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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

年末に紅葉が見頃、武蔵野の森を復元した昭和記念公園 こもれびの森を歩く

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もう12月末だというのに、近場でこんな見事な紅葉が見られるとは思いませんでした。

この紅葉は奥多摩や丹沢でもなければ、高尾や多摩丘陵ですらありません。

年間何度も訪れている、立川の公営昭和記念公園。普段利用している立川口からは最も遠い、園内の一番北にこのような素晴らしい紅葉スポットがあることを今まで知りませんでした。

今年の秋はバンド活動があって殆ど山の紅葉を見ることができず、その後落ち着いてからもあまり出掛ける気分にならず、奥多摩あたりの低山の紅葉を見ることもなく気がついたらもう12月も後半となっていました。
身近な紅葉スポットである立川の国営 昭和記念公園でもイチョウ並木の黄葉含め終わったと聞いていましたが、どうやら園内最後の紅葉が見頃になってるというので、出掛けてみました。入場は西立川口より。

園内の紅葉、ほぼ終わったかと思っていましたが、まだ赤く色づいたモミジなどがちらほら楽しめます。


メタセコイアもかなり後半。


こちらは完全に終わったかたらいのイチョウ並木。落ち葉もすっかり片付けられています。


たまに現れる赤やオレンジのグラデーションがいい感じ。

落ち葉の紅葉狩りを楽しみつつ園内をのんびり北上します。




この日の目的はここ「こもれびの丘」。園内では最も北(北西)の敷地ギリギリにあり日本庭園の裏(北)あたり。玉川上水口が最も近く、駐車場がある入口だと砂川口もそれなりに近い。

米軍基地撤去や多摩ニュータウン工事の建設残土を使って人工的に作られた30mの丘。残土の上には関東ロームの土を1.2m重ね、武蔵野の森を復元したエリアだそうです。

丘の中に入って行くと落ち葉が積もった雑木林の遊歩道。確かに生田緑地など、多摩丘陵にある自然公園を彷彿とさせる雰囲気。見慣れた光景のようで、ここは多摩川左岸の武蔵野台地(立川面)です。

丘の中にある遊歩道を歩いて行くと真っ赤なモミジの木々が見えてきました。


なるほど、これは確かに今が見頃です。


広角レンズでも収まりきらない見事なモミジ。

空を埋め尽くすぐらいにびっしり重なった赤やオレンジの葉。

11月頃の奥多摩の山の中を歩いているような気分になります。


今年も行きたいと思っているうちにタイミングを逃してしまった、牛ノ寝通りを思い出しました。


昭和記念公園の紅葉黄葉は毎年何かしら見ていましたが、この場所は知らなかった。公園公式Xでも紹介されていましたが、園内のメインエリアから外れていることもあってか、確かに人もいなくてとても静か。

一見すると山や丘陵の中のようですが、カートを押した親子連れの方も普通に入って来られるような公園内の遊歩道です(舗装路ではないですが、舗装路から1〜2分で入って来られる)。

だいたいこれがこの紅葉エリアの全体像。いい場所を知ることができました。

この黄色いモミジもかなり見事ですね。

こちらは日本庭園の裏手あたり。やはりこもれびの丘になるのかな?




山の紅葉を見逃したら、昭和記念公園のこもれびの丘。覚えておきます。


この感じだともう少し楽しめそうですね。しばらくお天気が続きそうなの立川で紅葉狩りはいかがでしょう。


せっかく園内の北の端まできたので、玉川上水口から出て残堀川を遡ってみることにします。




データ:国営昭和記念公園

  • 所在地:〒190-0014 東京都立川市緑町3173
  • 開園時間:9:30~17:00(11月〜2月は16:30閉園)
  • 入園料:大人450円/交通系ICカード他各種キャッシュレス決済に対応
  • 公式サイト:https://www.showakinen-koen.jp/