半年以上前に買ったたまま、未だに開封すらしてないアイテムがいくつかあることを思い出しました。
前回、「動画カメラのDJI Osmo Pocketを買ったけど全然使えてない……」といったブログ記事を書いたのですが、それでもなんやかんやで半年で5回は持ち出している訳です。ガジェットとして面白いと思った一方で、上手く活用することができてないのは、動画機と自分の相性みたいなものも大きいとは思いますが、一応は使ってみての「なかなか上手く行かないなぁ……」な現状。
そんな実際に使ってみての相性以前に、買ってはみたものの一度も使ってないアイテムがあります。冒頭写真の「LEDライト」「クリップオンストロボ」「レフ板」。どれも室内の撮影に使うライティング機材やアクセサリです。LEDライトとストロボは未使用どころか未開封……。
昨年、オフカメラストロボの機材を揃え、長年室内光のみで撮っていた食卓（主に自然光で撮れない夕飯時）の写真をストロボを使って撮るようになりました。
その際の試行錯誤の過程で、レフ板やLEDライトを使ったり、ストロボを多灯にしたらよりライティングの幅が広がるかも？ …… なんて考えもあって買い足したアイテムたち。まあレフ版以外はたまたまセール価格になっていたので、うっかり買ってしまったようなものですけども。
（LEDライトなどは別に持っているので、ただの安物買いのなんとやら……な気もしますが）
レフ板はそれなりに明確な目的があって買ってみたものの、届くまでの数日の間にある程度の妥協点（食事前の限られた時間で許せる手間と結果のバランス）が見つかってしまったので結局使わなくなってしまったもの（2枚セットの1枚だけ開封してる）。これはいつか使う機会もありそうですけども。
どれも使えば恐らく得られる結果（この場合は写真のクオリティ）に寄与してくれるだろうことも理解はしているものの、結局使ってすらないということは、その結果を求めてない自分もいるのでしょう。
ただし、食卓のストロボ撮影にしても長年やらなかったことなのに、現在はほぼ習慣となっているので（自分でも信じられないけど毎晩食卓をソフトボックス1灯のライティングで撮っています）、使ってみたらまた結果は変わるのかもしれませんけども、現在の自分はなかなか箱を開けてまでその先に踏み出す気にならないようです。
とは言え、せっかくこんな記事も書いたことですし、一度は使ってみた上で本当に必要かの判断はしたいところですね。と他人事のように……。
効果は理解してるけどあえて使わないものもある
同様に、使えば効果があることは理解していても、あえて使わないアイテムも結構ありますよね。
私の場合だとその代表が三脚や減光フィルター類でしょうか。風景の撮影には欠かせないアイテムであるはずの三脚ですが、自分の場合は使うことで得られる結果（安定感や撮影結果）よりも、使わないことによる荷物の軽量化、時間や行動がより自由になるメリットを選んでしまいます。もちろん必要なシーンであれば、当然積極的に使いますけどね。
マイクロフォーサーズのカメラを使い続けているのも、多くの人が重視している画質（撮像センサーから得られる情報量）だけでなく、システムのコンパクトさや柔軟性、三脚の使用機会を減らすことができる手ブレ補正などに魅力を感じているから。さらに予算的なものも含めての選択になるので、妥協とえ言えば妥協なのかもしれませんが、自分が求めるクオリティとストレスのベストバランスを探して辿り着いたのが現状です（少々大げさですね）。
「荷物を減らしたい」「手間を減らしたい」と、楽さばかりを追い求めているように見えるかもしれませんが、自分の体や気持ちに必要以上にストレスを掛けてまでやりたいことではないのですよね。今のところカメラを持って野山を歩き回ることに辛さは感じてませんが、かといって倍の重量を持ってやりたいことでもない。
世の中には結果の為なら労力を惜しまない、或いはそんな労力すら楽しめる人もいるのだと思いますが、人は人、自分は自分です。
もちろん明日突然気が変わって、今まで使ってなかったアイテムをバリバリ使うようになるかもしれないし、機材をまるっと変えるかもしれない。ストレスの基準だって固定値ではありません。……なんだかおかしな話に脱線してしまいましたが、決して未開封アイテムの言い訳をしている訳ではないです？
