丁度、AmazonでKindleがセールになっていたので登山とKindleの相性についてご紹介。
これまでにも何度か紹介してきましたが、EInk電子書籍リーダーのKindleとは初代Kindle Paperwhiteが発売されてからの付き合いで、これまでに5モデルを購入してきました。
現在はKindle Paperwhiteのマンガモデルを使っていて、妻も2015モデルのKindle Paperwhite(第7世代)を私のお下がりで試用しています。
現在はマンガや小説など電子書籍で買えるものは、なるべくKindle版を購入するようにしています。紙の書籍に比べて気軽に「ポチっ」と購入できることもあって、紙の本以上に「デジタル積ん読」が発生しがちなのはもう仕方のないこと…?
テント泊登山のお供にKindleが最適
さて、我が家の趣味といえば登山なのですが、山の上のキャンプ地にテントを張って泊まるテント泊の際に、このKindleの存在が欠かせません。
テント泊ではなるべく午後の早い時間に到着するような計画を立てることもあって、意外と現地に到着してから夕飯まで時間ができてしまいます。
そこで活躍するのが電書端末のKindle。本体のみで205g(Kindle Paperwhite)という重量はだいたい文庫分1冊分。保護ケースを付けても300g程度なので、荷物としても大したことはありません(カメラの交換レンズ1本より軽い!)。事前に自宅などでダウンロードしておけばマンガから小説までいくらでも入れ放題。
暗闇の中でもランタン入れずで読書可能
また、日暮れから日没後の真っ暗闇の中でも、ランタンなどの明かりに頼ることなく、Kindleならば内蔵ライトでの読書が可能です(廉価版である無印Kindleは内蔵ライトが非搭載なので要注意)。
日が暮れてしまったら何もすることのないテントの中ですが(写真が趣味だと星を撮ったりしいかもしれませんが?)、すぐに眠れないようなときも、贅沢に暗闇での読書に心ゆくまで浸ることができます。
他にも、雨や悪天候で停滞を余儀なくされたような日も、Kindleがあればのんびりと天候の回復を待ちながら過ごすことができるでしょう。
圧倒的な電池持ちの良さ
もちろんスマートフォンや液晶タブレットでも同様の使い方は可能ですが、バッテリーの消費速度や夜間の充電が必要になることを考えると、一旦充電したら数日〜数週間は電池が持ってくれるEInk端末の省電力性は非常に心強い。
少なくとも登山の間、Kindleの電池については一切気にする必要はありません。
防水対策はジップロックで忘れずに
ちなみに、Kindleは先日発売された新型のKindle Oasisを除いて防水仕様にはなっていないので、登山に持っていく際には念のためジップロック等に入れておくのを忘れずに!
もちろん使用時は出して使ってもいいですが、急な雨でザック内に浸水することやテント内の結露を考えたら、水没への対策はしておくに越したことはないでしょう。
IPX8等級の防水仕様となった新型Kindle Oasisを使えば完璧なのですが、レギュラーモデルのKindle Paperwhiteがセール時に1万円前後で買えてしまうことを考えると、さすがに3万円を超す価格はかなりハードルが高いように感じます。

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ヤマケイ文庫のドキュメント遭難シリーズをよく読みます
山で読む本として最適…… なのかは分かりませんが、山と渓谷社のドキュメント遭難シリーズを全冊Kindle版で買っているので、テント場でよく読んでいました。
読んでいて、身が引き締まるので結構オススメかも。

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他にも山岳関連の書籍はテント場での読者に向いてるかもしれませんね。

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プライム・ビデオで動画をダウンロードしておくのも…
プライム会員なら自動的に使えるプライム・ビデオ。映画やアニメ、海外ドラマなどを事前にダウンロードしておくと、本やマンガと同様テントでの暇潰しが捗ります。
端末はスマートフォンでもいいですが(私はiPhone7を使ってしまう)、Fireタブレットなら少し大きな画面で見られますし、電子書籍も一緒に入れておけるので時間つぶし端末としては最適かもしれません。
あと、夜のテント場では小さな音でも周囲に迷惑を掛けてしまうことがあるので(早く寝てしまう人もいますし)、ワイヤレスのイヤホン等を持って行くことをお忘れなく。

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追記:2018年モデルのKindle Paperwhite(第10世代)は待望の防水機能搭載!
2018年の11月に発売になった最新のKindle Paperwhite(第10世代)は遂に防水機能搭載となりました。防水性能はIPX8等級で「真水で水深2メートルまで最大60分耐えられる」レベルとのこと。
これにより、ジップロック等の保護なく、お風呂はもちろん登山の際も雨や雪による濡れを気にせずに使えるようになります。
また、ベゼル部分と段差のないフラットスクリーンが採用されたことで、ディスプレイの段差にゴミや埃が付くことを気にする必要もなくなりました。

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ラインナップですが、ストレージ容量8GB(従来の倍)とマンガモデル同様の32GB。従来同様に広告つきとなしのモデルが選べます。広告付きのKindleも一度使ったことがあって、毎回のスワイプ動作も正直手間という程ではなかったりもするのですが、個人的には広告なしがオススメです。