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多摩ではお馴染みな茶褐色の温泉を再現する入浴剤、アース「温素 琥珀の湯」を使ってみた

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気になっていた入浴剤を買ってみました。

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今まで入浴剤は個包装された箱入りの温泉再現系(「旅の宿」「にほんの名湯」「いい湯旅立ち」みたいなやつ)を適当にドラッグストア等で買っていたのですが、そろそろ残りが少なくなってきました……。
そんな折にモール泉(モール温泉)を再現した入浴剤があるらしいと耳にして、一度試してみたいと思っていたのでした。モール泉は東京近郊でよく見られる茶褐色や黒っぽい色の温泉です。

モール泉 - Wikipedia
モールとは、ドイツ語で亜炭などを含む泥炭 (Moor) のこと。北海道十勝支庁(現・十勝総合振興局)管内音更町の十勝川温泉で20世紀初頭に名付けられた。平成前期までは十勝川温泉、及びドイツ連邦共和国のバーデン=バーデンの、世界で2か所しか確認されていなかったが、その後、別地でもモール成分を含んだ温泉が確認され始めた。
温泉法に基づくの療養泉の分類についての泉質とは全く別の概念である。療養泉の分類上では単純温泉や塩化物泉、炭酸水素塩泉などであり、効能などはそれぞれに準じる。
石炭の形成途上であり炭化が進んでいない泥炭や亜炭層から源泉を汲み上げるため、植物起源の有機質を多く含み、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが特徴だが、効能としては認められていない。湯色は飴 - コーラ色を呈し、黒湯(褐色湯)のように透明度が極めて低い湯もある。

黒湯 - Wikipedia
色の黒さに特色をもつ鉱泉または温泉である。黒さとともにフミン酸や塩分を含んでいたり、粘度が比較的高い特色をもつ場合が多い。

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入浴剤が残り2個になっていた……

一般的な温泉地に多い火山性の温泉とは異なるタイプの温泉ですが、私が育った神奈川県の相模原台地や現在住んでいる東京の多摩エリアに多く馴染みの深いモール泉(「稲城天然温泉 季乃彩」「府中駅前天然温泉 縄文の湯」「おふろの王様 町田店(相模原市・鵜の森)」「天然温泉ロテン・ガーデン(町田市)」「深大寺天然温泉 湯守の里」「丸子温泉」等々……)。

そんなモール泉を再現した入浴剤がアース製薬バスロマンブランドの「温素 琥珀の湯」。

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温素 琥珀の湯 | 入浴剤 | アース製薬 製品情報
アルカリの湯のまろやかさが味わえる。本格志向の方におすすめの入浴剤。
なめらかでつるつるの感触で知られる【モール泉】の極上の湯ざわりを追求しました。心なごむ和漢茶の香りです。輝く琥珀色のお湯(透明)です。

【モール泉】とは
モール泉の「モール」は湿原(泥炭地)を意味します。大昔の植物が堆積し、腐植物や植物由来の成分を豊富に含んだお湯として知られています。

キャップの内側のラインを目安に湯船に投入します。

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直後はやや濁った色で不安になりますが、しばらくするといい感じの透明茶褐色のお湯ができあがり。コーラ湯とか黒湯という程でなく、稲城の「季乃彩」あたりに近い雰囲気でしょうか?

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え、こんな色……?
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……と思ったらいい感じに

早速入ってみましたが確かに湯上がりに肌にお湯がまとわりついたような独特のヌルヌル感が再現されていて、心なしか湯上がりのポカポカ感も持続するような……? ただし香料(和漢茶だとか)がやや強めで、体を乾かしてからもしばらく香りが体に残るので、この辺りは好みが分かれるかもしれません。
匂いが気になる人は湯上がり前にシャワーで軽く流した方が良いかもしれませんが、そこはまあお好みで。

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「何も近所で入ることができる温泉を自宅で再現しなくても…… 」という気もしますが、コロナ禍以来近隣の日帰り温泉にすら行く回数が減ってしまいましたし、長らくにごり湯系の入浴剤ばかり使っていたこともあってなかなか新鮮です。家でモール泉風のお湯に入れるのがなんだか嬉しいので、しばらく使い続けてみます。

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