平湯温泉を通りかかったら、こんな時期に満開の桜に出会いました。
今年もGWに富山県の立山に行ってきました。往復とも北陸自動車道は使わず、松本ICから下道で安房トンネル〜奥飛騨を経由するコース。行きは夜だったので気づかなかったのですが、帰りに471号の終点に差し掛かる奥飛騨温泉郷 平湯温泉の通過時に見事なピンク色が視界に飛び込んできました。
今のは桜だったよね？と平湯IC前の交差点で信号待ちをしつつ助手席の妻が調べたところ、「ひらゆさくら」と名付けられた平湯の新名所なのだそう。せっかくなので立ち寄ってみることにします。ひらゆさくらがあるのは、平湯でスッポンの養殖場を運営するナガセスッポン養殖場の敷地になります。
ナガセスッポン養殖場の向かいに専用駐車場（利用してないので定かではないですが、右奥に見えているのはトイレかも？）、ナガセスッポン養殖場（オクヒダバギー）の駐車場も利用可能とのこと。
路駐はしないよう気をつけましょう。
まだ若い木が中心ですが、見事なピンク色。桜の品種はヒガンザクラ系を中心に7種類、遅咲きなことと平地よりも涼しい平湯温泉（標高 約1,250m）の気候もあってか、4月後半からゴールデンウィーク時期に掛けて ひらゆさくらは見頃となるようです。
もうすっかり桜の季節は終わっていたと思っていたので、サプライズのような嬉しい出会い。
この日はGW後半戦の初日でしたが、駐車場にはそこそこ余裕もあり、私達のように偶然通りかかった人が足を止めている感じ。この奥の丁字路を走っているのが471号です。右側が高山・富山方面、左に行くと平湯IC方面。もちろん471号からそのまま左折して入ってくることも可能です。
後ろに見えているのは乗鞍岳。立山もでしたが、やはり今年は雪解けが早いようです。こちらの桜はまだ若い木が多そうですが、この先年々見事になっていくことでしょう。
道を挟んだこちら側の桜の方が先に植えられているのでしょうか。
風が吹くと花吹雪も見られました。
471号から次々に入ってくる車。気持ちは分かります。
全く予定にありませんでしたが、立山帰りに良いものを見ることができました。GW後半戦もお天気が続きそうですし、近くを通りかかる際はこのひらゆさくらを気にしてみてはいかがでしょう。
