久々に聖蹟桜ヶ丘の三笠会館 聖せき亭で鉄板焼きを食べてきました。
9月の最終日は自分の誕生日がありまして例年一番近い週末にうかい亭で食事をしてる気がするのですが、この時期の週末に食事の予約を入れるとせっかくの紅葉時期の登山機会を潰してしまうジレンマがありました(そのせいで涸沢カールの紅葉ピークを外してしまうなど……)。
ということで今年は特に予約などは入れず、天候不良等で潰れた週末にどこかで食事をしましょう、みたいな計画。
……なんて考えていたら日頃の行いが悪いのか、誕生日当日に台風24号(チャーミー)が本州のど真ん中を突っ切る予報が出てしまいました。
不要不急の外出は避けて大人しく自宅にいるべきか少々迷いましたが、天候急変の予報時刻、鉄道の運行などの状況を鑑みて、夕方の聖蹟桜ヶ丘(府中からは電車で1本)ならOKだと判断。店に確認してもラストオーダーが早まるものの夕方からなら大丈夫とのことで、少し早めのディナーの予約を入れました。
以下、ほぼ貸し切り状態で楽しんだ、三笠会館 聖せき亭のディナーの様子です。
まずはスパークリングで乾杯。
乾杯〜。今年も1年なんとか生き延びることができました。
焼き物たち集合、写真用にまとめてくれました。その流れでこちら側を記念撮影して貰ったりと、スマホカメラやインスタのおかげなのか対面サービスの鉄板焼きではシェフの方がそんなサービスまで請け負うことが増えているのかもしれませんね。
「半熟玉子と蟹、帆立、ウニ、キャビアのコンソメゼリー シャリー酒風味」長い!
焼くとガンガン脂が出てくるフォアグラ。ああ、なんて体に悪そうなの、そして美味しそうなの!
「フォアグラと赤茄子、無花果の鉄板焼き バルサミコ風味の赤ワインソース」肉と無花果はめっちゃ合いますよね。赤茄子もトロトロです。
焼かれるものたち。
キノコを炒めてからヴァンブランソースへ。ヴァンブランソースは魚の骨などから取った出汁と白ワイン、生クリームのソース。
舌平目と小海老、塩パラパラ〜。
ホウレンソウが炒められたり、赤いソースはエビベースのやつ。
はい、美しいー。「舌平目と小海老、キノコの白ワイン蒸し ヴァンブランソース」
旬菜サラダとビールおかわり。
メインの「とちぎ霜降光源牛ロース肉のステーキ」が焼かれます。
うまい(先走る)。
「季節の焼き野菜」が付け合わせ。ちなみに肉は他に別に焼いてないブロックがあって、何かと思ったら時間差で出てきました。「一度に全部焼くと後の方が冷めてしまうので」とのこと、なるほどー。
ガーリックライスを作って貰いました。
味噌汁とお新香で締めるのが安心感あります。鉄板焼きはちょっとした贅沢ながらも肩肘貼ることなく食べられて(お箸使えることが多いですし)いいですよね。
しかしホントにお客さんがいない(我々以外には2組だったかな)。あと数時間で台風がやってきますし仕方ないですよね。
デザートも美味しくいただきました。
食事のスタートを早めにしたおかげで電車もまだまだ動いていましたし、結局雨に降られることもなく無事家まで帰ってくることができました。暴風雨が訪れるのはそれから2〜3時間後だったかな…… お腹も満たされ、幸せ気分で自宅でぬくぬくと嵐が通り過ぎるのを待つ夜となりました。