですが、だいたいカレーを作るのは月2〜3回程度。バターチキンカレーの際はサフランライスにして、グリーンカレーはそのまま炊いた白い米で。日本の米(ジャポニカ種)を炊く際よりも少なめの水で炊くといい感じ(カップで米と同じ分量の水が目安)。
普段は1〜2kgずつ買っているのですが、昨年末のAmazonサイバーマンデーセールで5kgのジャスミンライスが通常の2kgぐらいの価格になっていたので、迷わずポチッと……。しかしこれが思ったより消費スピードが遅い。普段食べてる日本の米(昨年、酒田に行って以来つや姫がお気に入り)だと、5kgを2か月前後で食べきるのですが、ジャスミンライスは3か月でまだ半分以下の消費量です。
精米済みなのであまり長期保存していても味が落ちてしまうかもしれませんし、積極的に消費したいところですが、そうそうカレーばかり食べてる訳にもいきません。
自家製カレーの他に、無印のカレーを食べる際の冷凍ご飯として、冷凍ジャスミンライスを容易しておくのは基本です。これはもう間違いなく普通の米より合う。
タイ料理がベースになったガパオライスは、むしろジャスミンライス以外ありえません。というか昨年、我が家にガパオライスブームが訪れ、一時期毎週のように作っていたせいで、一時的にジャスミンライスの消費が増えて備蓄量の判断を誤ったとも……?
先日試してみて良かったのがハヤシライス。これもルー+ご飯系の料理なので、普通に合う。というかむしろ日本米よりも合う気がします。ルーをゆるめに作っても、ご飯が水分を吸わないので、ご飯がいつまでもベシャッとせず最後までおいしく食べることができます。
試してみてなかなか良かったのがグラタン。そもそもグラタン+ご飯がイレギュラー説もありますが、ご飯のオカズとしてグラタンというよりも、グラタンに合うご飯としてジャスミンライス。
ドリアのご飯とベシャメルソースを別々に食べるようなものなので(?)、これまたよく合います。別にバターライスにする必要もないです(その方がサッパリ食べられますし)。
まさかの牛丼にジャスミンライス。炊きすぎたジャスミンライスの消費に、松屋の牛めしで食べてみたのですが、意外にもアリだと思いました。つゆだく気味になってもご飯が汁を吸い過ぎずにサラサラしています。どんぶりご飯は日本の米で食べたい人の方が多いかもしれませんが、汁掛けご飯全般に相性がいいのがインディカ種。それはそれ、これはこれ、でどちらも良さがあります。
もっと、ジャスミンライスに合う料理を作ればいいですが(ピラフやアジア風の焼飯など)、ものぐさなのでつい作ったことのある料理でばかり試しがち。ジャスミンライス自体はとても美味しいお米なので、なるべく美味しいうちに上手に食べきりたいものです(次回からまた1〜2kgにしておきます)。
このブランドのジャスミンライスは両方買ったことがありますが、どちらも美味しかったです。
追記:当然ですが(?)カオマンガイにめちゃくちゃ合います。水分量は控えめで。