今朝から上高地に入る予定だったのですが、発達した低気圧の影響で日本列島はこの悪天候…。上高地ならば午前中のうちに雨は止みそうではありますが、標高2000mを超えるの涸沢や穂高方面はかなりの暴風雨も予想されるため、日程を1日後ろにズラしました。
日程変更により時間ができてしまったので、今回持っていく装備の中からこんなアイテムを紹介したいと思います。
スイスでのトレッキング用に揃えたパッカブルザック
Berghaus(バーグハウス) のF-LIGHT 18という小型のバックパックです。元々はスイス旅行の際のアルプストレッキングで使うザックとして買ったものです。
使わないときにはコンパクトに畳んで携帯することができるパッカブルザック(ポケッタブルザック)は各メーカーから色々と発売されています。旅行の際にサブザックとして使うようなものから、登山の際に必要な荷物のみを持ってテント場や山小屋から頂上を目指すためいわゆるアタックザックなども、その手の製品のひとつです。アタックザックは100gを切る超軽量のものから、ちゃんとウエストベルトのあるものまでそのタイプは様々。このF-LIGHT 18はアタックザックとして売られているものではありませんが、パッカブルタイプなので普段使いはもちろん、旅や登山の際のサブザックとしても十分活躍してくれるもの。
http://jp.berghaus.com/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8818/421434.html?cgid=below-40-litre&dwvar_421434_color=C33#cgid=below-40-litre&start=21
重量は実測で215gとそこそこ軽量ですが、生地は比較的しっかりしたナイロン地で、それなりに荷物を詰め込んでも大丈夫な作りになっています。またシンプルな1気室ということもあり、18Lの仕様以上の容量が確保されているように感じます。
薄い生地のショルダーストラップですが、このメッシュ部分の幅が比較的広く作られていて背負った際に肩にストラップが食い込むこともなく、快適に背負うことができます。
両サイドにはボトルホルダーが付いているのでペットボトルやケータイマグなどを差し込んでおけます。ただし、やや弛めの作りなので、かがんだり手を使ってよじ登るような登山の際には使わない方がいいかもしれません。
本体上部にあるポケットは結構深いので、財布やスマートフォンはもちろんKindle(写真はKindle Paperwhite)ぐらいなら余裕で入れることができます。
また、このポケット部分は本体を収納するためのバッグにもなっていて裏返すと…
ザック本体をこんな感じでコンパクトに収納することができるのです。
このザック、スイス旅行の際はトレッキングはもちろん、帰りの飛行機でも機内持ち込みのバッグとして、駆け込みで購入した免税品などを入れるのに役立ってくれました。
アタックザックにも十分使えそう
せっかく持っているので、次の登山で北穂高岳に登る際のアタックザックとして使ってみようと考えています。涸沢にテントとメインのザックを置いて、ハイドレーションと雨具にツェルト、行動食のみを持って行動する感じです。
登山用ではないのでウエストベルトやチェストベルトが付いてないのですが、後付けできるチェストベルトを買って取り付けてみました。これがなかなかイイ感じ。
追記:その後登山のアタックザックの他、ゲレンデスキーの際にも使っていますが、ポケット等に入りきらない荷物や防寒着を入れておいたりと何かと重宝しています。後付けのチェストベルトもハイドレーションの水を背負ったときなど、確実にその効果を感じられます。