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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

E-M1ファームver1.4でFTレンズがようやく実用レベルに!

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先週発表になったE-M1の最新ファームウェア。
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http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/dslr/fw/index.html#omd

  • フォーサーズレンズ使用時のAFレスポンスを改善しました。
  • C-AFでの撮影動作の安定性を改善しました。
  • スマートフォンアプリ「OLYMPUS Image Share」のリモコン機能を使用しての撮影で、アートフィルターやカスタムセルフタイマー、電動ズーム使用時のズーム駆動、デジタルテレコン、レリーズモードに対応しました。

今回のファーム、E-M1でFTレンズをメインに使っている私は、情報が出たときからかなり楽しみに待ってました。

E-M1発表当初のメーカー発表では、「フォーサーズレンズの性能をフルに引き出せる新AFシステムを実現」とのことでしたが、実際にはAF時にSWDモーターが小刻みにガタついたり、迷って行き来する、暗所にも弱い、など決してE-5同様と言えるものではありませんでした。「ガッカリ」ではないものの、もう少しなんとかならないかな、という気持ちを抱えての半年でした。

さて、早速アップデート作業をしてみましたが、確かに新ファームではAF時の迷いが少なくなり、ピタっと決まるようになりました(12-60mmレンズ使用時)。体感的にもかなりAFが速くなった印象です。
SWDモーター非搭載の14-54mm IIレンズにおいても、やはりAFが一段階スムーズに。できることなら、発売時にこのレベルまで詰めて欲しかったのですが(笑)、今更それを言っても仕方ありませんね。
しかし、おかげで何度か心の動いたM.ZD12-40mmに浮気することなく、これまで通り12-60mm、14-54mmを使い続けていくことができそうです。FTレンズの重量はネックなものの、なんやかやでテレ側の余裕はありがたいのです。(極端な例だと、デジタルテレコン使用時で、35mmフィルム換算で160mmと240mmという差になります)

あとは、E-5と比べたときE-M1の像面位相差に苦手なシーンがあるのは、もう埋め込まれたセンサーの問題でどうにもならないのでしょうかね。横線に弱いというのはネットでもかなり報告されてますし、遠景で雲の薄い境や山の陰影を狙ったときに合焦しなかったりもするのですが(その場合は∞位置で止まるので、そのままシャッターは切れるのですが)、こちらも少しでも解消されるなら嬉しいものです。

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ファームアップ後、特に出掛けてないので週末に作った餃子。今回60個以上作ったのでまだ半分位残ってます(笑)