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テンカラ釣りはじめました(多摩川のオイカワテンカラ)

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テンカラ釣りを始めてみました。渓流ではなく近所の多摩川でオイカワを釣ってます。

テンカラ釣りとは?

「テンカラ釣り」は日本古来の毛鉤(けばり)を使った釣りのスタイル。
毛鉤をポイントに投げ込むために糸の重さを利用した独特のキャスト(仕掛けをポイントに投げること)をするのが特徴で、イギリス発祥の「フライフィッシング」と少し似てますが、テンカラではリールは使いません。

同じマス類の魚を釣るため、毛鉤釣りを使った共通点の多い釣りが日本と西洋で独自に生まれていたのはとても興味深い歴史ですが、シンプルなテンカラは川幅の狭い渓流が多い日本ならではの釣法で、フライフィッシングに比べると道具も非常にシンプル。

竿と糸と毛鉤だけ、これでほぼ道具一式

テンカラ釣りとフライフィッシングの類似点、相違点についてはWikipediaなどもご覧くださいませ。
テンカラ釣り - Wikipedia
フライ・フィッシング - Wikipedia

フライはかつて少し経験があったものの、覚えたのはまだ免許も持ってない10代の頃だったのでそこまで頻繁に自然渓流に通うような経験もないまま、バス釣りや音楽の方が面白くなってフェードアウト。毛鉤を使った釣りは本当に久しぶりのことです。

本来は渓流でイワナやヤマメなどの渓流魚を狙う釣法ですが、昨年多摩川でルアー釣りをしていた際にオイカワをテンカラで釣っている人を見かけて興味を持ちました。
山に行くのも好きですしテンカラを覚えておけば、そのうち何処かで役に立つかもしれません!?

気になっていたテンカラ竿を手に入れた

新しい趣味を始める際はやはりテンションの上がる道具から!?ということで、1年前から気になっていたテンカラ用の釣り竿を買ってみることにしました。

アウトドアショップのWILD1が出している「JOINTER SPROUT(ジョインター スプラウト)」という入門用のテンカラ竿。カラバリも豊富で面白いなと思っていたのでした。昨年興味を持ったタイミングでは完売していたのですが、いつの間に再入荷していたので手に入れてみました。

このモデルに限らず、テンカラ竿は比較的手頃な価格から用意されています(Amazonだと5000円位からあるようです)。専用竿でなくとも3m前後の短めの軽い渓流竿(延べ竿)ならば、テンカラ用に流用できそうです。キャストを繰り返す釣りなので、テンカラ用でない竿の場合はグリップテープ等を巻いて握りやすくすると良さそうです。

何もわからないところから手探りで進むのが面白い

テンカラの毛鉤とフライフィッシングで使われる毛鉤は元々は違うものだったようですが、現在は入手の容易な西洋毛鉤のフライをテンカラで使う人も多いようです。

フライは少しだけ手持ちが多少あったのと、オイカワはヤマメやイワナといった渓魚よりもかなり小さい魚なので、小さめのフライ(#18〜#20といったサイズ)を用意しました。

手前側にあるのがオイカワで使っているフライ

フライ同様に自分で毛鉤を巻く(フライタイイング)する人も多いようですが、オイカワ釣りで使うフライはとても小さく、作るのも難しそうなので(?)タイイングは渓流魚を釣るようになってからで良いでしょう……。

ラインシステムは釣り友である写真家 二神くんの話を参考に、レベルラインとハリスを用意しました。

銀鱗、40年ぶりに買った。懐かしい!

道具や仕掛けについてはネットの情報も少し参考にしましたが(ラインとハリスの長さの目安など)、なるべく最初から情報を入れ過ぎずにやろうと思いスタートしました。オイカワを釣った経験は子供の頃にありますし、ルアーやフライもやっていたので、そんな自分の経験を頼りに試行錯誤するのも楽しそうだなと。

最初は見事にボウズ、1匹釣って見えてきたもの

実際は行けばすぐに釣れるでしょうと思ってたものの、ちょっと甘かった。揃えた道具を持って近所の多摩川に出かけてみたものの、初回は見事にボウズ(1匹も釣れないこと)を食らってしまいました。

釣れなくても川で見るマジックアワーはきれい

初めはテンカラ竿でのキャストもよく分からずに竿を振っていたのと、毛鉤が見えないと何を頼りにアタリを取れば良いのか分からなかったり、そもそもそこに魚が居るのか自信を持てなかったり……。
2回目から少し行動範囲を広げて色々試していると、なんとか最初の1匹をゲット。オイカワのメスでした。

その際の状況を再現しようと試みているうちに2匹目を釣ることができ、そこから少しずつ見えてきました。
それからは川に行けばなんとかオイカワの顔を見ることができていますが、まだ思い通りに数釣りができる感じでもありません。

婚姻色の美しいオスのオイカワが釣れると嬉しい

平均サイズは手のひらより小さいオイカワなので引きを楽しむような釣りではありませんが、オスで15cm近くなると多少小気味良い引きを楽しませてくれます。あとうっかりトロ場などを狙っていると、鯉が毛鉤を食べてしまったりしてめちゃくちゃ引くのでそれはそれで楽しいです(笑)

20cm位のスモールマウスバスとかテンカラタックルで釣ったらかなり楽しそうですが、まだ釣れたことはありません。

オイカワテンカラ初心者の知見メモ

多摩川のオイカワをテンカラで釣り始めてから、気付いたことなどのメモ。間違い、勘違いなどもあるかもしれませんが、こうやって釣り場や帰ってきてから色々と考えたり試行錯誤することも釣りの楽しさなんですよね。

  • テンカラは基本サイトフィッシング
    • これはまあそうだろうな、と思ってましたが水面の毛鉤が見えてないと釣れない。魚が水面の毛鉤を食った瞬間を見てアワセないとフッキングもしない。向こうアワセで釣れる釣りではなさそう(たまに釣れる)。でも、トップウォーターの釣りは小魚とはいえドキドキして楽しい。
    • 今はとにかく毛鉤の視認性が命なので、白っぽいフライばかり使ってます(笑)
    • 渓流だと瀬や淵も多く、常に毛鉤が見える訳ではなさそうだけど、その場合はどうするのだろう? ラインを張ることでアタリが取れるのか…… オイカワも瀬で釣れる魚なので試してみたい。
  • 毛鉤が沈むと釣れる気がしない
    • 相手がオイカワなので小さなフライ(#18〜#20)を使っているせいか、しばらくすると毛鉤が濡れて水面に浮かなくなってしまいます。サイトの釣りなので、毛鉤が見えないと釣れる気がしません。ごくまれに毛鉤を回収しようと思ったら小さいオイカワがすっ飛んできます。
  • キャストはバック8:フォワード2のイメージ
    • 最初はなかなかラインや毛鉤が真っ直ぐ飛ばずに苦労しましたが(フライラインとはまったくラインの重さが違う)、キャストの全行程でビシビシとムチのように振り回すのでなく、バックキャストをビシッと鋭く行い、返す刀でふんわり毛鉤を前に流すと良い感じで糸が真っ直ぐに伸びて行く。というか水面にリーダーを叩きつけるようにしてしまうとその勢いで毛鉤が沈むので、フォワードは水面にやさしく置くイメージ。間違いなくフライキャストよりは自己流でそこそこ釣りになります!?
    • キャスト時の糸の動きは、横向きに糸を振って確認すると比較的分かりやすい。


  • 毛鉤が沈むようになったら前後の素振りで水気を切る?
    • 毛鉤が水を含むとなかなか浮かなくなるので、そんなときはフライフィッシングの要領で前後にキャスト動作を繰り返すと、水が切れて毛鉤が浮きやすくなる気がする。
    • それでもダメなときは一旦毛鉤を手に取って水を拭き取ったり、フロータントをスプレーしてます。フロータントを忘れると家に帰りたくなる(笑)
  • リーダーはフロロかナイロンか?
    • リーダーをフロロカーボンからナイロンにしたら毛鉤が浮きやすくなるかと思ったけど、0.6号ではあまり効果の差は感じられず。逆にこの細さだとナイロンはコシがなさすぎてちょっと使いにくいかも。魚に見切られない限り、少し太い(0.8号くらい)のフロロが使いやすそう。もう少し色々と試してみます。
  • 風にはめっぽう弱いテンカラ
    • 渓流と違って中流域は風の通り道になりやすいので、強い向かい風が吹いてしまうとテンカラキャストはアウト。風を避けられる場所に逃げるか、諦めて別の釣りをします(毛鉤をトレーラーにしたルアーオイカワにも挑戦中)。この週末は台風で釣りにならないと思うので(危険ですし)テンカラはお休みします。
  • 夕マズメより朝マズメ
    • 毛鉤は水面の虫を模しているので、川虫(カゲロウやトビケラの幼虫)が羽化する朝夕がベストなタイミングとされてますが、オイカワもその傾向がありそう。そもそもこの時期は真っ昼間に釣りする気になりませんが、日が昇って8時を過ぎるとアタリが目に見えて少なくなります(フッキングしない小魚のアタリばかりに……)。
    • 当初は16時頃から日没まで釣りをすることが多かったですが、水面の毛鉤を見る釣りなので光量が徐々に落ちていく中、小さなフライを見るのは結構キツい。朝は水面の反射も控えめで毛鉤も見やすいですし、夕方より朝の方が風も穏やかなことが多くテンカラで釣りやすい条件が揃ってます。


  • 毛鉤を結ぶのがこんな大変だなんて……
    • #18〜#20なんて小さなサイズの毛鉤(フライ)を使うのが初めてということもありますが、リーダーに毛鉤を結ぶのがかなり厳しい。ライン同士のノット(結束)よりもフックのアイ(穴)に糸を通す作業。やはり老眼が来ているのか、本当にアイが見えない。


    • 小さなフライを結ぶのでなるべく近距離で見たいのですが、近距離のピントがやはり弱くなっているのか「昔ってこんな苦労してたっけ?」と最初は愕然としました。でも本当にお裁縫の針に糸を通す方がよっぽど簡単。
    • フライのようにフィールドで何度もフライを付け替える釣りではないので、そこまで苦労はしていませんが、リーダーに結び目ができたりして毛鉤を結びかえる際は、一度岸に上がって石などに座ってじっくり取り組みます。
    • 今までラインもPE以外はほぼ歯で切ってきましたが、歯で切ると切断面が少し潰れてアイに通りにくくなるので、ラインクリッパー(爪切り等)は必須。あとはアイが毛鉤の材で塞がっているといくらやってもダメなので、安全ピンでアイの部分をホジホジ。
    • ……と、当初は毛鉤を結ぶのに結構手こずっていたのですが、やはり何度もフィールドに出て結んでいるうちに結構慣れてしまいました。完全に穴が見えてなくても、意外となんとかなるものです!?
最初から毛鉤を結んだ仕掛けを作っておくなど