今更ながら自分で撮った写真のプリントが面白かったので写真好きには全力でオススメしたい！

この週末、このようなイベントに参加してきました。

第１回 ヤクのあしあと 山岳フォトコンテスト - 山のよろずや ヤクの小屋 Yaku's Mountain-Lodge

フォトコンテスト参加にあたりA4用紙での写真プリントを持参する必要があるとのことで、これまで全くやってこなかった自分が撮った写真のプリントに挑戦しました。

まずは候補写真を2Lサイズでプリントしてみる……

プリンタは特別なものでなく自宅にある以前から年賀状用に使っていた（実は今年から年賀状をやめました）エプソンの下位モデル（EP-706A）。現行モデルだとEP-711A辺りのラインでしょうか。格安の本体代金をそれなりに高い交換インクで回収していくジレットモデルのアレですね。

エプソン プリンター A4 インクジェット 複合機 カラリオ EP-711A ホワイト

その前に使っていたプリンタでは格安の互換品インクも使っていたのですが、そのせいか分かりませんが数年でノズルが故障してしまったこともあり、今は少々高くても純正インクのみを買うようにしています。

廉価版のプリンタですし印刷結果もあまり期待できないかな……　と考えていたのですが、メーカーの上位グレードの紙を差してプリントしてみたところ、これがなかなかに綺麗に印刷できるようです。今回はエプソンのプリンタなので、同じエプソン製の高光沢紙「写真用紙 クリスピア」を買ってみましたが、かなり満足度の高い印刷結果が得られました。

特にA4サイズへのプリント。PCやタブレットのディスプレイ換算だとせいぜい14インチ程度なのですが、不思議と紙に印刷すると写真の迫力がまた異なります。

プリントを意識した色味を調整してみたり……

日頃は特に作品を意識した写真を撮っていませんし、アウトプット先もブログがメインなのであまり大きな画面で自分の撮った写真に向き合うこともないのですが、今回はフォトコンという機会のおかげで、紙で見ることを意識してブログやSNS用とは少しレタッチを変えてみたり、トリミングの微調整を試行錯誤したりと楽しい経験となりました。

トリミングや余白の使い方も複数試してみたり……

元々紙の書籍の仕事をしていたので最終出力が紙になることは当たり前でしたし、ディスプレイと印刷結果の色合わせや、色校でのアレコレなどは経験していましたが、そこから離れて自分の写真を自分でプリントする機会って本当になかったなーと。

ちなみにディスプレイと印刷結果の差違については許容範囲というか予想以上に色味が転ぶこともなく、2Lサイズで試し刷りをしつつ、気になったら微調整してA4で本番プリントといった具合。

色味はプリント直後で確認せず、インクが乾くのを待ってから（結構変わります）

EPSON 写真用紙クリスピア<高光沢>2L判 20枚 K2L20SCKR

EPSON 写真用紙クリスピア<高光沢>A4 20枚 KA420SCKR

少し前にDatacolorのキャリブレーター「Spyder5PRO」が安くなっていたので購入。作業用モニタをキャリブレーションしてみたら、思ったよりも作業環境がシアン被り気味になっていたようで、そのあたりを修正しておいたのも良かったのかなと。

【国内正規品】Datacolor Spyder5PRO ディスプレイキャリブレーションツール S5P100

さて、参加したフォトコン（参加者がお互いに講評しあう面白いスタイルのイベントでした）の結果詳細は、季刊誌『ヤクのあしあと』秋号に掲載予定。なんと私も入賞の一角に入ることができ、素敵な賞品を貰ってしまいました。

ヤクのあしあとフォトコン。被写体パワーを駆使して受賞してしまい申し訳無いとは微塵ほども思ってない。やったぜ！ 詳細はヤクのあしあと秋号にて！ pic.twitter.com/EnssIsyE0q

— OKP (@iamadog_okp) 2019年6月1日

山岳写真に対するそれぞれの視点や価値観を（極めて紳士的に？）ぶつけ合ってみるだけでなく、印刷や紙に関しても参加者それぞれに違いや拘りがあったりして、こちらも学びのあるイベントでした。

今回はプリンタと同じメーカーが相性が良さそうかなと紙を選びましたが、参加者のセミマットのプリントの質感がとても良かったので、違う紙も試してみたくなりました。

キヤノン写真用紙・絹目調 A4 20枚 SG-201A420 1686B005

せっかく大きくプリントした写真、フレームをして飾ってみるのもいいですね？

HAKUBA 軽量 額縁 ZEROフレーム G-01 A4 シルバー FZG01-A4SV

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