日曜日の野川公園。自然観察園のヒガンバナを見る少し前のこと……。
前日に台風14号の通過がありましたが、野川では土曜日(18日)の明け方にかけて氾濫危険水位を越えていたようです。そんな増水の翌日にしては随分川の水も澄んでいるように見えます。水量は春〜夏の間よりは増えていますが、ここ最近は増水気味だったのでむしろ少し落ち着いたぐらいかも?
氾濫危険水位の河川も
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2021年9月17日
国土交通省のデータによりますと、午前6時20分現在、氾濫危険水位を超えているのは下記の河川です。
東京・練馬区を流れる石神井川
三鷹市を流れる野川
神奈川県伊勢原市を流れる歌川
海老名市を流れる目久尻川
座間市の鳩川
大和市の境川https://t.co/dDQ55WnfC9
確かにいつも歩いている河川敷にも多くのゴミが引っかかっています。
このあたりの灌木もすべて水没していたようです。
分かりやすいのは、直接雨の影響を受けない橋の下の水に使っていた部分と乾いていた部分の地面の色。水位としては1mちょっとは増えていたようです。
野川公園の辺りも、みんなが歩いている河川敷の上までゴミの跡があります。
そしてふと水面を見ると、大量のハグロトンボが産卵をしていました。
ハグロトンボの産卵は最近の野川では毎回目にしていましたが、ここまで数が多いのは初めて見ました。水面まで伸びた水草が広がる場所、おそらく産卵に適した好立地なのでしょう?
一体何匹いるのかとても数え切れません。台風や増水の直後だというのに、自然とはたくましいものですね。台風が通り過ぎる間、彼らはどこで羽根を休めていたのでしょう。
小さなトンボもいました。イトトンボでしたっけ?
その後、自然観察園でのヒガンバナを堪能したのでした。野川はやっぱり面白い。