北横岳&縞枯山でのスノートレッキングを楽しんだ帰りのこと。昼飯で散々な目に合ったこともあり、一刻も早く美味しい食事を食べて記憶をリプレースする必要があります!?
- 軽く飯迷子になってしまった…
- 諏訪南IC近くの洋食レストラン「かぶと」
- インパクト抜群の名物「ナポリタン鉄板焼き」
- また再訪したくなる洋食レストラン
- 追記:早速再訪してカツレツを食べました
- こちらもどうぞ:南諏訪ICと八ヶ岳周辺の記事
軽く飯迷子になってしまった…
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅にある「スカイレストランこまくさ亭」は比較的レベルの高いゲレ食が食べられると噂のレストランですが、15時半がラストオーダーなため、ロープウェイで下りてきた時点で既に閉店していました。こちらはまたそのうち…。
北八ヶ岳ロープウェイに乗ってピラタス蓼科でスキーを楽しんできた! - MIKINOTE
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅のカフェテリア スカイレストランこまくさ亭で登山後にビーフシチューを - 温泉ブログ 山と温泉のきろく
いえ、本当のことを言えばこの日は山を歩いてる時点で、美濃戸口の「yatsugatake J&N」でステーキプレートを食べよう!と決めていたのです。山麓駅から美濃戸口まで車で約40分… ようやく美濃戸口に到着すると残念ながらJ&Nは11月いっぱいの休業中でした。
お休みのお知らせ | yatsugataek J&N
11月6日から30日までお休みさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
事前に調べておくべきでしたね…。
さて、美濃戸口まで来てしまうと夕飯を何処で食べるか困ってしまいます。諏訪ICのある茅野の中心地方面に行けば色々とありそうですが、できれば諏訪南ICから高速で帰りたい。
直前までJ&Nで肉を食べる気分を高めていたこともあって、インター目の前のハルピンラーメンという気分でもありません。
しばし美濃戸口に車を停めてインターネッツで検索。「ここは良さげかも?」と車で向かったのが諏訪南ICの少し南、国道沿いのレストラン「かぶと」です。
諏訪南IC近くの洋食レストラン「かぶと」
店の場所は諏訪南ICから甲州街道(国道20号線)に出て、車で5分程のロードサイド。電車だと中央本線「すずらんの里」駅が最寄りとなるようです(徒歩15分位の距離)。
諏訪でカブトといったら、てっきり武田家など戦国武将の「兜」をモチーフにしている店名かと思いましたが、店の駐車場には大きなカブトムシ。そっちか!
ディナー営業は17時からということで、ちょうど開店時間ピッタリに到着した我々。店内は小さいファミレスくらいの広さがありますが、内装は歴史を感じさせるクラシカルな洋食レストラン。いいですねー、こういう雰囲気のレストランは久しぶりです。
インパクト抜群の名物「ナポリタン鉄板焼き」
私が注文したのは信州牛のみを使ったという「ハンバーグステーキ」(1030円)に、この店の名物らしい「ナポリタン鉄板焼き」(930円)の2品。
この日の気分は肉だったのですが、店探しをしていた際に見た「ナポリタン鉄板焼き」の絵面が気になってしまい、スパゲティ+ハンバーグの単品という組み合わせにしてみました。
まずやってきたのはナポリタン鉄板焼き。鉄板の上に広がっているのは半熟の卵。オムレツを閉じずに、そのまま上に山盛りのナポリタンと巨大なソーセージをずどーんと乗せたような豪快なプレートがやってきました。もちろん鉄板は熱々です!
追記:この「鉄板+ナポリタン+溶き卵」は名古屋めしの「イタリアン」というスタイルの料理に近いようですね。関東甲信越の中でも中京圏に比較的近い諏訪という土地で、このような料理が名物になっているのはなかなか面白いものです。
イタリアンスパゲッティ - Wikipedia
名古屋等の中京圏では、一部の喫茶店がナポリタンに似た独自の料理をイタリアンと呼んでいる。店により違いはあるが、熱したステーキ皿にナポリタンを盛り、溶き卵を流し込む場合が多い。このため、「鉄板スパゲティ」や「鉄板イタリアン」、「鉄板ナポリタン」とも呼ばれ、店舗によって呼び名が異なる。
ええ、間違いなくこれは美味しいやつです。ナポリタンはそこまでの太麺ではありませんが、タマネギ、マッシュルーム、ピーマンといった正統派の具材で構成された昔ながらの洋食屋ナポリタン。もちろん粉チーズをふりかけながらいただきます!
続いてやってきたハンバーグは少々小ぶりながら、しっかりと肉感のある(ふっくらジューシー系ではない)上質のハンバーグステーキ。ベーコンとデミグラスソース、なぜか洋辛子が添えられているのがユニークです(でもお肉と辛子って合いますよね)。
こうして並べてみると(ナポリタンが先に来たので食べかけで失敬)なかなかのボリュームですが登山の帰りなので実質ゼロカロリー!? お腹が減っていたこともありますが、この位の量ならばペロリと食べることができます。
こちらは妻が注文したチーズハンバーグイタリアンの定食(1390円)。
定食にするとご飯と味噌汁、そして胡麻豆腐が付くという和定食風の洋食です。お箸で食べられる和定食スタイルは個人的には嬉しいですね。
また再訪したくなる洋食レストラン
急な予定変更でやってきた「かぶと」でしたが、店の雰囲気、味、そしていつも利用している諏訪南ICから近いこともあって、かなり気に入ってしまいました。
この日はディナー営業が始まると同時に入店した我々ですが、まだ17時台だというのにその後もひっきりなしにお客さんが訪れていて、我々が帰るころにはかなりのテーブルが埋まっていたので、地元でもそれなりの人気店なのかもしれません?
メニューも豊富でまだまだ食べてみたい料理もありますし(「カツレツ」も気になる!)、機会があればぜひまた再訪してみたいレストランです。
ちなみに首都圏からアクセスの良いスキー場「富士見パノラマリゾート」が近いこともあるので、スキーシーズンに入るとスキー帰りのお客さんでも賑わうかもしれませんね?
追記:早速再訪してカツレツを食べました
12月に八ヶ岳・天狗岳に登った帰り、早速再訪してきました。今度はランチタイムでしたが、土曜日の13時前で店内は満席、1組待ちでの入店となりました。注文したのは前回気になっていたカツレツです。価格はランチメニューで800円台だったような…?(詳細失念)
やってきたのはカツレツというよりは比較的なオーソドックスなトンカツでしたが(両者に正式な定義がある訳ではありませんが…)これはこれで美味しいです。
妻はチキンソテーを注文していて、これはかなり妻的にヒットだったようです。登山帰りということもあって、もちろん(?)ナポリタン鉄板焼きも注文したのでした。