久々にカメラバッグを買ってしまいました。またしてもトップローディングタイプのカメラバッグです。本当に好きですね?(と他人事のように言う)
マインドシフトギア マルチマウントホルスター30
今回手に入れたのはマインドシフトギア(MindShiftGEAR)の「マルチマウントホルスター30」。
以前このブログで紹介した同ブランドの「アウトバウンドホルスター20」とは兄弟モデルになるシリーズの1サイズ大きなモデル。上部の蓋を開けてレンズを付けたままのカメラををそのまま収納する、所謂トップローディング式のカメラバッグです。
正確には最初に発売されたのが「マルチマウントホルスター」で、確かその1年後ぐらいに発売されたのが「アウトバウンドホルスター」。後発のアウトバウンドホルスターは、ただブラックモデルになっただけでなく、トップカバーなど一部の素材の耐水性が高くなっているようです(どちらも防水素材ではなく、レインカバーが付属します)。
ちなみに後発だったアウトバウンドホルスターの方がなぜか先にディスコンとなってしまい、販売元(輸入代理店)である銀一のサイトに現在掲載されているのはマルチマウントホルスターのみとなります。ただし本国のサイトを見るとマルチマウント〜もカタログ落ちしているようですし、ネットでの在庫を見るとこちらもほぼ市場在庫限りのディスコン状態だと思われますが……。
MindShiftGEAR(マインドシフトギア) マルチマウントホルスター30 | 銀一(ginichi)|プロフェッショナル映像機材・撮影用品専門店
元々の定価は11,880円〜15,840円とこの手のカメラバッグのなかでは少々高価な価格設定ですが、現在、Amazonや楽天でカメラのミツバが出品するものが在庫処分価格で7割引き以上(50サイズは7割弱)と、叩き売りのような価格になっています(少し前までアウトバウンドホルスターも同様の処分価格で売られていましたが、完売してしまったようです)。
10/20/30/50サイズの4サイズ展開で、主に中型〜大型一眼レフ機の収納を想定しているカメラバッグなのですが(各バッグのサイズ表は次項にあります)、実はミラーレスカメラに少し大きなレンズを付けて、プラスアルファの荷物を合わせて傾向するのに丁度いいバッグだったりします。
via : MindShiftGEAR(マインドシフトギア) マルチマウントホルスター30 | 銀一(ginichi)|プロフェッショナル映像機材・撮影用品専門店
その他、付属の各種ベルトを使い分けることで、ショルダーバッグからチェストバッグ、バックパックへの吊り下げなど5種類の携行スタイルを切り替えられるのもこのバッグの特徴。まあ私はショルダーバッグ方式でしか使ってないのですが……。
アウトバウンドホルスター20のひとまわり大きなバッグが欲しくなった
アウトバウンドホルスター20は望遠ズームレンズ(40-150mm PRO+MC-20)を装着したOM-D E-M1 Mark IIがフードを短くした状態( LH-76Dの場合は逆付け)がギリギリ収まるサイズで、1月から始めたバードウォッチング散歩には欠かせない相棒となっていました。
ただし本当にギリギリというか、バッグのメイン部分からはカメラボディが少しはみ出しています。蓋側にやや余裕があるので、なんとか収まってはいるものの、蓋の裏にあるポケットに小物を目一杯詰めると、ジッパーが全部閉まらなくなってしまったりで、もう少し余裕があると嬉しい感じ。
そんなところに、1サイズ大きな30サイズのマルチマウントホルスターが処分価格となっているのを見掛けたので、渡りに船と飛びついてしまいました。
20サイズと30サイズの差は単純に長辺部の長さ(深さ)のみで、縦横の幅(マチ)は変わりません。長くなっている分、長いレンズが収まりますし、外側のポケットも伸びた分だけ広くなっています。
ちなみにシリーズ最大サイズの50サイズは30サイズと同じ長さで、縦幅を広くしたもの(DSLR一桁機に対応)。E-M1 Mark II/IIIに縦グリを装着した場合、一応20/30サイズでも入りますが、より余裕を求めるなら50サイズを選ぶのもアリでしょう。
via : MindShiftGEAR(マインドシフトギア) マルチマウントホルスター30 | 銀一(ginichi)|プロフェッショナル映像機材・撮影用品専門店
私の場合、現在E-M1 Mark II/IIIには縦グリップは使わず、ドットサイトをブラケットで装着しているので、30サイズを選びました。サイズに余裕があるのでドットサイト付きでも問題なく収納できます。
このドットサイトブラケットと長めの望遠レンズを両方装着した状態でいい感じに収まるカメラバッグって意外となくて(凹凸が増えるので安定する角度も少ないですし)、本来ならミラーレスカメラには少し大き過ぎるぐらいのDSLR用のトップローディングバッグが丁度良かったという偶然の産物。
カメラを取り出して使っているときにも丁度いいカメラバッグ
さて、このバッグ(マルチマウントホルスター/アウトバウンドホルスター)の良さはカメラ収納時の安心感もありますが、カメラを取り出した際に丁度いい荷物用のショルダーバッグとなるのです。
カメラバッグの宿命ではありますが、どんなに優れたメラバッグも、実際にカメラを使う段階になるとカメラやレンズを取り出したスペースは空になったまま、カメラとは別に嵩張るバッグを持つことになります。撮影時にカメラバッグの存在をいかに小さくするか? その答えのひとつがリュックタイプのカメラバッグでしょう。実際にはカメラを取り出したスペースは空いているものの、バッグ自体は背中に背負っているので、両手はフリーの状態です。
しかし、散歩時には極力荷物は減らしたいこともありバックパックだとどうしても大きさが気になります。さらに、カメラ以外の荷物を出し入れする際には、バックパックを下ろすか肩がけにする必要があり、私にとってはあまり好ましいスタイルではありません。
色々と試した結果、最もしっくり来たのがショルダーバッグタイプのカメラバッグを使い、カメラを取り出したスペースを一時的な物入れにして、脱いだウインドブレーカーや現地で買ったペットボトル等を突っ込んでいくスタイル。
カメラとカメラバッグ、二重のたすき掛けスタイルでカメラ以外の荷物(スマホ、財布、サブのコンデジ、双眼鏡、ペットボトル等)は使わないときはカメラバッグにぽいぽい放り込んでしまいます。バッグを下ろすことなく、「歩く」「立ち止まって撮影」の動作をスムーズに繰り返すことができます。
用途自体はアウトバウンドホルスター20と何も変わらないのですが、マルチマウントホルスター30の方が収納量が増えている分、今までギリギリ入らなかった荷物を全て携行することができます。
まず、カメラを収納した状態で中蓋を挟んで双眼鏡が入る。これは嬉しい。
そして外ポケットが大きくなったので、コンデジ(TG-6)の他にカメラのメンテ小物、さらにモバイルバッテリーも収納できます。全てを詰め込むにはやや工夫が必要ですが、一旦フィールドでカメラを取り出してしまえば、空いたスペースの全てが巨大サコッシュとして活躍します。
マルチマウントホルスター30になってから、アウトバウンドホルスター20よりも収納力が増えたので、今までは諦めていたモバイルバッテリーなども携行するようになしました。冬場は手袋だったり防寒用のダウンベストでかなりギリギリだったので、来シーズンにも活躍してくれるこでしょう。
撮影を終えたらカメラを仕舞う必要があるので、突っ込んでいた荷物を整理することになりますが、ペットボトルはその場で飲みきってしまえばいいですし、念の為にTICKET TO THE MOONのエコサコッシュもぶら下げているので、なんとでもなります。
うっかりカメラバッグを増やしてしまいましたが(せっかくメルカリで少し整理してたところだったのに……)いい買い物だったと思います。
カメラのミツバ、在庫処分価格まとめ
- マルチマウントホルスター10:¥11,880 → ¥2,950
- マルチマウントホルスター30:¥14,520 → ¥3,850
- マルチマウントホルスター50:¥15,840 → ¥5,240
- アウトバウンドホルスター10:¥8,000 → ¥2,980
【国内正規品】MindShiftGEAR マインドシフトギア マルチマウントホルスター10 グリーンストーン 017159
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: Camera
【国内正規品】MindShiftGEAR マインドシフトギア マルチマウントホルスター30 グリーンストーン 017197
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: Camera
【国内正規品】MindShiftGEAR マインドシフトギア マルチマウントホルスター50 グリーンストーン 017210
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: Camera
【国内正規品】MindShiftGEAR マインドシフトギア アウトバウンドホルスター10 カーボングレー 017166
- 発売日: 2017/12/21
- メディア: エレクトロニクス