先日の明太子の豚肉巻きカツ記事、思ってたより読んで貰えました。皆さん揚げ物お好きですね。
実は我が家はそこまで頻繁に揚げ物をやるという訳ではありません。月に3度やれば多いくらい。作るのはいいのですけど、後片付けまで考えると、ついめんどうくさがってしまうのです……。
…といいつつも、一昨日にはクリームコロッケを揚げたばかり。実家で夕飯を食べたついでに貰ってきたものですが、作り方は以前記事にしてるこちらと同じです。
揚げ油(天ぷら油)どれぐらい使い回してますか?
さて、揚げ物をやると処理に困るのが揚げ油。毎回捨てなんて勿体ないですし、何度か使い回す訳ですが、カツや唐揚げをやると結構油が汚れるんですよね。
初回は天ぷら、その後フリッター、唐揚げ、カツ…と美味い具合に油料理をローテーションして行ければいいですが、なかなかそう上手くもいきません。
そこで、我が家でかれこれ5年以上愛用しているのが、パナソニックの天ぷら油(揚げ油)クリーナー「レッツフライ」。ふざけた名前の商品ですが(「アイキャンフライ」でなくて良かった)、こいつがなかなかに優秀なんです!
Panasonic 天ぷら油クリーナーレッツフライ 黒 TK-CT10-K
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: ホーム&キッチン
細かいところを気にしなければ、レッツフライを使うことでトンカツを揚げた後の油で天ぷらを揚げることも可能になります(あくまで私基準ですが)。
活性炭入りフィルターで揚げ油の臭いや色をろ過
「レッツフライ」は簡単に言ってしまうと、フィルター付きのオイルポット。交換式のカートリッジ(フィルター)で使用後の油をろ過することで、使用後の油の色や臭いをかなりの割合で取り除いてくれます。
我が家のレッツフライ、歴戦の汚れっぷりがお恥ずかしい…。
カートリッジは購入時に1個だけ付属していますが、以後は別売のカートリッジセットを購入することになります。
カートリッジ1個につき約10回の使用が可能。ただし、比較的短いスパンで油を使う分にはいいのですが、長期間油を放置しておくと、どうしても酸化したり変質してしいます。悪くなった油を復活させてくれる魔法のアイテムではありませんので「ちょっと匂うな?」と思ったら、油の交換時期でしょう。
ある程度の臭いも取り除いてくれますが、エビなどの魚介系を揚げた際は完全に臭いを取りきれる訳ではないので、その辺も過信をし過ぎないよう。
毎回交換が必要なのがこのペーパーフィルター。天カスや揚げカスを取り除くためのフィルターです。カートリッジ1個につき10枚付属しているので、カートリッジの使用期間の目安になります。
我が家くらいの揚げ物頻度ですと、ペーパーフィルターを使い切る前に油を交換しようかな、という感じになりますけども。
使用後の油は180℃以下に下がれば、カートリッジに注いでしまってOKなようです。油が冷めてきたタイミングで、鍋から注いであげればそのままろ過されるので(数時間かかります)、あとはオイルポットとして保存しておけばOK。
先ほど、長期間油を放置すると酸化することを書きましたが、使用後のフィルターもそのまま長期間(1〜2ヶ月)放置するようなら、交換が必要になるようです。
つまり月に1度揚げ物をやるかどうか?みたいな頻度ですと、少々勿体ないですが毎回油を交換した方がいい位なので、このようなクリーナーも必要ないでしょう。
我が家は揚げ物の頻度自体は多くなくとも、茄子の素揚げなどで使った油だったり、ポテトフライの際の油なども捨てずにこのレッツフライに流してしまいます。サラダ油にオリーブオイル、グレープシードオイル、ときにごま油なども混ざってますが、まああまり気にしません(笑)
我が家で使っている「TK-CT10」は容量0.6Lで3人家庭ぐらいまでなら充分だと思います。大人数の揚げ物をやるようなご家庭なら、1Lタイプのものもあります。
パナソニック 天ぷら油クリーナー レッツフライ 2ポットタイプ グレー TK801P-H
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: ホーム&キッチン
本体が5000円台、交換フィルターが5個1000円程で買えますので(単純計算でろ過50回分)、頻繁に揚げ物が食卓に上がるようならば、オイルポット代わりに使ってみると、揚げ物生活が随分を捗るようになると思いますよ。
そんなに揚げ物好きなら、電気フライヤーも買えば?って話もありますが、キッチンにあまり置き場所もないので今の所我慢してます。実際あったら便利なのかなぁ…? もうそんな若くもないですし、揚げ物率を高めるようなこともしたくないのですし……。
クイジナート 電気フライヤー(バスケット付) CDF-100JBS
- メディア: ホーム&キッチン