MIKE STERN BAND featuring MAKOTO OZONE, DAVE WECKL & TOM KENNEDY/2013.8.28(wed.) 2nd show 20:00〜
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/mike-stern/
http://www.bluenote.co.jp/jp/reports/2013/08/23/mike-stern-band-featuring-makoto-ozone-dave-weckl-tom-kennedy.html
昨夜のことですが、久々にマイク・スターンをブルーノート東京で見てきました。ここ数年の来日はスルーしてしまっていましたが、今年は私の大好きなデイブ・ウェックル、そして以前やはりブルーノートや東京JAZZでスターンバンドに加わった小曽根真さんが参加されるとのことで「見のがす訳にはいかない!」ということで平日の2ndステージに突撃してまいりました。
管メンバーが入るスターンのレギュラーバンド(?)に対して、2007年以来に編成された鍵盤楽器を擁するこのバンド。コード楽器が2人になることで、スターンがより自由にソロ奏者として伸び伸びできる一面だったり(いつでもこの人は伸び伸びしていますがw)、日本を代表するジャズピアニスト小曽根真さんによる絶品のハモンドオルガンと(あまり知られていませんが、元々オルガン出身な小曽根さんのオルガンプレイは本職かと見紛う位に凄い!)、普段とは違った見所がたくさんあるのです。
そして、チック・コリアのバンド以来長年ファンであるウェックル。トム・ケネディはウェックルバンドのベーシストですし、リズム隊からも当然目が離せません。
そんなこんなで非常に濃密なライブを堪能してきました。ダイアリーの方で書いてたような、機材ネタや演奏ネタを交えてのライブ内容をこちらで書いても何かなーという感じですので、簡単なご報告まで。
セットリストは以下な感じ。個人的には1stで演奏されたと思われる「Wishing Well」がとても聴きたかったのですよね。小曽根さんのピアノからハモンドのソロへと展開していくアレンジは、他のどんなバージョンよりも絶品なのです。
今回小曽根さんは足鍵盤なしのHammond/Porta B3にレスリー3300という組み合わせ。他にもピアノがMIDIグランド仕様だったのか、クラビやエレピ、Pad系の音もグランドピアノで鳴らしていましたが、足下に置いていたフットペダル含め具体的にどのような機材を使用していたかは詳細不明です(おっと、この辺にしておきます…)。
今回はスターンが積極的にボーカル(ボイス)を取るシーンが何度かあり、「Wing And A Prayer」などはテーマをギターに重ねてボイスでユニゾンしたりと、ボナ在籍時のバンドを思わせる素敵なアレンジでした。また、この曲のイントロダクションでの小曽根さんとスターンの掛け合いがウットリする位に良かったです。
土曜日まで公演は続いているようなので、気になる方はこの機会にぜひ!
Setlist
- COUP DE VILLE
- KT
- THAT'S ALL IT IS
- WING AND A PRAYER
- TIPATINA'S
- BLUES FOR AL
- Mike Stern(g)/小曽根真(org, pf)/Tom Kennedy(b)/Dave Weckl(ds)
さて、9月に控えたチック・コリア(新バンドがかなりカッコイイ!/「The Vigil」「ザ・ヴィジル」)、こちらも大好きなアナ・マリア・ヨペックにミシェル・カミロのビッグバンドと行きたいライブが目白押しでヤバイ! そうそう、ガッドのバンドでマイケル・ランドゥも来るのでした。うーん、迷うう。
ブルーノートに行ったついでに、はてな東京オフィスをパチリ(笑)