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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

広瀬ダムで紅葉狩り〜露天風呂から富士山と甲府盆地を一望できる「ほったらかし温泉」へ

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西沢渓谷でハイキングを楽しんだ後、近くの広瀬ダムへ移動しました。改めて雲ひとつない晴天だったのですね。ずっと渓谷の中にいたので気付きませんでした…。

広瀬ダムで紅葉散歩、流木の無料配布もあるよ!?

広瀬ダムは西沢渓谷の下流である富士川水系の笛吹川に作られたロックフィル形式の多目的ダム。このダムが貯えるダム湖が広瀬湖となります。
山梨県/ようこそ広瀬ダムへ

以前来たときに、のんびりした雰囲気が気に入ったダムだったことと(ロックフィルダム全般にそんな温かみがありますよね)、湖畔の紅葉がいい感じだったので立ち寄ってみました。


雁坂みちに隣接した駐車場はダムの左岸側にあります。堤体の上は歩いて渡れるようになっていて、右岸側のダムサイトに作られた公園の木々が丁度見事な紅葉を見せていました。


恐らく、この小山の上の方に登れそうな気もしたのですが、かなりお腹が減ってきたこともあって、下の方を一周して車に戻りました。写真のゴーストが酷いですが、レタッチするのもメンドウなのでスルーしてくださいませ(笑)


ちなみに同じ7-14mm PROレンズのズーム側14mmで2倍のデジタルテレコンを使用したものが下の写真。EVFではあまり綺麗に見えてないのですが、この程度なら頻繁に使っても良さそうです?

そういえば写真を撮り忘れたのですが、ダムサイトの公園側に大量の流木が並べられていたものがあって、どうやら無料で配布しているものだそうです。
流木の無料配布について - 山梨県/ようこそ広瀬ダムへ
流木ビジネスの話などをたまに聞くので、てっきり道の駅あたりに卸しているのかとも思ったのですが(笑)無料だったのですね。さらに、

希望のサイズが無い場合は県内の他ダム管理事務所にご確認下さい。同様に配布しておりますので希望のサイズがあるかもしれません。

なんてサービス精神溢れる記述があったりして驚きました。

山の上の日帰り温泉「ほったらかし温泉」へ

広瀬ダムの駐車場で用意していた食事を取った後、一端「道の駅みとみ」まで戻ってお土産などを購入。後はどこか温泉に入って帰ることにします。

西沢渓谷から中央道方面までは間にいくつかの温泉があるようですが、ネットで調べていた奥さんが「“ほったらかし温泉”に行ってみたい」と言うので、ナビに登録して向かうことにします。
ほったらかし温泉 ほーむぺーじ

雁坂みちの途中から西へと曲がり、山を登りながら何故か「フルーツパーク」という施設の中を抜けて(これが正しい行き方だそうですw)ちょっと不安になり始めた頃に到着。辺鄙なところにあるにしては、広大な駐車場と立派な施設。どうやらかなり有名な人気の日帰り温泉のようです。

ほったらかし温泉 - Wikipedia

カーナビの指示通りに進むと山道や私道に迷い込んでしまう。これを防止するため、沿道には「カーナビが間違いです」と書かれた案内の看板がいくつも立てられている。同時に、公式サイト上にも「カーナビで当温泉の検索をすると別の場所に案内されます!近隣施設を参考にお越し下さい!」という注意書きもある。ちなみに正しい行き方は、「笛吹川フルーツ公園の第一駐車場に入場し、突き当りを右折して道なりに進む」である。


富士山を一望できる絶景温泉

富士山や甲府盆地を一望できる温泉は日の出の1時間前からオープンしていて、温泉に浸かりながら日の出や甲府の夜景を眺めることができるそうです。

施設内には源泉の異なる2つの温泉「あっちの湯」と「こっちの湯」があって、新しい「あっちの湯」の方が2倍の広さがあるとのこと。それぞれの湯は別棟になっていて、1回の入浴料ではどちらか片方しか入ることができません。


迷った人のために、こんなサイコロがあったりと。やはり広いということで「あっちの湯」を選ぶ人が多かったのと、「こっちの湯」の下駄箱にあまり靴がなかったので我々は「こっちの湯」に入ることにします。

案の定「こっちの湯」はガラガラでした。内湯もありますが、基本富士山を眺めながら入れる露天風呂がメインでしょう。露天風呂は檜のふた区画に区切られた「あつ湯」と「ぬる湯」、さらに一段下がったとろこに石作りの広い露天風呂があります。この石作りの露天が一番お湯がぬるく、続いてぬる湯、あつ湯の順番。あつ湯でもそこまで熱い訳ではなく、恐らく41℃程度ではないでしょうか?

温泉以外には特に何もないお風呂なので(当たり前か)、体を洗ったら富士山や周囲の山を眺めながらぼんやりとお湯に浸かるのみ。晴天の昼間ということもあり日差しが強かったですが、吹き付ける風は結構ヒンヤリとしていて、気持ち良く入ることができました。ちなみに雨対策と思われますが、脱衣所に自由に使える菅笠が置いてあるので、これを日よけに使うのもいいかもしれません。

私たちが入ってない「あっちの湯」の建物ごしの富士山と甲府盆地。恐らく湯船からも同じような景色が見えているのだと思います。夜は街明かりの夜景が綺麗でしょうね。

この日帰り温泉、食事やら休憩所といった施設は充実していますが、駐車場や敷地の多くが乾いた土のため風が吹くとかなりの砂埃が飛んでくるのが玉に瑕。タイミングが悪いと入浴後に残念なことになりそう?

あと、我々が行った時間帯はかなり空いていましたが、帰ろうというときに観光バスで大量の観光客がやってきたので、こちらもタイミング次第ではちょっと慌ただしくなってしまうかもしれません。

お食事の方ですが、私の食べた山菜そばはやや微妙でした。温たま揚げは塩味が効いて美味しかったです。


あまり遅くなると帰りの中央道で行楽渋滞に巻き込まれるだろうと14時には出発したのですが、結局藤野〜小仏トンネル間で渋滞に巻き込まれてしまい、眠気と戦いながらの帰宅となりました。
山梨、長野方面は好きなんですけど、行楽シーズンはこれがあるので、帰るタイミングに悩みます(普段は基本寝てやり過ごすタイプです)。