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東京競馬場花火大会『TOKYO シティポップ 花火 2024』を会場スタンド席から見た

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府中市民のお楽しみ、東京競馬場の花火大会。2022年から会場内は有料イベントとなってしまいましたが、今年は市民割りを利用してチケット購入、数年ぶりに東京競馬場内から花火鑑賞してきました。

一般発売のチケットは最もお手頃なA席が7,700円ですが、同じA席が府中市民割の価格で販売されます。事前に購入した引換チケットを当日指定席のチケットに交換するシステム。
手渡されたチケットは3階1列、果たしてどの程度スタンドの奥になるのか?

座席エリアはこんな感じ。

普段は通路というか自由エリアになっているスペースに椅子が並べられて指定席(主にS席とプレミアムシート)になっています。スタンド部分が全てA席なのか2階席あたりからなのかは不明です。

入場時に配られたうちわ。わたせせいぞう…… と思ってたら、裏はJRAコラボキティちゃん。

フードエリア通常の競馬開催日とは違い、3箇所にキッチンカーが入っていました。これは西門寄り。

一旦座席を確認。フジビュースタンドの3階部分。奥まったエリアは閉鎖していました。

正門前のキッチンカーエリア。やはりここが一番混雑していました。

正門からの入場者。まあまあ人は多いですが、競馬の重賞開催日に比べたら普通に空いているレベル。過去の入場無料だった頃の花火大会と比べても入場者数はかなり少なように感じました。

もう少し歩いて東門側のキッチンカーエリアへ。こちらはガラガラですぐに買えて助かりましたが、出店する側はエリアによる売上が大きく違ったのでは……。

屋内には物販とデザート販売など。

ディスクユニオンがシティポップのレコードを販売していました。あまり賑わっているようには見えなかったけど、シティポップ目当てに感じて花火大会への参加を決める人ってどの程度いるのでしょうね。

フードとビールが揃いました。

うむ。花火大会は意外とこの待ち時間飲食が楽しい。以前は、入退場が自由で途中でコンビニや自宅にビールやアイスを取りに戻ったりしていましたが、さすがにチケット制になってからは再入場は不可。

キャベツしか具の入ってない焼きそばは笑いましたが、たこ焼きとケバブサンドは美味しかった。

そうこうしてるうちに徐々に日は暮れて行きます。さて、この屋根がどの程度花火の邪魔になるか?


マジックアワー的な。

開演直前にお手洗いへ。館内は涼しいですしトイレもたくさんあって、イベントにはいい環境ですね。

競馬開催日とは開放エリアが異なるのでちょっと新鮮。

10分押しぐらいでスタート。恐らく見切れるだろうと思っていましたが、やはりスタンドの屋根で高い花火はかなり切れますね。そして客席に光るスマートフォンの光。コンサートや映画館では見られない光景かも。
オープニングナンバーは高中正義「Blue Lagoon」。ああいうインスト曲もシティポップになるんだ。

センターからまあまあズレていること、屋根での見切れはありますが、多摩川あたりから見るのとは違ってやっぱり近い。馬場内の半分を観客エリアにしていた頃と比べても、花火が上がるポイントがトラック全体に広がっているのでこれは新鮮です。


選曲はなんというか懐メロニューミュージック、夏のイベントだしもう少し爽やかなAOR曲が欲しいところ。アレンジが「What's Going On」な大貫妙子「都会」、ドラムはStuffのクリス・パーカー。


角松敏生版の「You're My Only Shinin' Star」って結構後になってじゃなかったっけ…… 調べたら1999年みたい。もうなんでもアリですね、シティポップ。


「ルビーの指輪」では予想通り!?に指輪の花火が上がり、昨今のシティポップブームの火付けとなった「真夜中のドア」では終わらず、ラスト何が来るか? と思ったら「君は天然色」でした。大滝詠一はさっきやったじゃん…… とモヤっとしつつ、ではラスト向きの元気な曲は他に何かあるかな?と考えてしまいました。

競馬場のトラック全体を使って上がる花火は会場内で見てこそですね。


動画でフィナーレ部分。

セットリストはこんな感じ。音楽と連動して上がる花火は結構アリだなと感じたので、昨年までのストーンズやユーミンが盛り上がったというのも納得かも。QUEEN花火とかいいんじゃないの?とか思ったけど既にやっていたみたい。さて、来年はどんな企画になるのでしょうか。

  • 「Blue Lagoon」高中正義
  • 「中央フリーウェイ」荒井由実
  • 「夢で逢えたら」吉田美奈子
  • 「夏のクラクション」稲垣潤一
  • 「悲しみがとまらない」杏里
  • 「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」杉山清貴&オメガトライブ
  • 「う、ふ、ふ、ふ」EPO
  • 「都会」大貫妙子
  • 「You're My Only Shinin' Star」角松敏生
  • 「スローなブギにしてくれ」南佳孝
  • 「恋するカレン」大滝詠一
  • 「ルビーの指輪」寺尾聰
  • 「真夜中のドア〜Stay With Me」松原みき
  • 「君は天然色」大滝詠一

地元開催ということで混雑に巻き込まれることなく帰宅できました。無料開催で馬場内まで開放していた頃と比べると、入場者数はかなり少ないと思われますし、退場もスムーズですね。

昨年は立川(昭和記念公園)の花火大会に参加して数日後に新型コロナ感染となったこともあり、以来花火大会のような人混みはかなり怖くなってしまった自分。今回の東京競馬場でそこそこ花火は堪能できましたし、今年の立川はちょっと保留でしょうか。