パナソニックの標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」(長い!)。
超コンパクトな沈胴機構のズームレンズですが、専用のレンズフードはメーカー純正では用意されていません。なるべくコンパクトなまま使いたいレンズなので、保護フィルターのみを装着していたのですが、それはそれでフィルターのガラス面をうっかり触ってしまったり、水滴を付けてしまいがち。
LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7やLUMIX G VARIO 35-100mmで使っているフジツボ型の金属フードは、出っ張りも少なくコンパクトなレンズと相性が良いと思っています。37mm径のフジツボフードは以前45mm F1.8単焦点で使っていたのですが、ネジ山が潰れて処分してしまい現在は入手も困難です(ただし12mmでケラレないかは未確認)。
過去、エツミ製の37mmフード(E-6264)があったようですが、こちらも現在は売られていません。他にも37mm径のフードはあるのですが、せっかくのコンパクトなレンズに付けるにはやや大ぶりなものばかり。
ということで買ってみたのが「37mm→40.5mm」径のステップアップリング。もっと大きな径に変換するステップアップリングもありますが(沈胴状態のレンズにサイズを合わせるなら「37-52mm」なども)なるべくスッキリさせたかったのと、前玉を触らないようにすることが目的なので径の差が小さいものを選びました。
リングの幅はKenkoのPRO1Dフィルターと同じぐらい(3.5mmぐらいでしょうか)。ガラスの入ってないただの金属リングなので600円ほどと激安です(ND等装着用にセットで持ってる人も多いかも)。
取り付けることでリングの先端から前玉まで1cm弱の距離を作ることができるので、うっかり触ってしまうことも少なくなるでしょう!?
保護フィルターのみだと沈胴を伸ばした際にレンズが先細りっぽくてかっこ悪くなってしまうのも、若干ですが解消された気がします?
もちろんレンズフィルター程の前玉保護効果は期待できませんが、LUMIX G VARIO 12-32mmのコンパクトな機能性を崩さないフィルターとしてステップアップリングを使うのは結構アリな気がします。
LUMIX G VARIO 12-32mmを装着したGM1、最近は望遠レンズのシステムを持っての野鳥散歩のサブとしてよく傾向しています。コンデジのTG-6もマクロレンズ的に使えて良いのですが、フィールドの俯瞰撮影などでやはりコンデジやスマホよりも画質が良いので、その日の目的や気分でサブのカメラも使い分けています。